今は何事もないですが、やはり理解できない存在とはもう二度と関わりたくないです。
一応kwskねがう、
フェイクを入れるので少々矛盾するところもあるかもしれません。
小学校低学年の息子が捨て犬を拾ったのを切っ掛けに、その犬を家族として迎え入れることに。
しかし恥ずかしながら私も夫も犬と暮らした経験なし。そこで犬好き一家に嫁いだ姉に相談したところ、それならばと中学生で比較的時間に自由の利く姪が週三でレクチャーしに来てくれることに。
しつけ方、散歩の仕方、予防接種のことなどギッチリ家族全員仕込まれ、犬の方も噛み癖が収まり、息子が一人で散歩に行けるようにもなりました。
そのお祝いにと姪は息子にある会社製のリードや首輪、タグ(迷子札のようなもの)をプレゼントしてくれ、息子も喜んでそれを付けて犬の散歩に出かけていました。
ここまでが前提です。
Aも犬(小型犬。しつけ一切なし)を連れており、はじめは散歩途中の息子に親しげに話しかけてきて、犬をほめてくれたそうです。
しかし日を追うごとに怪しさが滲み出てきました。息子から聞いたので想像が入りますが、
「ふうん、雑種なのね。それに比べうちの○○ちゃんは(以下血統書自慢)」
「地味な首輪とリードね、どこで買ったのお?」Aはキラキラゴテゴテリード
などなど息子もとても不愉快に思ったらしいのですが、もっと酷いのは、しつけられていない小型犬(当然なきわめいている)を手ひどく蹴ったりしたことだそう。あんなに血統書自慢してたのに。
「どうしてうちの子こんなにいうこと聞かないのかしら? もしかしてその首輪なんか特殊なんじゃ、ねえそれくれない?」
とかもう理解不能な理屈を並べ立てだすようにまで。わずか一週間でここまで変貌してくれました。
当然息子は「お姉ちゃん(姪)がお祝いにくれたものだからあげられない」と断ってダッシュで帰宅。その後は警戒して時間をずらしつつ散歩してました。
夏休みのことです。
夜中、二階の寝室で眠りこけている私と夫の元にけたたましい吠え声と、明らかに人間の女の叫び声が聞こえてきました。
飛び起きてリビングに下りると、そこには怯えている息子と飼い犬、そして姪とその愛犬(ドーベルマン、オス、三歳)がいて、威嚇する姪の犬の前にキャリーケースを携えたAがへたりこんでいるんです。
ちょうどそのとき夏休みを利用して姪とその愛犬が我が家に一週間のお泊りに来ていたんです。どうしても犬と一緒に寝ると言って聞かなかったので姪と息子、犬二匹でリビングに布団敷いて寝てました。
そこにAがしのびこんできたようです。
以下、Aの主張。
・私の家の犬の方が雑種のこんなの(うちの飼い犬)より優れているのにこっちのが聞き分けがいいだなんておかしい。
・革製のお高いリードなんか雑種に使うのなんておかしい。
・だからふたつとも私に寄越すべき。
・うちの犬がお前のところのと比べられてかわいそうだから慰謝料として他のものも寄越すべき。
とかなんとか、本当に逆にこちらが冷静にされそうなほど意味不明な主張をしてくれて、警察の方も困惑させていました。
Aは連れていかれるときもうちから盗んだらしいリードや首輪をぎっちり握りしめてました。
もともとA家族は近所からの評判もよろしくなく、今回の騒動で狭い田舎コミュニティーで完全に孤立したために、引っ越していきました。
あのとき姪や、その愛犬がいてくれなかったらと思うと本当にぞっとします。
キチママって人の物欲しがる奴多いよな。