小学校低学年くらいの時、凄い霊感が強かったみたいで
でも小さかったから、それは自分以外の人にも当たり前に見えてるもの、
見えてるけど皆話さないんだなーって不思議に思ってたんだ。
で、家が割と田舎だから、すぐ近所に小川があったりとかして、
その頃の暮らしぶりって言ったら野生児そのもの。
毎日のように小川まで遊びに行ってある人と会ってた。
まあそれが幽霊だったんだけどwww
格好は武士?みたいな感じで、袴穿いてて。
最初は話しかけられたことに少なからず驚いてたけど、
二、三日経ってからはもう気にしてなかったらしい。
私が小学校の話して、相手は頷くだけ、みたいな。
絶対に言葉は発しなかった。
ある日親にその話をしたら凄い怖い顔で
もうその場所に行くのは止めろって言われた。
なんかおかしいな、って思って友達にも話してみたんだけど、
逆に私が気持ち悪がられる始末。
それでやっと「ああ、皆には見えてないんだ」って思うのと同時に
「じゃああの人誰?幽霊?」ってなって、今まで幽霊と話してたんだ、
っていう実感が急に湧いて来てさ。
その人に会うどころか、小川に行くこと自体が怖くなった。
で、そのままずっと会わないまま。
その人に一日あったことを報告するのが日課になってたから、
最初のうちは少し寂しかった。
婆ちゃんと夕方くらいに散歩してたら、五年ぶりくらいに小川に行こうって流れになった。
その時は幽霊の事なんて忘れてたし、軽いノリで行ったんだけど。
近付いた時にあの人が見えたんだ。
いつも話してた辺りに立って、きょろきょろ周りを見回して、
何かを探してるみたいだった。
「もしかして探されてる?」って思った瞬間目が合って、
前と変わらない表情で微笑まれた時、なんだか申し訳なくなって
その場から走り去った。ごめん婆ちゃん。
そりゃ一年も二年も毎日来てた人が突然来なくなったら驚くよなあ。
でもやっぱりちょっと怖かったから、今まで以上に川に行くことを避けた。
それでまた何年か経って、高校生になって大学受験して合格して、
成人式に出席して、友達と家で酒飲んで馬鹿騒ぎした。
で、トイレに行こうと思って縁側通った時に変な声が聞こえたんだ。
「大きくなったなぁ、時間の流れは早いなぁ」って。
びっくりして見まわしてみるけどもちろん誰もいない。
でもなんか呼ばれたような気がして、取りあえず走った。
目的地とかは全然考えないまま、それこそ本能のままって感じで。
無我夢中で走り続けて、汗だくで、ちょっと意識もうろうとしてきたときに
我に返ると、そこはあの小川。
まさか、って思っていつも話をしていた場所に行ってみると、やっぱりいた。
むしろ懐かしさとかのほうが多かった気がする。
自分はちゃんと成長したのに、幽霊は昔のまま全く変わってなかった、
ってのも少しはあるんだろう。
なんか言わなきゃ、それより先に謝った方がいいのか!?
なんてことを考えていると、向こうから近寄ってきて
「待っている間、色々なことがあったのだぞ」
って言われた。なんかもう申し訳ないやら感動したやら、
色んな気持ちがぐちゃぐちゃになってさ、その場にしゃがみ込んで号泣。
多分顔面は人間のものじゃなかったと思うwwww
汚くてサーセンwwww
話しは飛んで、今現在になるんだけど。
実は来年結婚します。
都会に出て知り合った人で、割と長い間付き合ってました。
うちの親に挨拶しに来た時、報告の意味を兼ねて小川に寄りましたが
例の幽霊はもう居ませんでした。
結婚相手、私の旦那となる人ですが、その幽霊に凄く似ています。
穏やかで、どことなく古風な優しい人です。
長文乱文すいませんでした!
良い話ありが㌧。男かと思ってたけど、女性でしたかw
その幽霊さん、どこいっちゃったんだろうね。
きっと毎日あなたが来るの、楽しみになってきてたんだろうな。
でもずっとずっと大きくなるまで見守ってくれていたんだね。
結婚オメ!これからもずっと!幸せが続く呪いをかけておくよ。
ご結婚おめでとう!
末永くお幸せに!
良いお話をありがとうございました!
良い話をありがとう。
>>27
おめでとう!
おめでとう!
そして良い話をありがとう
あっちの世界とこっちの世界は時間の流れが一緒じゃないから
旦那さんと幽霊はもしかしたら近い魂の人かもね
もともと縁があったんだよ、きっと
お幸せに
再会後号泣して、その後が気になるkwsk!
私も旦那さんとその侍の幽霊さんは魂が近しい存在のような気がするよ。
お幸せに。
きっと可愛い>>27の成長を見てるうちに、
幽霊さんも成仏できる仏心を持ったのだと思われ。
いい人とのご縁も向こうで配慮してくれるよう、神仏様にお願いしてくれたのかも。
いつか、その旦那さんが将来何か間違いを犯しそうになったら、
幽霊さんの父心でまた現れて、
「許さん!」ってバッサリ霊的指導wしてくれるかもww
お侍さまが守ってくれてるお嫁さんは強いぞうww
それは私も気になった。
だけど、さすがに「武士だから」、細かいことは言わなかったんじゃないのかなあ。
本当は小さくて純真な友達がまた来てくれるのを心から待っていて、
来なくなって切なかった、なんて泣きごとは絶対言わないだろうし。
まさかレスが付いているとは思ってなかったからびっくりしたww
後日談、といいますか、最近進展したことがありましたので
ご報告したいと思います。何だか長々とすいませんww
この前「旦那が例の幽霊に似てる」って書いたと思うんだけど、
最近ますます似てきた気がする。
昔は「あー、声が似てるな」程度だったんだけど、最近は
妙に記憶の中の幽霊と被ることが多くなったというか。
ちょっとした表情とか仕草とかが瓜二つ。
私の家に来た時になんかアルバム見ようか、って流れになって
旦那にアルバムを見せたんだけども。
アルバムめくってた旦那の手が、小学生くらい時のページで
ぴたっと止まってさ、「本当に大きくなったなぁ」って。
同じような声で同じようなこと言うもんだから、
「この人もしかして幽霊の生まれ変わりか何か?」って思ったよww
自分馬鹿www惚気サーセンwww
まあ報告はこれくらいかなー。
質問?的なのも来てたから、答えられるの答えるよ。
取りあえず私がびっくりする位酔ってたから、酒の勢いで
幽霊に抱きつこうとしたんだよね、確か。
でも幽霊だから触れなくて、当然身体貫通。
それが余計に寂しくてさらに号泣。悲惨だったよ。
マスカラ落ちて涙黒いし、幽霊のドン引きした顔が鮮明に思い出せるww
「年頃の娘がそんな泣き方するんじゃない!」って叱られたはず。
>>40
私にもよくわかんないけど、実際どうなんだろう。
でも幽霊は小学生の頃の私の友達の名前をまだ覚えてた。
毎日毎日話してたから当然と言えば当然か。
あと>>41の言うとおり、自分の事は全く話さない人だったよ。
打ち解けてからは自分の仕えてた城の話とかしてくれて、
子供心に「この人は凄い人なんだ!」って尊敬したのは覚えてる。
「私としゅくげんあげてね!」って言ったのも覚えてる。
どんな子供だよ…。
ちょっと思ったんだけど、私の話だけで大分スレ消費してるなあ…。
大丈夫なんだろうか。
それじゃあ中途半端だけど、ROMに戻ります。
仕えてる城がどこらへん、とか主君の名前とかはわからないのかな?
もしかしたら旦那さんのご先祖だったのかもしれないよ。
機会があったら旦那さんの家のルーツとか聞いてみたらいいかも。
なんだ>>44からプロポーズしてたんじゃないかw
サムライの霊は約束を果たすために成仏したのか?w
そのあと>>44と結婚できる時代に生まれてきたとか
だったらロマンチックだな
ちょwww
まずは結婚おめでとう
つかあんた自分からプロポーズしてたんかいw
死後の世界に時間感覚は無いらしいから
本当に旦那さんはお侍さんの生まれ変わりかもしれませんね
心霊現象が結んだ御縁ではありますが何はともあれお幸せに~
受けたww
きっとさ、旦那さんはリアル現実の人間なんだと思うけど
>「私としゅくげんあげてね!」
て昔言われたのと、(面食らっただろうなあw)
幽霊さんの前で逢わずにいた事をわびてビャンビャン泣いてくれたのが、とっても心に響いて、
『とりあえず今から生まれ変わったんじゃ遅すぎるから』w、
幽霊さんの子孫家系か幽霊さんと似た感性の持ち主を探して守護霊のようにその人に「ふっ憑いて」w
旦那さんになれるよう縁を取り繕ったとかw
旦那さんは旦那さんなのだと思う。
でも、そのかげであの幽霊さんが見守っている。
で、ときどき旦那さんに憑依して何か言うw
そんな感じなんじゃないかな。
>>43夫婦を頼もしい(侍だしw)人生の先人(幽霊だしw)が見守ってくれてるんだと思う。
お二人(と、幽霊一体w)の未来に幸よあれ。
早く孫の顔見せてやれww
孫フライングは武士道に背くかw
だけど、結婚前に一度は旦那になる予定の人の先祖代々のお墓参りをした方がいい。
これからそちらの家の嫁になります、よろしくお願いしますの挨拶は大事。
もしかしたら、幽霊さんち直系の家かもしれないしw
幽霊さんと親しくなれるくらい「あちら」の世界寄りの>>43だから、
旦那ご先祖様にも先に宜しく云っておくのが賢明かとw