おかえり
また、この間心配してくださった方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
書き溜め無く、遅レスですが
これまでの経緯など含めて書かせて頂きます。
ゆっくり話せ!
有紀子に子供ができた事をきっかけに
田舎の家に行くことになりました。
複雑な心境でしたが、2人で話し合いの上
子供の為にも、正式に認めてもらおうと決めました。
長時間の移動や田舎に戻って考えられる最悪の事態は避けたい。
なので彩香にも相談の上、僕が単身向かう事に。
僕の不在の間、彩香と友人が面倒を見てくれることになりました。
およそ10年ぶりに地元に戻る事に。
久しぶりに戻る地元はかなり様変わりしてました。
有紀子とデートしたゲーセンは潰れてるし。
とりあえず、帰郷したのである人物を訪ねることにした。
ヤツか…
当時色々と協力してくれたぶt・・人に会うため。
電話で良く連絡をしていたが実際に会うのは5年振りくらいになる。
豚きたああああああwwwww
イベリ子の姿。
「いらしゃ・・・wwwなんだwww客かと思ったwww」
一応客のつもりで来たんだが。
イベリ子
「ぶふwww調子は良すぎよwwwあwwちょっと待ってなwww」
イベリ子、店の奥に引っ込むと何かを抱えて出てくる。
その腕には・・子豚・・・え?
「うちのww息子www初めて見せるwwwけどwww」
初めて見るどころか、子供うまれたのも知りませんでしたけど。
いいキャラしてんなw相変わらずw
何と、子供が5歳になるくらいまで黙っといて驚かすつもりだったらしい。
と、厨房の奥から旦那さんが出てくる。
・・・なんだこの爽やかイケメンは。
この旦那さん。マ○ックマッシュルームかなんかでイベリ子に騙されてるんじゃないか?
でなければとんだボウケンジャーだよ。
爽やかイケメソ‥‥‥‥‥だと?
イベリコ馬鹿にできねえな///
しかし、中華料理屋にイベリコがいると旨そうな店に見えるだろうね
「私にwww似てwww可愛かろうwww」
男の子は母親に似ると良いと聞いた事がある。
けどこう思いました。
「頑張れ遺伝子!全力で父親に似ろ!」
イベリ子
「あwwwじゃ私も昼飯にするはwwwチャーシューメン作ってwww」
・・・チャーシューを食うチャーシューと面向かって食事することに。
クソワロタwwww
あかん、笑いが止まらんwww
あなたの嫁と同期妊婦だけど、つわりはね除けて読むわw
思いで談義しながら、今回の目的を相談。
「ぶふwwお前が父ちゃんとかwwwマジワロスwww」
お前が言うな!
とエールをもらい、イベリ子一家に見送られ中華屋を後に。
懐かしさもあって少々時間を取ってしまった。
そしてある人物に連絡を入れることに。
今回田舎に戻るにあたっての最重要人物。
実際に会って話すのは10年以上経つ。
町まで出てきてもらいまずはその人と今回の打ち合わせをする事に。
その人は来た。
「お久しぶりです。」
思わず緊張する。
「ええこちらこそ。」
軽く会釈をし、彼女
有紀子の母が顔をあげる。
母親味方だったんか!
前スレで問われた部分
「10年見つからずに行けたのか」
というのはNOで
僕らの居場所は早い段階で見つかってたりします。
アラフォー親父のwktkが止まらない
652 名前:1 ◆ul1xFHl7fY [] 投稿日:2012/01/26(木) 01:13:12.60 ID:kRSwVRR30
心配してくださる皆さん。ありがとうございます。
指摘もありますが、「今」でないといけない理由。
僕の祖父母もそうですが、有紀子の祖母がどうやら長くない様子。
(田舎の内通者からの情報)
ここの所毎日有紀子を呼んでるとの事。
僕としては和解出来れば会わせてあげたい。
要するに、当初出てた「>>1との交際を認める」案を提示したのも有希子の母だったのか?
わからんけど
駆け落ちから半年後。
僕らの住むアパートに有紀子の母が訪ねて来た事から。
当時僕は本当にこれで終わりだと思いました。
はえーなww
でも興信所に金積めばそんなもんか・・・
でも、親父は来なかったのか
当時の有紀子の保険証の使用記録からどこに住んでるかが判ったとか。
探偵を使ったのかどうかはわからないが、案外簡単に見つけられたと。
しかし、彼女は意外にも冷静に僕たちの話を聞いてくれました。
保険証使ったのかww
それはバレるなw
「頭を冷やす時間も必要だから、じっくり考えなさい。」
と言うと、早々に帰って行った。
それからは、有紀子と定期的に連絡をおり、僕らが籍を入れるときも
反対はしなかった。
親父は、その間何してたんだろう
彩香曰く
「未成年同士の駆け落ちって誘拐罪になるらしいよ」
との事だったので僕が捕まらなかった事に関しては
おそらく有紀子母のお陰だと思っている。
お母さんカッケエ
保険使用は、うまくごまかして隠してくれたのかなー。母は強しだな。
田舎は大変な騒動になってる・・・・
というわけでもなかったようだ。
何故なら、有紀子の実家の一族
特に婆さんがその事をひたすら隠そうとしたから。
有紀子は予定を変えて大学に進むことになったと言って
駆け落ちの事実を隠したとの事。
体裁気にしすぎワロタwww
どこまでクズなんだよ婆さん。 血眼になって探すくらいしてやれよ
途中レスでも言われてるように
「あんたらの教育が悪い。」
やら
「跡継ぎを生まなかったのが悪い。」
とか。
しかし、しばらくして駆け落ちだった事が村中に知れ渡ると
今度は非常に肩身が狭くなったらしい。
田舎らしいなー。
有紀子の母は完全に認めないまでも
僕たちの事を見守る立場に居てくれました。
なので、今回帰郷という選択肢が生まれた。
と思ってます。
おかん….
ええやつやのぅ(;_;)
酷いもんだ
ただ、駆け落ちが判明した時は有紀子の家に一週間以上、ただただ平謝り続けたという。
この話は胃が痛くなる思いだった。
有紀子の母と互いに近況を話し合い、翌日家に行く事に。
有紀子母曰く
「もう家では、決まっているからキチンとしなさい。」
との事。
僕としては反対&有紀子を連れて行かれる位考えていたので
意外だった。
因みに、まだ子供の話はしていない。
決まっているとは?
跡取りってこと???
たぶん、まずは色々張りつめた空気の中、険しい話が続くと思うけど、
子供の話聞いたら、両親含め、周りは喜んでくれると思うよ。婆さんだってね。
母が陰で説得とかしてくれてたのかな・・・
いい母親じゃん
「跡継ぎが~」
とか言われても面倒なのでタイミングをみて話す事にしようと思っていた。
しかし、有紀子母には告げても問題なさそうと判断。
「実は有紀子に子供が出来ました。今回はその報告も兼ねてます。」
言い終わってやっぱり跡継ぎが~と言われないか心配だったが
「その事も含めて、貴方達の意思を伝えなさい。」
と言われた。
心なしか、笑っているように見えた。
ええ話や
有紀子母も色々つらかったんだろうな
興味深く見てるけど。
気が重いが実家に連絡する事に
呼び出し音が鳴り
「もしもし、○○ですが」
聞き覚えのある声。
祖母だ。
自分の子供がいきなり連れ去られたことは
でもそれを理解し、>>1に託したってことか。
そうかー、自分の実家とも音信不通だったんだなぁ
「ばあちゃん?僕だけど。」
「お前○○か?今何してるの?」
早速質問攻め。
「ゴメン。明日帰るから。父さん母さんにも言っといて。」
そう言って早々と切ってしまった。
なさけない
レンタカーを借り、村へ。
村までの道は広くなっていたが、車は全然走って無い。
道路広げた意味無ぇ~などと思いながら村に入る。
村の景色は当時と全く変わって無かった。
こう言う書き方すると中二臭いが
所々に見える人の姿はすごく小さく見えた。
僕が大きくなったからだけでなく、
何か村が縮んで行っているような感じ。
もう、消えるのを待つだけのような。
そんな感じ。
帰るのは10年振り。
けれど全然変わって無い。
元々、涙線の弱い僕。
思わず涙が出る。
全く変わらない、鍵のかかって無い玄関を引き
元気よく
「ただいま!」
と言ってみた。
・・・返事が無い。
家に上がってみる。
誰もいない。
留守・・・だと・・・
なん…だと…
留守ww
コーラ返せ
有紀子家に招集かかってたのかな
確かに前日、「今日帰る」
って伝えたはず。
「まさか家間違えた?恥ずかしっ!」
とか思いながら確認。
間違いない。ココだ。
小さい頃、のこぎりで家の柱切ろうとしてぶん殴られたが、その時の傷もある。
いくら駆け落ちした親不孝者とはいえ10年振りに帰る息子ガン無視で
出かけるってそれは無いだろうと泣きたくなった。割とガチで。
どんまいw
つか、家の柱切るなwwwww
という事は、村の外には出てない。
「おかしいな~」
と考えてると不意に後ろから声を掛けられた
「○○か?」
感動の再会きたああああああああああああ
祖父だった。
あぁ~年取ったなぁ~
と思った。昔はシャンとしていた腰が少し曲がっている。
「えっと、ただいま。」
何と言っていいか判らず思わず
「お前!こんの!よう戻ったなぁ!」
てっきり、怒鳴り散らされるかと思っていた。
けど、予想に反して、爺ちゃんは目に涙を浮かべていた。
涙腺崩壊
じいちゃん(´;ω;`)ブワッ
と促され、家に入る。
「父ちゃんと母ちゃんは?」
と尋ねると、もうすぐ帰ってくるとの事。
どうやら、村の寄りがあってそれに行ってた様子。
母は、僕の姿をみると抱きついて泣いた。
母を泣かせるというのは本当に罪悪感でいっぱいになる。
父も涙は見せないがしきりに頷いていた。
祖母は「家の悪たれが帰った。よう帰った。と泣いていた。」
泣いた
今九州で暮らしていること
仕事もキチンとしてやっていけてること
有紀子と籍を入れた事
今、幸せに暮らせている事。
皆何も言わずに聞いてくれた。
心配だったろうな
ええ話や・・・
やっぱ家族っていいね。
よく逃げずに頑張ったなぁ…
「これから有紀子の実家に行って話してくる。向こうにも今日行くと伝えてる。」
と言うと祖父母は「そうか」と頷き
父母は「なら直ぐに支度しましょう。」と着替えに。
父母も一緒に行くとの事。
一人で良いと行ったが、キチンとしなければと。
やはり親だな
これから親孝行しなよ
去年末に亡くなったがな。
家族の中で自分だけ離れて暮らしてるから
自分だけ最期に間に合わなかった。
みんなも会えるうちは大事にしてやれ
いざ有紀子の実家へ。
有紀子の母が出迎えてくれ、家に上がる。
この時
緊張でおかしくなりそうだった。
僕は元々プレッシャー星人なんで本番に弱い。
こうして面と向かうのは一体何年振りだろうか
正直、怖い。
父親の威厳というか、気迫の様なものがある。
刹されるんじゃないかと思った。
重苦しい空気の中どう口を開くべきか。
ここに来るまでに色々考えていたが
最初に出たのは
「有紀子さんと今幸せに暮らしてます。これからもそのつもりです。」
最後の方で言おうと考えていた言葉が出てきた。
よっしゃ!よー言った!
でも一番大事な事だししょうがない
それでいい!
「そうか。そうか。」
と有紀子父が頷く。
どうも予想していた感じと違う。
「○○君。有紀子も今幸せなんだね?」
有紀子父がそういう。
この空気なら・・・
そう思い僕は子供の事を伝える。
核心キター!
有紀子親父が淡々としてるのは逆に怖いな…