そしたら「こんな田舎の大学じゃ田舎でしか就職できないのよね」などと言ったりしてた。
で、自分の息子は絶対に東京の大学にやるんだと言って、たくさん受けさせたけど落ちまくって、
悪いけど、聞いたことないような私立(調べたら偏差値40くらい)に入ったわけなんだ。
それでも叔母は「とにかく東京の大学だから田舎よりチャンスは多い」とポジティブだった。
息子(つまり俺のイトコ)は、某外食産業に就職が決まり、叔母は得意の絶頂だった。
テレビでCMも流している有名な会社だ。田舎のホテルなんかとは格が違うって。
イトコ本人は、あまりうれしそうにしていなかったけれど。
あんのじょうと言うべきか、イトコは半年ほどで退職してこっちに戻ってきた。
会社がブラックだったのか、イトコの根性が足りなさ過ぎたのかはわからない。
ともかく、親の世話で、こっちで再就職したんだが、ここもすぐに辞めてしまい、
そうなると辞め癖ってのがつくのか、バイトをしても続かない。
大学を出てから1年弱で、立派なニートができあがっていた。
最近、叔母はうちの母に「(俺の勤める)ホテルで雇ってくれないかしら?」などと言ってきたらしい。
「ホテルなら、あの子も務まると思うんだけど」とも言っていたらしい。
ふざけんな、バカ。たしかに特殊技能は必要ない仕事だけど、誰でもかれでもできるほど甘くねえよ。
それに、高い金払って東京の大学を出しといて、田舎のホテルになんか勤めさせる必要ないじゃん。
初期費用だけ出してやって東京に送り返したら、イヤでも働くようになるんじゃない?
乙。寄りかかられないように気をつけてな
「せっかく東京の大学出られたのに、何故こんな田舎で就職なさるんですか?」
と返しましょう
うちの親戚にもそういうおばさんいるんだけど
なんで先の話でどうなるかわからないことを自慢したりするのかね~
うちのおばさんも娘がうちの姉と同い年ということで何かと張り合うようなこと言ってた。
姉が短大でいとこが公立大学の教育学部に入ったらもう勝ち誇ったように
「あなたはいいわね~気楽で。うちの娘は先生になるからまだまだ勉強で大変なのよ~」
「あなたはすぐにお嫁さんに行ったらいいだけよね~うちはまだまだ忙しいからね~」
などなど・・・
教員免許取れたときなんて鬼の首取ったみたいな騒ぎだった。
しかしおばさんは知らなかったみたい。
教員免許取れても採用試験が難しくてなかなか通らないことを。
結局、採用試験にことごとく落ちてしまった。
おばさん、教員免許のときに大騒ぎした手前、娘が一般企業に就職なんて許せないし
恥ずかしいしで親戚の集まりにも出てこなくなった。
先のことはわからないんだからあまり自慢するのもどうかと思う。
そして自慢するんだったらその物事をよく熟知してから自慢したほうがいい。
教員採用のシステムを知らないで自慢するから、恥ずかしい目にあうんだよ・・・
それで思い出したんだけど、実家の近所に「リアル巨人の星」みたいなオジサンがいてさ、
息子に野球の特訓をしてたんだけど、その甲斐あってと言うべきか、息子は地元の私立に特待生で入ったんだ。
オジサン、うれしかったのはわかるんだけど、これでもうプロになったも同然みたいにはしゃいじゃってね、
「おまえら、今のうちにサインもらっとけよ」とかなんとか大威張りだった。
けっきょく息子君は3年の時にベンチ入りするのがやっとで、プロどころか野球で進学や就職も無理だったんだけどね。
叔母もそうだけど、こういう人って、なにか強い劣等感を抱えてるのかもしれないね。