毎回毎回書く時間が遅くってすまないね
今日はこれから書いていこうと思うんでよかったら
ご自身のペースで進めて下され(*´∀`*)
俺の中で色々と決心がついた
夏が終わる前に、色々と自分から動いてみようと決心した
大学時代、唯一想いを寄せていた人に
思い切って連絡を入れてみようと思った
俺のたった一つの青春だった
生まれてから、人を好きになったのなんて彼女くらい
思い立ったら行動してみるべきだよね!
人とかかわることにあまり楽しみを見いだせなかった俺は
上手く行かなかった
それは恋愛だけでなく、交友関係も
なにより一人でいることの好きだった俺は、当時携帯やネットの普及し始めたばかりの
若者の巣で、あっという間に孤立していった
買ったばかりのMOVAの携帯も、大学の友人からの連絡はほとんど無かった
最初こそ一人でもいいな、とか思ってたし
俺はやりたいことが色々あった
無趣味とは思っていたが、それは色々やりすぎてどれも中途半端ってことだった
囲碁やチェスを少しかじってみたり
50円ゲーセンに通い詰めてみたり(この頃は都内にまだ沢山あった)
写真を撮ってみたり
コミケに参加してみたり
しかしどれもしっくりとは来なかったし
さすがに俺も危機感を覚えて、寂しくなった
中、高って一緒だった旧友の結構な人数が東京にも来ていたので
俺はそいつらと頻繁に遊び集まるようになった
その中には、俺が中学校からずっと好意を寄せている子もいた
とはいえ、中学高校通して同じクラスに3回もなっているし
塾も一緒だったので、腐れ縁 向こうもよく気の知れた友達としか思っていない
無論俺もそう考えていた
何故なら向こうには高校からずっと付き合っている恋人がいたのだ
おまけに彼女いたことあるとか……
俺はとても悲しくて恋しい気持ちになった
いつもテキトーに遊んでいた、たまに彼氏もグループに混ざってくることもあった
俺は信じられないくらい見苦しい気持ちを抱いてたと思う
お前さえいなけりゃ、お前さえいなければ
俺は中学の時からずっと彼女を見てきたのに…
俺は中学の時から、何度彼女に告白しようと考え、諦めてきたことか
それを一度も口にしなかった俺がいけないんだけどね
爺さんたちにも話した夏祭りのこと
いつもの旧友グループで、憧れのあの子も来てた
わかりにくいから憧子とかでもいいかな?w
もちろん彼氏も一緒だったわけで
男女混合の8人くらいのグループで夏祭りにいったんだ
それでみんな出店みたいとか、食べ物買いたい、とかで離れて
偶然憧子と俺は二人きりになったんだよ
陽気な楽器の音色にノスタルジックな出店の列
浴衣姿の憧子を見て俺は
「よく似合ってて可愛いね」って言ったと思う
本当に可愛くて、俺は見とれてしまった
すると笑って、確かにこう言われた
「わたしね、中学の時はずっと俺のこと好きだったよ。懐かしい」
俺は突然のことでビックリした
ここで「俺もずっと好きだった」って言えば良かったんだけどね
憧子には彼氏もいたし気を使って
「それは迷惑な話だw」とか心にもないことを言ったと思う。
バカだ俺。
すると憧子は続けたんだ
「わたしね、◯◯と結婚することにしたんだ。昨日、ちゃんと約束したの」
とつぶやいた
学生の「結婚する」宣言ほどあてにならないものは無いが、
当時の俺はしこたま心にダメージを受けた
昔は俺の事を想ってくれていた、そして俺は本当の気持ちを言えなかった
加えての結婚宣言で、泣きそうなくらい狼狽した
みんな綺麗だねーとか言ってたけど、そのとき見た花火ほど悲しいものはない
「俺は何をやっているんだ」
ぼーっと憧れを見ていたら、目の前から取り上げられてしまった
好き、と伝えることもできず
それから俺は自分でも驚くくらいの自己嫌悪に陥り
旧友たちとも滅多に連絡をとらなくなった
そしてあっという間に孤男の完成だ
後悔の念だけが頭に染み付いてとれないまま
何年も経過した
仕事、酒、就寝、仕事、酒、ネット…
どこにでもいるダメリーマンと相成ったのだ
そして26歳になった時、唐突に連絡があったかと思うと
憧子は結婚した
本当に結婚した、してしまった
俺はBGM係となった(PCに強そうだから、と)
式に呼ばれる、選曲を練ってあげる
楽しいことじゃないか、喜ばしいことじゃないか
人生の大事な大事な晴れ舞台で…
俺はタヒぬほど悲しくなった
一緒に笑って拍手をする俺
どこで何を間違えたんだろう…
今でも中学時代の彼女の横顔が脳裏をよぎる
マラソン大会の練習の時、一緒にゴールして疲れたね、っ言って隣で笑う彼女のことを、
俺は未だにはっきりと覚えていた
俺は泣くのをこらえた 俺が泣いたらおかしすぎるw
そして俺はその日から、ますます人と関わりを持つことを控えるようになった
俺という人間の価値観として、
手に職があるし、ずっと独身でもいい、マッタリ生きてこう
と心に決めた
良く言えば低燃費な毎日を過ごしていた
それでスレの冒頭の、多摩川で爺さんたちに出会った
最初こそびっくりしたけど
相手が爺さんで懐かしい感じがして、俺が偶然仲良くなることができた
そしたらみるみる内に新鮮な出来事が俺を取り巻いてくれた
本当に、運が良かったよ
夏の旅行の一件や
爺さんの娘さんのおめでたで心動かれた俺は
自分を変える決心をした
憧子に連絡して、自分の本当の気持ちを伝えきろうと思った
彼女に「好きと言えなかった」ことが俺の重い足かせになっている
俺はそれをずっと見て見ぬフリしてきた
これが正しい選択かなんて分からない
今更、この歳になって「好きだった」なんて言うのは馬鹿げてる
でも一歩踏み出したかった
地元に変える計画を立てた
とはいえ俺はいいものの
家庭がある彼女を引き連れるのは容易なことではなかった
俺の地元の近所では、毎年夏の終わりに花火大会がある
シーズン最後の花火大会となるそれには、県内から多くの人があつまる
俺の実家の庭は広く、絶好の花火鑑賞スポットだった
これを利用しようと思った
今度の花火大会、ウチの庭で見よう
テーブルや椅子を用意して、外で花火見ながら酒盛りしよう。
家族はもちろん、高校メンツの連中を呼んでいいよ
そういって俺は柄にもなく自ら花火見酒を企画した
でも、不思議と嫌に感じなかったし、楽しくさえあった
もしかしたら、少しだけ爺さんの影響もあったのかもな
誰かを巻き込んで、誰かと一緒に飲む、それも悪くないと思えた
そういうことしたいな
憧子の力もあったからかもしれないが
皆4,5年ぶり、大学ぶりなんてヤツもいるのに来てくれた
「お前、元気にしてたのかよ!心配したぞ!」
「懐かしい、お前の家でよくスト?やったよな」
俺は目の前の光景に涙が出そうだった
皆すっかり大人になったとは言え
旧友は旧友なのだ
会った瞬間当時のテンションや懐かしさが一瞬で蘇る
皆と笑いながら飲んでて
「勇気を出してごらん」と言った爺さんの顔が浮かんだ
俺はそれを見てウットリしていたが
途中、勇気を振り絞って憧子を呼び出した
「ちょっと来てごらん」と言って話しかけ
「どうした?」なんていう彼女を家の裏へと連れて行った
「ここにゴミまとめてあるから…」なんて最初は全然関係ないことを言ってたけど
俺はタヒぬほど勇気を振り絞った
「ずっと言いたくて言えなかったことなんだけど
言わないと俺がずっと変われないから言うよ」
こんな言い回しで話し始めたと思う
「ずっと憧子のことが好きでした。でも素敵な人を見つけた。これからは幸せになってね」
言った。言ったぞ。
これが本当に正解だったかは分からないけど、言った。
憧子はしばらく呆然としていた
が、すぐに笑って「なにそれwありがとう。幸せでいるよ」と言った
「あ、これも言ったほうがいい?…ごめんなさい」
そう言って俺に頭を下ろした
その瞬間、俺が人生をかけて育ててきた、悪いものなのか、良い物なのか分からないけど、そんな何かが心の中から消え去った気がした
彼女はとても驚いていたけど、真剣に応えてくれた
大人だし、茶化して流して終わりにもできる
けれど憧子は中学の時となんら変わらない様子で、
真剣に俺の告白に応えてくれた
1もいい男だ
でも、色々な事実をこれでやっと受け止めた気がした
彼女が結婚したということも
俺が新しい一歩を踏み出さなきゃいけないということも
とても前向きな気持になれて
今ならなんでもできる、という気さえした
憧子と二人で表の宴会に戻るとき、
憧子に「俺も頑張りなよ。」と笑顔で言われた
何かを察していたんだろうな
俺も勢い良く「今日からまた新しい一歩を踏み出すんだ」と言った
ありがとう。実は今日帰ってすぐ変な時間に寝てしまってw
もう寝ない予定なんだw
趣味のひとつもない俺
碁で打ち解けることも、歌の趣味で話がはずむことも、
本の話で仲良くなることもない・・・
趣味って大事だな・・・
なんて薄っぺらい俺、自己嫌悪になるよ
俺もずっとそう思っていたんだよ
俺は薄っぺらだって
でも今からだって何か見つかるさ、30過ぎたオッサンだって見つけられたよ
俺も31のおっさんだけど、最近色々あって新しいこと始めようと思ってる
もう少しだけがんばってみようよ
>>300、>>301
ありがとう。。
俺も31なんだ。すげー偶然。スレタイ見つけた瞬間、引き込まれるようにスレを開いてたよ。
俺も頑張らないとな・・・!
『自分も変わらなくちゃ…』って気持ちにもなる
まだまだ自分が持つ課題は山積みだけど、このスレを見てると頑張ろうって元気な気持ちになれる
心から>>1氏に感謝したい
なんとなくだけど希望に満ち溢れてる気がした
あの夏が最後の花火になってしまったと思ったのに…
まわりの皆に「今年最後の花火だね」って言われて、俺はそんなことを思ってた
いくつになってからでも花火は打ち合えげられるんだ、なんて
そんなクサイことを考えながら皆と一緒に花火酒にウットリしていた
会社の飲み会にもよく顔を出すようになり
会社の同僚たちともよく遊ぶようになった
ほとんど話したことのなかった会社の女の子たちとも関わるようになり
気持ちひとつでここまで世界が変わるのかって思った
その間も碁会所には通い続けた
爺さんの娘さんのお腹が少しだけ大きくなってきたり
大学生君やマスターの娘さんたちともたまに顔を合わせ
俺の毎日は、急に楽しくなった
俺はその子と懇意になっていった
休日何してるんですか?と聞かれて恥ずかしそうに
碁会所とか行ってるw と行ったら予想外に食いついて来たのだ
碁会所にもその子を連れて行ったりして
顔なじみのお客さんに茶化されマスターに笑われ
この時点で秋もすぎて冬だったかな
爺さんに出会ってから、俺の毎日は目まぐるしく変わった
ごめん、ちょっとスレを離れるね
いってら!
生活もちゃんとしてて立派だな。
俺なんか毎日ギリギリまで寝て、始業直前に出勤。
休日はダラダラ…。
まずは規則ただしい生活と、余暇の有効利用からだな…。
朝支度か?w
仕事は朝早いのかな?どんな仕事してるんだろ?
いつも楽しみに読んでるよ。
朝支度だったすまんw
いつもってわけじゃないが朝早いのは満員電車避けたい一心だねw
読んでくれてありがとう
多分今からは書けないけど
今夜には終わると思う
ホントに踏み出してしまえば簡単なことなのに、なかなかできないよね
俺も一歩踏み出してみようかな。
>>1ありがとう!
とてもとても
その年のクリスマスも人生で初めて異性.過ごした
後輩は、とてもいい子だった
碁会所で、クリスマス会なんぞもあった
忙しい合間をぬって、俺は行った
小学校の頃の「お楽しみ会」を思い出すかのようなアットホームぶり
ほとんどの人が、碁会所でしか会わないのに
昔からの友達かのようにとても親しげに楽しそうに、
俺は、この碁会所に来て生まれ変わった
俺に楽しみをくれたし、若さをくれた
こんなお年寄りたちに若さをもらうなんて、なw
もう、すっかり娘さんのお腹も大きくなってきていて
家の中は幸せな空気そのものといったところ
俺の目の前にも洋々とした未来が広がりだしたなって思った
爺さんしきりに孫が生まれるぞいいだろいいだろ、って言うんだw
そんで俺君にも子どもが生まれたら私の孫だって言うんだw
ほんと、憎めない人だよw
俺も仕事が忙しかったし
まあ何もかもが順風満帆な気がしたし、仕事は辛くなかった
たまーに碁会所に行っても爺さん家の誰かに会うこともなかった
娘さんもそろそろ大変だろうし、色々とバタバタしてるんだろう
子どもが生まれるってどんなんかなあって俺は楽しく想像してた
ちょうど地震があってさ
どうなっているだろうって碁会所に様子を見に行ったんだよ
なんとか皆無事だと聞いて、安心した
碁会所には爺さんの娘さんの旦那が来ていた
俺は「爺さん最近どうしてるの?」って聞いた
なんでも、地震の揺れに驚いてつまずき、少し足を悪くしたらしい
だからしばらく来れないとか
俺は少し寂しくなるなーって思った
娘さんと旦那さんが碁会所に子ども連れてきていた
元々が仲の良い碁会所
みんな寄ってたかって子どもをみたがり軽い祭り状態
俺も「お〜よちよち〜」とか言ってたw
もうね、赤ちゃんってね、マジ可愛いんだw
ただそこに嬉しそうに笑ってるはずの爺さんはいなかった
よっぽど足悪くしたんだろうな、残念だ
仕事も楽しいし、友人ともうまくやってた
恋の方も順調で、碁会所にも通い続けていた
まあ相変わらず2ちゃんやらネットも存分に続けていたw
でも、相変わらず爺さんたち一家はパッタリ来なかった
こっちからはあまり連絡をとったことがなかったし
今までも自然に碁会所で会う感じだったから、とても拍子抜けだった
おかしいなあおかしいなあって思いながらも
俺はいつか来るだろうって思って待ってた
爺さんがいるはずの隅の席が寂しく見えた
コーヒー、淹れてやるのにな
マスターに聞いても「何も聞かされてないんだ」って言う
こんなことは初めてらしかった
なんとなく嫌な予感がし始めたので
俺は爺さんの家の電話に連絡しようかと考えた
でも携帯とは違うし、あくまで碁会所だけの友人である俺が
いきなり自宅に電話かけるってのもあれだし…って思ってずっと悩んでた
みんな分かるだろ?大学の頃の10倍時の流れが早く感じる
仕事やら実家のことやら、色々追われていたらあっという間に夏が終わってた
あまりに一瞬だった
あれ?夏いつだった?って思った、コミケも行かなかったし
夏が終わろうと相変わらず来ない爺さん一家
もうどう考えても何かあったとしか思えなかった
俺は爺さんの自宅に思い切って電話した
思えば、電話なんぞ初めてした
だって今までかける用事なんてなかったしなw
今でも忘れんな、あの時の奥さんの電話のトーン。
電話したら、奥さんが出たんだ
「どなた?って」
だから俺です、って言った
そしたらものすごい勢いで感激して「久しぶりねえ!」って言った
そして今までまったく碁会所に顔出せなかったことをひたすら謝られた
「会えなくてごめんね、ごめんね」って
そしたら少し黙って「今は家にいないのよ」って言われた
俺は「え?」と思ったがなんとなく覚悟はできてた
聞いても、あまり深くは答えてくれなかった(今思えば当然だが)けど、
爺さん胃癌になっちゃって病院に入院してるらしい
俺は、それでも冷静で、そうなんですか。って言ってしまった
電話切った瞬間一気に力抜けて、とても悲しくなった
泣きなんてしないけど、なんだか頭の中が真っ白になった
祖父母を幼い頃に亡くしてたし、親父も学生の時亡くなった俺にとっては
本当のおじいちゃんであって親父のようであったし
こんなに心の通じる友はいないって思ってたから
いなくなるのがとても怖かった
それからは毎日何やるにしても気が気じゃなかったな
でも癌だって治る人はいるし
俺はそれを信じてた
爺さん頑張れ(´;ω;)
俺が電話してからしばらく経った日
奥さんに都合のつく日を教えて欲しい、と言われた
俺がもしできたら会いに行けませんかって言っておいたのだ
そして俺は爺さんの病院に面会へ行った
もう、秋もだいぶ深まっていた11月初旬くらいのことだったろうか
俺に軽く会釈してくれたっけ
「お久しぶりです」って みんななんか神妙な面持ちで
病室に入ると寝てる爺さんがいた
変わり果ててしまっていたな
正直、こんな姿は見たくなかったって思った
もう、意識もあるんだかないんだかで
「久しぶりです、俺ですよ、分かりますかー」って言っても
「あーうん…あー…」としか言わないんだ
こんなになってしまうんだ…なんて辛いんだ…って
俺泣きそうになってたよ
なんで俺が泣きそうなんだよ、もっと泣きたいのは家族の方だよ
忘れもしない、爺さん、こんなこと言うんだ
「君…寿司をとってきてくれ…お金ならいくらでもやる…」
唯一分かること、こんなこと言われたんだ
いまでも忘れられねえよ
もう悲しくってしょうがなかったよ
こんなこと、決して言う爺さんじゃなかったのにな
痩せ細ってホント別人みたいになるよね…
しきりにもう亡くなった兄弟のこととか
昔のことばっか話すようになってたらしい
旦那さんのことさえあやふやだったという
そりゃあそうだ、俺のことなんか覚えてるはずねえよ
俺は病室出るとき言ってやったよ
「僕はね、爺さんの友達なんです。ずっとずっと、友達です」って
爺さん「あーそう…」みたいにしか言ってなかった
聞こえたんだろうか
俺半分泣いてたよ
本当、壮絶なものを見てしまった
多摩川の写真とか見ながら
次の日会社だったけど、しこたま飲んでやった
それからまた、爺さん一家とはぱったりと連絡をとらなくなった
いや、向こうがとれなくなったんだろうか
俺は、奇跡を信じながら碁会所に通い続けた
この頃になるとマスターとか一部の人たちは爺さんの状態を知っていた
みんな、すっごい心配してた
親父でもおじいちゃんでもあったけど、やっぱ友達だったよ
あの日、多摩川で一人で写真を撮ってる俺に笑って話しかけてくれた爺さんの目は
友達のそれだった
爺さんが話しかけてくれて、こんな歳になってしまった俺の目の前で
青春が勢い良く走りだしたんだから
くよくよしているうちにあっという間に年が明けた
うん、今年だよ、2012年になった
信じていたけど…
2月になった頃
爺さんの家からFAXがきた、電話ではない。
それは、爺さんの不幸を告げるものものだった
目を疑った。ダメだった、ダメだった…
お通夜に参列することに戸惑った
旧くからの友人でもなければ
親戚でもなく、仕事の同僚でもなく、俺なんかが式に行っていいものかとても悩んだ
遠い知人であれば、後から香典を送るというのも一つのマナーでありお悔やみだ
どうすれば…
でも俺は、最後に爺さんに会いに行かなきゃ後悔すると思った
俺は、爺さんに最後まで面と向かって「ありがとう」って言ってなかったじゃないか
俺は、爺さんにとって最後の新しい友だちだったに違いない、そう思った
しっかりと、最後を見届け、そしてありがとうと伝えた
目まぐるしく回ってきた日々、その中にはいつも爺さんがいたね
いろんな事が落ち着いた頃、俺は爺さんの墓参りにも行った
色々語りかけた
爺さんありがとう、ゆっくり休んでね
爺さんの優しさが、俺を変えたんだよ
近いうちに、結婚すると思う。
俺、幸せになるんだよ
見たいって言ってた孫wもきっと見せに行ってやるからね
ありがとう、俺すっごく今が楽しいんだ
爺さんみたいに、楽しくて素敵な家庭が築けそうなんだ
ずっと憧れだった、少しずつだけどしっかり歩いてるからね
結婚したら、絶対式には爺さんも呼んだのに
最年長の友人としてね
笑っちゃうでしょ?でも俺はそんなことを夢見ていたんだ
なんであと少し間に合わなかったんだろう
爺さん、一緒に飲もうなって言ってた日本酒の銘柄、全然飲めてないぞ
囲碁だって、一度は負かすって言って、一度も勝ったこと無いぞ
生まれたばっかりの孫だっていたじゃないか
自重しておくわ
そんなこんなで、爺さんはこの世を旅立った
立派に生きた男の最後だったと思う
家族と友人にあそこまで愛される人も、そうそういないと思う
なかなか気持ちの整理ができなくて
ここ何週間かはずっとふさぎがちだったんだ
彼女や同僚にもすごい心配されて
碁会所に行っても全然喋らなくなっていたから
それでこないだ、たまたま田園都市線に乗ってさ
二子玉を通って
色々と思い出したんだよね
そういやちょうど今くらいの時期だったなあって
それでさ、気持ちの整理がしたくなって、スレを立てさせてもらった
多分青春はこれからも続いていくと思う
遊び心や好きな気持ちを忘れなければ、いくつになっても終わらない青春があるって
爺さんが教えてくれたからね
今度は爺さんの分まで俺が幸せになって、いくつになっても青春を追いかけようと思う
そう決心したよ
すっごくクサイまとめになってしまったけど、これで俺の話はおしまいです
改めて前向きな気持ちになれたよ
明日から頑張ろうと思う
皆も、一緒に青春を生きよう
どっかの囲碁大会とかで近いうちに会えたらいいねw
同じ世代、似たような状況の者として凄く励みになったよ。。
俺も頑張るぜ!
お幸せに!
リアルなら酒でも飲みたいぐらいだ。。
すごくいい話をありがとう
大事な友達はなくしちゃったけど、彼との出会いで
1のこれからの人生が実り多き物になるんだな、胸が熱くなったよ
これからの1が幸せになれるようお祈りするよ
スレを開いた人生の迷い人たちにも気づかせてくれようとしてくれてるよね
気付いてどうするかは自分次第だけどさ。
いい話を聞かせてくれてありがとう。
彼女や周りの人を巻き込んでこれからもお幸せに!
お疲れ様。
俺も>>1やじいちゃんみたいに、周りの人を大切にして生きていこうと思います。
今年で29歳になるけれど、これからだよね!
これからこれから!
一緒に頑張ろう。
俺も囲碁にここまで動かされるなんて意外だった
思わぬ所に終わらない青春があるかもしれないね
そうかー…じいさん…(´;ω;`)
最後にありがとうを言えたのはほんとよかったと思う
感謝の言葉って感謝するその人に伝えないと意味がないもんね
是非ともじいさんの家族とは今後も交流があるといいなと思うんだけど、
>>1はその後連絡とかとってたりするんですか?
交流は続けたいって思ってるよ
でも今向こうの家は赤ちゃんもいるし
爺さんの一件もあったからね
奥さんだけだとなかなか碁会所には現れないし
また落ち着いたら是非みんなで飲みたいなって思っているよ
>>1ありがとう。夢中になれる趣味も友達の存在も、心を閉じてたらできないんだね。
俺も変わりたいな。
辛かったかもしれないが、爺さんに感謝だな
もう彼女に奥手になるなよ
たいていの女は30までに結婚したいんだからな
ここに吐き出して、前を向いたんだ
いくら社畜で朝早くて、晩遅くても
支えてくれる人に感謝してがんばれよ
爺さんに感謝したように
感動したよ
自分も人との出会いやつながりは大事にしていきたいと思う
自分から誰かに話しかけたりとか働きかけがあんまりできていないと思うから、今日のいまからの塾で勇気出して話しかけてみようとおもうわ!w
がんばろう!
お子さんが産まれた際にもお爺さんに報告しに行かなきゃね。きっと目を糸のように細めて喜んでくれるよ。
これからイベントは目白押しだ。亡くなった方の分までがむしゃらに生きて、目一杯泣いて笑って幸せになろう。
俺も今年で30歳だ
がんばるぜ!
心温まる話ありがとう
優しい気持ちになれました
みんな、こちらこそありがとうね。
きっといいことあるよ。