ずっとそんな事を考えてたら、いつの間にか自宅に着いてました。 
すると彼女からメール着信。 

「今日はありがとうございました。とても楽しかったです。 
 また誘ってくださいね(はぁと)」 

おいおい、一体どうなってるんだよ? 
こうなったら行けるところまで進むしかないのか? 
たとえ美人局トラップでも全力で掛かる覚悟を決めました。

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1364486904/
223:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:33:38.09 ID:B2vOdpra0
というわけで2回目のデートは平日の夜。ドライブデートから一週間経ってません。
この時の俺、非常に前のめりの前傾姿勢。転びそうなくらい。でも全力プッシュです。
ちょっとオシャレ系の居酒屋で軽く飲みながらの食事。

仕入れたネタで一生懸命に話を盛り上げようと涙ぐましい努力。
とりあえず食い物ネタが多かったですかね。
彼女が興味を示せば「今度、食べに行こうよ」と言えますから。姑息です。

224:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:36:05.78 ID:B2vOdpra0
色々と手は尽くしたにもかかわらず特に何事もなく終了と。
盛り上げるための会話は頑張ったんですが、肝心のことが言えません。聞けません。
現在の彼氏とのことを聞きたくて仕方ないのに。

結局2軒目も行かずにあっさりと終わってしまいます。
ここで車でも高速1時間の距離が足かせに。

225:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:38:11.64 ID:B2vOdpra0
さて2回目のデートの後、彼女からの連絡がパッタリ途絶えてしまいます。
デートのお礼メールを送ってみたり、何気なくおやすみメールを送ってみたり
するんですけど反応ナシ。
そりゃ2回も続けてデートすれば彼氏にもバレるでしょうし、やっぱりダメかな
とか思うわけですわ。

226:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:39:31.14 ID:Mt/7NsGu0
反応無いのは辛いな…

227:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:41:32.50 ID:B2vOdpra0
>>226 辛いです。

所詮、間男。自分にそう言い聞かせてました。

そんな諦めモードの休日、俺は同期の披露宴に招待されてホテルへ。
正直、全然行きたくないんですがこれもつきあいなんで仕方なく参加。
何が悲しくて食べたくもない冷めた料理に3万も払わなきゃならんのでしょうね。

退屈なスピーチとつまらん余興が続く中、トイレに立ったついでにロビーで寛いでると
前方から見覚えのある顔……

なんと後輩さんが彼氏とその両親のような人と歩いてくるではないですか?!
ホテルスタッフが先導してることから、これは式場の下見というやつじゃないのか?

229:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:42:21.90 ID:S/Ojq3YO0
うわぁぁぁぁ

230:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:42:38.99 ID:Mt/7NsGu0
超展開(^p^)

231:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:43:29.17 ID:UQWNsULIO
>>227
な ん だ と

232:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:44:14.89 ID:B2vOdpra0
もうね、目が点。口はポカーン。

その場をやり過ごそうと思ったんですけど無意識にズバッと勢いよく立ち上がって
しまいました。
一瞬にしてロビー中の注目を浴びる俺。当然、彼女と彼氏もこちらを見ます。
これはマズイ。

234:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:46:10.32 ID:B2vOdpra0
俺は急いでトイレ方面へダッシュします。
彼女たちの視線を感じますがそちらへ目を向けることなく一目散。
個室に入ってガクブルしながら声を上げないようにヒックヒックと泣きましたよ。

その後のことはよく憶えてません。抜け殻でしたから。

236:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:48:10.98 ID:B2vOdpra0
ホテルでの遭遇から一週間。

悶々とした日々を過ごしてたところにメール着信。
話がしたいと彼女から。

238:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:50:44.02 ID:B2vOdpra0
正直、迷いました。会って今更なんの話かと。
言い訳なんて聞きたくないし、結婚の報告なんて絶対に聞きたくない。
だから返信をせずに放置してたんです。

そしたら音声着信。これも無視しました。というか何を言われるのかと
考えると怖くて電話に出ることができませんでした。

239:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:50:46.06 ID:UQWNsULIO
さっきからドリカムの
LOVE LOVE LOVEが頭から離れんですたい

240:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:52:00.41 ID:Mt/7NsGu0
なんだかドラマを見ているようだわ

241:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:52:49.00 ID:B2vOdpra0
>>239 オレはユーミンの卒業写真が流れてます

翌朝、またメール着信。

「あの公園で待ってます」

それだけのメッセージ。
日付も時間もなにも書いてない。いったいいつのことだよ?
また来年のホワイトデーにでも会おうとか言うんじゃないだろうな?
もし今日のことだったら平日で仕事あるし。

242:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:54:48.41 ID:UQWNsULIO
>>241
あなたはわたしの青春そのもの

まさに…そのままやんかいさ

243:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:57:08.40 ID:B2vOdpra0
>>242 泣けてきますよね。

朝から普通に仕事をするわけですが気になって仕方がない。
ついつい何度も携帯を取り出して見るわけです。
そしてとうとう我慢し切れなくなって、上司に早退を申し出るとあの公園へ向かうことに。
って、車を飛ばしても2時間以上かかるんですけどね。

でも、気になったまま放置したら同じことを繰り返すだけだと思ったんです。
せっかく恩師が作ってくれたワンチャンスなんですから。

白黒つけてやろうじゃないの!

244:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 01:58:05.66 ID:Mt/7NsGu0
キャー>>1さんカッコイー!!

245:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 01:59:37.86 ID:B2vOdpra0
>>244 実際は半べそだったんですけど

到着したのは夕方、ちょうど中坊の俺が彼女を夢中で撮影していた時間帯。
ところがその日は土砂降りの雨。いくらなんでもこんな中で待ってないよなぁ〜
と半信半疑ながら例の場所へ……

248:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:02:09.77 ID:B2vOdpra0
彼女は……公園の東屋に座ってました。
横殴りの雨の中、全身ずぶ濡れで。

「後輩さん! 何してるの!」

「ぅん……ぐすっ、ぐすっ……」

慌てて彼女を抱きかかえると、何も言わずに車へ押し込みます。
とりあえず服を替えて体を温めないと大変なことになると思って
気づいたら婆ちゃん家に向かってました。

250:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:04:47.65 ID:B2vOdpra0
婆ちゃん家に着くと唇が真っ青で蝋人形のようになっている彼女に風呂を勧める。
着替えは俺の古いスウェット上下があったのでそれを渡すことに。
肌着は……とりあえずナシで我慢してくれ。まさか婆ちゃんのモノを渡すわけには
いかないから。

251:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:06:15.29 ID:B2vOdpra0
彼女が風呂に入ってる間に婆ちゃんに事情を説明しました。
婆ちゃんは俺の説明を聞く前にもう台所に立って暖かい豚汁を作り始めてるし。
俺はその背中に向かって事情を説明するけど、聞いてるのか聞いてないのか
黙って料理を続けている。

252:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:08:54.73 ID:B2vOdpra0
風呂から上がった彼女は婆ちゃんに勧められて俯いたまま豚汁を食べてました。
体が暖まって落ち着いたのか、ポツポツと話し始める彼女。

それによると……

253:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:09:58.66 ID:Mt/7NsGu0
事情聞く前に豚汁つくりはじめちゃうなんて、婆ちゃんかっこいいな

256:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:12:28.81 ID:B2vOdpra0
>>253 婆ちゃんには頭が上がらんです。

俺との再会、そして2回のデートで自分の気持ちは俺側に傾いていたとか。
ところがそんな状態が現彼にバレないハズがなく問い詰められて事情を話したとのこと。
現彼は怒るどころか彼女の返事を待つことなく強引に結婚の段取りを進めていき
その勢いに流されるうちに式場の下見や衣装合わせまでしてしまったらしい。

260:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:14:31.03 ID:B2vOdpra0
そして、どんどん外堀を埋められて遂に式の日取りまで決まってしまい両家で
招待客の数合わせとか主賓を誰にお願いするかとか具体的な話になってきた。
そんな状況にとうとう堪らなくなって俺に連絡を取ったのが、あのメール。

そこまで話して俺の方を見つめる彼女……

264:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:16:05.50 ID:B2vOdpra0
ここで話を向けられても俺としてはどうしようもない。
決めるのは彼女本人だし。

長い沈黙……黙って座っているのが辛い……

267:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:18:11.36 ID:B2vOdpra0
そこにお茶菓子を持った婆ちゃん登場。
耳が遠いから二人の会話は聞こえてないと思ってたんだけど、しっかりと話に
ついてきているようだ。地獄耳だな。

婆 「おやおや、難しい顔をしてどうしたんだい? ちょいとお茶にしようかね」

272:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:20:48.19 ID:B2vOdpra0
気まずい雰囲気の二人を他所に平気で饅頭を頬張る婆ちゃん。
もうとっくに90歳近いのに元気だわ。

婆 「じゃあ、そろそろ寝ようかね。お嬢さんは婆といっしょでいいだろ?
   それから、お前は自分の部屋で寝ろ。一晩寝てよーく考えな」
俺 「いや、婆ちゃん、考えるって何をだよ……」

278:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:24:19.47 ID:B2vOdpra0
婆ちゃんは俺の質問に答えることなく、彼女の肩を優しく抱いて自分の部屋へ
戻っていきました。

また、婆ちゃんに助けられた気がします。
あのまま二人で黙っていても何も進まなかったと思いますから。

しばらくは居間でボーっとしてたけど、することがないんで自分の部屋に戻ることにした。
ベッドに横たわり天井を見つめていたら引き篭もってた頃のことが頭に浮かんできます。

279:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:25:58.77 ID:B2vOdpra0
あの頃もこうして毎日天井を見つめてたよな……
後輩さんがいなくなって辛くて、悲しくて、やるせなくて……
彼女ともう一度会いたい、話をしたい、笑顔を見たい、そして色んな場所へ行ってみたい
そんなことばかりを毎日毎日考えてました。

280:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:27:07.42 ID:B2vOdpra0
もう10年以上経ってるのに当時を思い出すと胸がきゅぅ〜っとなってくる。
そしてなんともいえない焦燥感が襲ってくるんだわ。
じっとしていると歯が浮いてくるような感覚。
この感じはまさに厨坊の俺が悩まされたあの感覚。

281:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:28:28.87 ID:B2vOdpra0
彼女が手の届かないところに行ってしまって体調まで崩した俺。
今、彼女が手の届くところどころか同じ屋根の下に居てくれるというのに。
いったい何が気に入らないと言うんだろう?
あれだけ会いたいと思ってた人に会えたのに……必死の願いが今、適ったのに
俺は何に拘ってるんだろう?

282:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:29:00.35 ID:VdnwIpvF0
すげぇ熱い!

283:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:29:31.01 ID:lfpV/kNG0
うぐぐ(´;ω;`)

284:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:30:11.17 ID:B2vOdpra0
そう思うと、いてもたってもいられなくなって気がついたら婆ちゃんの部屋の前に
立ってました。

そして声を掛けようと思ったら中から話し声が聞こえてくるわけです。

287:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:32:29.62 ID:B2vOdpra0
婆 「……そうかい、後輩さんはあの子のことを考えてくれてるんだね。
   ありがとうね」
彼女「でも……私、先輩に酷いことしてしまったのかと……だからもう
   嫌われてしまったんじゃないかと……」
婆 「大丈夫だよ。あの子は後輩さんのことが好きで堪らないんだよ。
   だから悩んでるんだと思うよ。あんなんだけど優しい子だからね」

291:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:34:23.03 ID:B2vOdpra0
俺は襖越しに声をかけることにしました。

俺 「あのさ……ちょっといいかな」
婆 「おやおや、そこに居たのかい。入って来るかい?」
俺 「いや、それはマズイでしょ」
彼女「……」

292:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:35:36.42 ID:B2vOdpra0
俺はさっきまで考えてたことを話すことにしました。
今、きちんと話さないと、また後悔すると思ったから。

俺 「あのさ、うまく言葉にできないんだけど……俺、中学の頃に後輩さんが居なくなって
   悲しかったんだよね。だから、後輩さんと再会できただけで凄く嬉しかったんだ。
   でも、もうそれだけじゃ満足できなくなってしまってさ……」

293:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:36:51.80 ID:B2vOdpra0
そこまで話した時に頭の中で何か急に映像が閃いたんだわ。
それは彼女に渡した写真。そして裏に書いた文字……
あの日、俺は顔を真っ赤にしながら一文字一文字丁寧に書いたんだよ。

『次に会えたらボクの彼女になってください』ってね。

もう厨二病全開。恥ずかし過ぎ。

294:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:37:25.73 ID:B2vOdpra0
俺 「あのさ、後輩さんに渡した写真って覚えてる?」
彼女「……はぃ……ちゃんと持ってます……」
俺 「その裏に書いた言葉も覚えてる?」
彼女「…………はぃ……」

295:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:38:05.33 ID:B2vOdpra0
俺 「会えたよね……」
彼女「はぃ……」

俺 「だったら……ボクの彼女になってください」

297:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:39:16.18 ID:tQjxNIod0
言えたじゃん!

298:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:39:17.01 ID:S/Ojq3YO0
ふぅぅぅぅぅぅ

299:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:39:19.64 ID:giMjQyqT0
きたあああああああああああああああああ

301:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:40:06.96 ID:B2vOdpra0
次の瞬間、襖が突然開いて彼女は泣きながら飛び出してくると俺に抱きついてきました。

彼女「先輩、先輩、私、ずっと不安で、先輩は私のことなんかもう忘れてるんじゃないかって。
   私は、私は……先輩が大好きですっ!」

308:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:42:22.19 ID:B2vOdpra0
婆ちゃんと一瞬目が合ったんですが、ニッコリ微笑むと背中を向けて寝てしまいました。

そして、その夜は彼女と一緒に寝ることになったんです。俺のベッドで。
俺は何とか理性を保とうと一生懸命耐えたんですよ。でもねスウェットの上下だけで肌着を
着けてない女性が隣にいるんですから。冷静になれって言う方が無理。

310:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:43:58.71 ID:B2vOdpra0
彼女「先輩? 起きてますか?」
俺 「うん……なんか眠れないよね」
彼女「私も、です。もっとそっちへ行ってもいいですか?」

そういうと俺の左腕を枕にして体を寄せてくる彼女。
彼女のムネの膨らみが直に体に当ってるし……これはもう理性の限界か??

でも、気になることがあるんですよね。

311:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:44:17.46 ID:UQWNsULIO
>>308
そこで理性が飛んでも誰も文句は言わない…いや言えない

312:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:45:19.24 ID:B2vOdpra0
>>311 でも問題がひとつ……

この時の俺は彼女がまだ婚約中だと思ってました。だから間男になるわけにはいかない
という思いだけが辛うじてブレーキになってる状態。でもそれも、もう限界に近い。

俺 「あのさ……後輩さんって一応まだ婚約中なんだよね?」

とりあえず彼女に冷静になってもらおうと現実の話をしたんです。

313:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:45:34.65 ID:tQjxNIod0
ここは我慢すべきところかな。
頑張れ>>1

316:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:48:58.34 ID:B2vOdpra0
彼女「……それ……実は今朝解消しました……彼には随分と迷惑を掛けて
   しまったんですけど……でも最後はわかってくれましたから……
   そして『幸せになってくれ』って……」

これを聞いて一瞬複雑な気持ちになったんですが、それは一瞬だけ。
もうね、元彼と今朝別れたばかりだとか、婚約までしてたとか関係ないです。
一生会うことができないと思ってた女性が今自分の腕を枕にして寝てるわけですから。
もう何があってもこの機会を逃すわけにはいかんのです。

322:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:51:42.44 ID:B2vOdpra0
全力でもげましたです。

なんか俺、必死でした。ムキになってました。
元彼の痕跡を消したいというかなんというか、そんな感じです。

328:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:54:14.38 ID:B2vOdpra0
というわけで寄り道はあったんですが後輩さんは俺の彼女になった次第です。
それだけじゃないですよ、お互い引越しして一緒に住んでるんです。
だから彼女が寝た後、深夜にしかここに書けないんですよ。

もう少し落ち着いたら籍を入れようと思ってます。
彼女の方は別の男性と婚約までしてましたから、あまりに早く相手が変わるのは
ちょっとね。悪い噂が立ちそうですから。

ずっと一緒に生活してると喧嘩することもあるけど、その時は壁に掛けられた
あのモノクロ写真を見て落ち着くことにしてます。
こうして二人で居られることが奇跡に近いんだと。
喧嘩できることすら奇跡なんだぞと。

***** 終わり *****

ありがとうございました。

329:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:55:21.40 ID:9ZSxnzZO0
感動した

330:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:55:55.58 ID:xqKBbF3v0
怪しい展開ナシですか・・・

331:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:55:57.64 ID:UQWNsULIO
1乙
そしてありがとう!

336:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:57:57.92 ID:tQjxNIod0
goodエンドじゃないか。お幸せに

337:1 ◆gNlkpaXU7k 2013/03/30(土) 02:58:39.38 ID:B2vOdpra0
みなさん、どうもありがとうございました。

怪しい展開は迷ったんですけど、進行形の彼女なんで
ちょっとマズイかなと。すいません。

では、おやすみなさい。

338:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 02:58:59.56 ID:acltXtRt0
乙。

公園で彼女と出会ったのってすごい確率だよね。
会社からの長電話に感謝しないと。

341:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:00:12.81 ID:VdnwIpvF0
神様の思し召しだね。運命って素晴らしい。

344:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:03:44.06 ID:tQjxNIod0
奇跡ってあるんだな

346:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:09:36.10 ID:sguVpep1O
乙。
考えると、もし>>1が公園に行かなければ、彼女は婚約を破棄して独り身になっただけだったんだな

347:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:12:40.34 ID:UQWNsULIO
>>346
かなぁ?
最終的には1と後輩はくっついてたと思うな

351:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:14:48.27 ID:acltXtRt0
うん、いいスレだった。
結婚したらスレ立ててくれよ。
もし見つけたらお祝いするから。

360:名も無き被検体774号+2013/03/30(土) 03:53:39.79 ID:wgse6l+f0
おめでとう
俺も何か取り戻せる気がしてきた

PickUp!