同僚「何の用だよ俺!」「!娘さん?」「なんこれ?おい!なにしてんのよ!」
機関銃の如く罵声を浴びせてくれちゃう元ヤン
娘さん「あそびにきt」びゃーって泣いちゃった
同僚に俺蹴られる。いいのを数発いただいた。
娘さん「ちがうのぉー」
説明したらわかってくれた同僚
同僚「ちゃんと先に話せ」
俺「ちゃんと先に聞け」
が、誰もいない。電話しても出ない
夜中にようやくオーナー夫妻が各々の不倫相手と別々に帰宅…
二人に店に降りて来てもらい、今日の出来事を話した。
細かい内容は俺がエキサイトし過ぎて余り覚えていない。
要点を書くとこうだ
夫妻でなすりつけ合い
不倫相互認識
離婚は体裁が悪い
娘さんの従姉妹が高学歴(知るか)
子供は親の言う事を聞いていればいい
好き勝手言っているので静かに相槌入れさせないように俺は喋った
「ジサツしようとした我が子の心配より体裁だ何だのとよく言えますね。この家に娘さんは帰りたくないと言っています。その気持ちはよくわかります。今同僚の家に娘さんはいるのでご自身で娘さんの声を聞いて下さい」
電話に出た同僚に端的に説明する
同僚「娘さんに話すからこのまま待って」
俺「わかった」
少しして
娘さん「どうすれば…何話せば…」
俺「今日俺に言った事を言ってみな」
娘さん「わかった。でも行くとこない…」
俺「俺と同僚がなんとでもするよ」
同僚巻き込み完了
オ「何してるんだ早く帰って来なさい!」
俺 床ドン「話を聞いて下さい!」
渋々話を聞き始める
オ「…」ぐぬぬだった
ママに無言で代わる
ママ「どうしたの?ちゃんと話そ。ね?ね?」
ママもぐぬぬだった
ママ「勝手にしなさい!」
キーってこの時初めて聞いた。
しばらく娘さんはうちと同僚宅で預かることになった。
条件は俺が店を辞めない事
それだけだった。
未成年者なので預ける旨の一筆をもらい、引き上げた。
同僚宅では4人暮らしは厳しいので俺宅で泊まってくれんかとの事…
娘さん「大学行ってる時は同僚さんちで、仕事中は旦那さんと子供と待ってるよ」
同僚「じゃそういことで〜」
なにこの予定調和
大筋は娘さんと同僚で決めていたんですって。
旦那さんも育児所代が浮くし、面倒見てくれるのでwinwinだって
なんか娘さんが笑っていたので良しとした。
結局、この日から中学卒業まで同居生活が始まります。
中学は公立へ転校しました。
地元の友人と楽しくやってました。たまに俺宅が中学生だらけで、俺が外で暇潰す事も。
娘さんの中学も理解をしてくれ、父兄参観に俺が行ったりもした。なにより担任の先生が事情をよく理解してくれ、協力してくれた。
ママとのアフター同行はなくなったが改める気配もないし
娘さんの事も聞いてくる気配もない。
俺はこの状況が続くのは良くないと思い、
娘さんの様子をまとめた日記のようなものを書いて店の書類をまとめてある棚に忍ばせた。
仕事前にそれを書いてを繰り返していた。
日記を始めて一年弱後、ママから呼び出された。
日記を毎日楽しみにしていた事、オーナーと別れて娘二人と暮らすことを考えている、
もちろん不倫は俺と話す前に終わらせた。何より娘さんの顔が見たい。
ママには娘さんの様子を見てこの事を話してみると約束し、後日娘さんに伝えてみた。
俺「…ってお母さん言ってたよ」
娘さん「信じられない」
俺「そうだよな。俺もそう感じた。でもお母さんは真剣だったよ」
娘さん「そっ」ちょっと嬉しそう
俺「一回話してみたら」
娘さん「考えとく」
ママとボックス席で話してもらった。
俺は席を外していたが、ボックス席から二人の泣き声が聞こえてきた。
見ると抱き合っていたので俺は店の外に出た。
一年以上続いた同居生活もようやく終わるなーって感慨深かった。
話が終わって娘さんが内階段で上階に上がって行った。
カウンターでオロオロしていると、ママに呼ばれた。
ママ「今まで本当にありがとうございました」
俺「いえいえ、で娘さんは…」
ママ「あのね、男女の仲になっていないんだって?」
俺「はぁ…って中学生ですよ!」
ママ「その点もありがとうね」
俺「いえ」童貞にはそんな高等技繰り出せない。
ママ「それでね、引き続きお願いできないかな?」
俺「何をですか?」
ママ「預かって欲しいの」
俺「娘さんは何と言っているんですか?」
ママ「娘からよ」「中学卒業とあなたの大学卒業同じ年でしょう。それまで一緒に住みたいんだって」
俺「その後はどうするんですか?」
ママ「それまでに店を引き継いでくれる人を探して離婚します。娘と私は私の実家に移ります。」
思った以上の効果が日記にはあった様で、思惑とは少し違うが一歩前進しました。
気付いていましたが無視していました。
先生方や周りが理解してくれているのは、この頑なさがあったからだと思う。
まー童貞ですしそんなのどーしたらいいのかわからなかったが正解。
時は過ぎて10月頃、翌年3月に二人共学校を卒業する。同居も卒業だ。
これ書くのに2ヶ月以上かかってます。
意外と大変だけど、ぼちぼち書かせてもらいます
気長に待ってるから焦らず書け。
ズコーの人もありがとう
コテは調べてきます。
時は過ぎて10月頃、翌年3月に二人共学校を卒業する。同居も卒業だ。
娘さんはママの実家近くの高校へ進路を絞っていた。
俺はとあるスポーツを職業にする為、渡米を予定していた。
お別れが近づいてきている。
娘さん「アメリカかぁ…英語喋れたっけ?」
俺「なんとかなるんでない?」
娘さん「寂しくないの?」
俺「ないんでない?」
娘さん「相手にされないよ」
俺「かも知れんね」
娘さん「わたし待たないよ」
俺「待て」
娘さん「いやだ」
俺「待て待て、誰が待てなんて言った」
娘さん「さーね」
同居残り数ヶ月、同じような事を喋りあっていました。
と言いたいけど文才ないのでそんな難しい事はできないです
当時のアパートは2K。
俺が居間にベッドを置いて寝起きし、娘さんには個室をあてがっていた。
当然、別々に寝ていた。
同居残り数週間くらいの夜中に事は起こった。
すすり泣く声が聞こえて娘さんの部屋を見に行くと
寝ながら泣いていました。
ゆすって声を掛けても起きないので、しばらくベッド横の椅子で静観していました。
落ち着いたようなので自分のベッドに戻り、うとうとしていた時でした
ドアの開く音が聞こえ、娘さんがベッドにドンと座り布団に入ってきた。
俺「うあnどしたぁ?」変な声だったと思う
娘さん「寒い」
こんな事一回もなかったのであわてまくった
俺はあせりまくって汗ダラダラだった。
俺「暖房入れようか?」
娘さん「」
俺「湯たんぽする?」
娘さん「」
俺「毛布出そ」
娘さん「うるさい」すみません
すぐに寝息を立てて寝始めた娘さん。
俺は寝れなかった。
翌日何もなかったかの様に娘さんは普通でした。
でも翌日から一緒に寝始めました。
童貞には厳しい夜が始まります。