もう20年以上前のこと、うちの田んぼに男女4人が乗った乗用車が落っこちた。
時期はまさに今頃だったと思う、当然両親も祖母も大激怒して賠償だのなんだのと揉めていた。
ある日、その車に乗っていた男女のうち二人が謝罪に訪れた。
菓子折を出したりして殊勝な態度だったらしい(母談)。子供だった自分は何も知らず、珍しいお菓子を貰えて
満足だったぐらいしか覚えていない。
賠償もなく、菓子折と謝罪で「誠意を見せてもらったからそれでいい」と、事実上の泣き寝入りだったらしい。
その田んぼが使えなくなったのはその年だけでなく、乗用車からガソリンが流出して染みこんでしまったので
田んぼ自体を埋め立ててしまって空き地にしてしまった。それについても、相手には何も言わなかったらしい。
当時はまだ幼かったのでよく解らなかったが、その後社会人になった頃、「そういえばあんなことあったね」と
話題に乗せたら、父は黙り込み、母は「あれはねぇ・・・宗教の人だったからね」とぽつりと呟いた。
それっきり、我が家ではなんとなくその話題はタブーとなってしまった。
近所の噂から妄想するに、謝罪に来た連中が逆に怪しげな宗教を布教しようとして、両親ともども「これは
相手にしたらヤバイ」と思ったがゆえの泣き寝入りだったらしい。
いったいなんの宗教だったのか、は教えて貰えないまま。
ちなみに、埋め立てた田んぼは、その後宅地として売れたのが不幸中の幸い?かも。
それは怖い話だな
なんていうか、じわっとくる怖さ?みたいなのを感じたんだよね・・・
当時の両親や関係者にとっては、田んぼ一枚分の収入をフイにしたわけだし、充分修羅場だったかなと。想像ですが。
それで思い出した。
修羅場ではないかも。
当時、私はその本拠地の近くに住んでいた。
騒がれる前から、白装束で夜中に歩く軍団がいたりで地元ではいい顔されなかった。
変な噂もあった。
デカイ焼却炉があって、人を焼いてる。その灰はその辺の山に捨てるんだ、と。
異臭はしてたしね。
ある日、白装束と通りがかりの車が言い争いになった。原因はわからん。
見ていた人によると、そのまま本拠地に連れていかれたそうだ。
車は放置。何年もそのままになってた。
こどもたちの間では「消されたな」と噂になった。
しばらくの間、夜間外出禁止が住民の間では暗黙の了解になった。
それから何年かたってマスコミが大騒ぎする事件。
「ああ、やっぱりな。噂は本当だったんだ」と思った。
当時小学生だった自分には怖すぎる団体だった。
どっちにしてもイヤですけどw
>>366
うひぃぃぃぃぃ(‘A`)