友達であるA(女性)は交友関係が広くて、友達に友達を紹介したりして、友達の出会いの場を作ってくれていた。
そうやって皆の出会いの場を作ってくれるAは皆から慕われていたけれど、本人は長いこと誰かと付き合っている様子はなかった。
そんなAが婚約したのは、数ヶ月前のこと。
Aの大勢の友達が集まってパーティーを開催し、その時に婚約者の方を紹介してもらった。
その婚約者の方は、職業も容姿もハイスペックな方だった。少し話した印象もなかなか良い方。
集まった皆はAを祝福していたけど、そうでない人も何人かいた。
それが、Aを介して知り合った男性と婚約したB含む、数人の女性。
Aは友人同士を紹介していたけど、婚約者のことは誰にも紹介していなかった。
そのことでB含む女性陣は「Aは友達にどうでもいい男ばかり斡旋し、本命のハイスペックは自分が独占した」と思ったようだ。
A婚約者とLINEを交換したBは、婚約者の方にAの良くないところや、食事の誘いなどのメッセージを送っていたらしい。
A婚約者はAにそれを伝え、BはAに友やめされる。
更にAはB婚約者にBの所業を伝え、Bは婚約破棄された。
友人ネットワークでこのことがあっという間に知れ渡ったんだけれど、何人かの友達がBに同情し、Aを非難していた。
Aを非難した友達はAの友人の集まりから外されることになった。
これで終わりだと思っていた。
その男性達はAと友達になって1年以上の仲。
つまりAはA婚約者だけでなくて他のハイスペック男性のこともずっと紹介していなかったことになる。
しかしBのように怒る友達はおらず、むしろ友達のネットワークが広がった分、皆喜んでいた。
私や、Aを通して今の旦那さんと知り合ったCは「もう少し結婚遅らせていればねーw」なんて冗談も言ったりしていたが、やはり現旦那が1番いいねという結論だった。
けど、どこからかそれを聞きつけたBが怒り狂った。
「Aばっかりずるい! 私にもハイスペック男を紹介しろ!」と、仕事帰りのAに掴みかかったらしい。
Aは助けてと叫びながら何とか逃げ出したけど、Bはまた来るかもしれないとgkbr
A婚約者はすぐに対策を取り、ゆっくり決めている段階だった新居をすぐに決定&引越し。
次にAの職場まで、通勤&退勤時はがっちりガード。
これでAに被害が及ぶ危険性は減った…と思ったら、Bは友達グループのDの元へ行き(同じ友達グループなら、ハイスペック男性達とも知り合っただろうから紹介しろということで)、口論になりDに怪我をさせた。
DはBのことを警察に訴えたが、Bは初犯ということで大した罪にはならなかった。
しかしBに同情的だった友人らも今回のことでBに愛想を尽かしたらしい。
修羅場がこれで終わればいいんだけど、Bがまた誰かの元に現れるのではないかと仲間内でgkbrしている。
100歩譲ってAに対して不満を持つ気持ちはわかるとしても、紹介してもらう身で図々しいな…と思った。
友達の紹介で付き合うとか良くある事だけどさ、結構リスクあると思うんだよね。
大事な友人限定とかにした方がいいんじゃないかな。