俺は中学の頃に不良に殴られたり蹴られたりされて
常に傷作りながら学校生活を送っていたのだが
とくにかくそれが嫌で県外の高校いって
親元はなれて頑張る生活おくってて
土建業に就職することになった
仕事と寝るかの生活を数年送って仕事やめて
俺は実家へ戻り独立することにした
仕事はびっくりするぐらい順調で
数年でその地区の業界で有名な会社になったわけだが
下請けの会社の代表が
中学の頃に俺をいじめていた不良だった
中卒で土建業に飛び込んで成功したような
この業界ではよくあるパターンだ
とはいうものの10年以上たってるし、
復讐というよりは興味が湧いたので接触してみることにした
こっちは仕事を不良に回す役割なので
向こうにとっては一つの生命線でもあり、
気まずそうに丁重に俺を扱ってくれた
不良にも家庭はあるし復讐しようっていう気持ちを抑えて
いいお付き合いをしていたんだけど
(というより俺が不良の会社切っても
別に潰れたりはしないのはわかってたってのもある)
385:本当にあった怖い名無し 2011/08/05(金) 04:18:04.70 ID:qt7p2fbH0
うちはあまり地震がくる土地ではなかったが
東北の工場がストップしたり
東北で建材需要が急激上がったので
こっちに建材がまわってこなくなって仕事が激減した
これで潰れた会社はたくさんあったが
うちはなんとか大丈夫だったけど
不良の会社は風前の灯だった
なぜそれがわかったのかというと
業界のことなので伝わらないかもしれないですが
私の会社が不良の会社に儲け分のお金を送るのですが
まだ送る日でもないのに
まだかまだかと必死に言うものだから
金がやばいんだと思ってたのと
仕事を回せる会社が俺の会社以外にないんだと確信した
ふとこのまま仕事をコイツに回さなけりゃ潰れるんじゃ?
って思ってしまった
俺はそれをやってしまった
しばらくするとコンビニの駐車場の傍らに
ヒゲを生やして酒を飲んでいるソイツを見て
いい気味だなぁって思った…
それからしばらくそいつを見なかった
最近になって仕事仲間から
どうしているのかという情報が得られた
会社は潰れて自己破産で離婚して
買ったばかりのデカイ家のローンは払えずで追い出されて
その後は誰も行方がわからないそうだ
まだちっさい子供がいるのに可哀想に…っと
仕事仲間と哀れむんだけど
というより俺だけで復讐が成就したというよりは
運が味方したと思う
ちなみにその不良は周りでもちょっと問題おこして
嫌われてたってのもあった
まぁなんともいえない爽快感でした
また地元に帰ってくるってすごいな。
相当努力して自信持てなきゃ、
そういう奴がいるってわかってる場所に帰ってこれないよ。
不良は遅かれ早かれ落ちぶれてく運命だったんだな。
運がよかったのかなぁ
たまたま実家の地区の地価が上がるのがわかったので
それに一番で乗ったような感じ
本当に >>385が
仕事を回さなかったから潰れたんなら復讐オメだが。
なんというかこの仕事は
人のツテとか繋がりと信用で成り立ってる
何百万、何千万っていう単位で動くから
銀行も密接に関わってくるんだけども
ソイツは集金遅れたりちょっと
お金に関していい加減なところがあったから
若干煙たがられてたかなぁ
不景気のあおりでそんな余裕がないのに
誰も信用のない人に莫大なお金なんてかけられないからねぇ
実質うちの会社しかそこに仕事まわせてなかったとおもう