自分が母子家庭でそんなに裕福ではなかったのをいっつも見下してる感じだった。
しかも、生まれつき髪の色が明るめなのに染めてるって怒られ、否定しても信じてもらえなかった。























自分が母子家庭でそんなに裕福ではなかったのをいっつも見下してる感じだった。
しかも、生まれつき髪の色が明るめなのに染めてるって怒られ、否定しても信じてもらえなかった。
私は女なので暴力は無理
どうしようかと考えていたときに大事にしていた物の数々を壊されてきたのを思い出したので、自分も同じことをすることにした
婚約こそしていなかったものの、結婚も視野に入れていて、彼が家族に私を紹介したいと言うので、彼の実家に行った
和やかに挨拶を済ませ、席に着こうとしたとき、彼が突然大きな声で「父さん、母さん、先に言っとかなくちゃいけないことがあるんだ!」と言った
何?と思ってると「彼女は…、彼女は母子家庭育ちなんだ!」
…え?というような、微妙な空気になった
彼のお母さんが困ったように、「あ、お父様、お亡くなりになられてるのね…」と言うので、「まあ、私が社会人になった後ですけどね…」と答えた
彼のお父さんは彼に向かって
「…それは母子家庭とは言わないんじゃないか?」
「いや、仮に母子家庭だとしても我々は何も気にしませんが…」
と慌ててフォローをしてくれた
そして、何とかおかしくなった空気を和やかなものにして、楽しく過ごすことができた
私の生家は、私が幼稚園ぐらいまでは父親がおらず、母子家庭だった。
その後、父親がともに暮らすようになった。
小学生の頃は「(母親も働いていたため)転勤で一緒に暮らせなくなったが
父親が決心して仕事を変わったので暮らせるようになった」と言われていた。
父親側の親戚との交流がなかったのは疑問に感じていたりもしたが、父方祖父母は既に亡くなっており
遠方の父方伯父以外の親戚はいないと説明されていた。
私の夫は高校時代に父を亡くし、それから母子家庭で生きてきた。
私と夫が出会った時はお互い20代。
週末には母親を毎週車でスーパーに送迎し、買い物に付き合い、母を常にいたわる日常。
母の日や母の誕生祝いを欠かさない人だった。