年齢は当時28歳、けっこうデカい会社に勤めてた
んであの野郎、やっぱ結婚してやがった
遠巻きに間男宅を様子見した時にびっくりしたけど、間男嫁スンゲエ美人だった
ちなみに汚嫁は、美人でもなければ可愛くもない
中の下くらいの奴
汚嫁と間男嫁、比べるまでもなく、間男嫁に軍配が上がりまくり
なんでそんな奥さんいるのに汚嫁とかいう豚とウワキするのやら
俺には理解出来ん
そして家には隠しカメラとICレコーダーを装備
夜にはしょっちゅう汚嫁がいなくなるからデータ回収が捗りまくり
ちなみに汚嫁は、夜にスポーツクラブに行ってるとかぬかしてた
コカンスポーツかよwwww
俺が仕事中、スーツ姿の間男が家に来てズコ
俺が家にいても、外に出てズコ
何度マジでぶん殴ろうかと思ったことか・・・・
レコーダー確認した時、プレゼント渡したら「キモイんだけどwww」とか笑ってたし
夜に求めたら「断ったよハートそろそろ浮気するかもハート慰謝料請求の準備しなきゃ(笑)」とか
間男に電話してた
残念だなwww請求されるのはお前だwwww
もはや俺はゲーム感覚だったな
汚嫁の最後を思い浮かべるだけで、笑いが止まらんかったわwwww
こっちが話しかけたら笑顔で答えるようになったし、旅行に誘えば楽しそうにはしゃいでたし
で昼書いたみたいに、汚嫁と間男は合う回数が激減し、口論も増え始めていた
そこで俺は、確実に汚嫁の心が俺に再び傾き始めていることを実感した
よって、最終段階に入ることにした
家に帰った時、妻の浮気の特集が載ってた週刊誌を
目立つようにテーブルに置いて風呂に入ってた
週刊誌好きな汚嫁なら必ず見るという確信があった
ちなみに、もし特集されてる週刊誌がなかったら、適当に会話をして
話題をそっちに持ってくつもりだった
で、狙い通り汚嫁が浮気したらどうするかとか聞いてきた
それで昼に書いたこと言ったら、汚嫁泣いてやがんのwwww
「私も」とか言ってやがんのwwww
もう笑い堪えるのに必死だったわwwwww
狙い通り過ぎて必死に笑い堪えてたwwww
実はその数日後、俺と汚嫁、俺の両親と汚嫁両親が集まって食事することになってたんだよ
たまにはみんな揃って食事でもってことになってた
もちろん、俺が発案したんだけどwww
全ては、その時のために動いてたわけだ
カタをつけるんだ!
そこに、全員揃っていた
食事会は和やかに進んでいた
そして、その時は来た
泣きまねを開始する俺
涙なんて出なかったけど
突然俺は泣き始めたもんだから、当然全員慌て始める
俺父「お、おい俺!どうしたんだよ!」
俺「ひぐっ・・・ひぐっ・・・」
汚嫁母「お、俺さん、どうしたの?」
俺「ひぐっ・・・すみません・・・」
俺的に迫真の演技
でも、涙出てないと現実味ないかな?とか思い、一度トイレに行く
そして、こんなこともあろうかと
ポケットに入れていた目薬(ロー〇FXネオ)を目に向けて一斉投滴
トイレから戻れば、俺超絶号泣状態
全員さらに慌てふためきまくり
そこでようやく、俺は話し始める
俺「すみません・・・ちょっと取り乱してしまいまして」
汚嫁父「ああ、それはいいんだけど、いったいどうしたんだい?」
俺「はい、ちょっとみなさんとこうして食事していたら楽しくって、
これが終わると考えると、悲しくて」
俺母「終わる?どういうこと?」
俺「うん、ごめんオトン、オカン、義父さん、義母さん、俺、離婚する」
全員「・・・・・は?」
全員ポカーンとしてたwwww特に汚嫁の顔は傑作だったwwwww
特に汚嫁は激しいこと激しいことwwww
ずっとヒスって何て言ってるか全く分からんwwww
そこで俺は持ってきてたバックから、一通のA3封筒を取り出す
そしてその中から、数枚の写真を取り出した
俺「ちょっと前から、汚嫁の様子がおかしかったんだよ。でも、信用したかった。
だから汚嫁を信用するために、白黒つけようと思った。
悪いとは思ったけど、調べてみたんだよ。そしたら、これだ」
その写真を差し出すと、全員がその写真に注目する
その瞬間、汚嫁は凍り付いた
汚嫁だけじゃない、そこにいる俺以外の全員が凍り付いた
そりゃそうだろなwwww
だってその写真、興信所が隠し撮りした、汚嫁と間男の青カン写真だしwwwww
数ある証拠写真の中、俺が選びに選び抜いたベストショットwwww
夜でもハッキリ顔が映りまくりだから今のカメラって凄いのねwww
悦顔の汚嫁と間男の顔もクッキリwww
おまけに結合部もクッキリwwww
俺内心笑いまくりwwww
泣くフリしながら顔を覆って、にやける頬を必死に隠してたwwww
察してやってくれよ
んで はよ
思い出すとやっぱテンション上がるわ
ちょっと草刈る
すると突然汚嫁が「いやああああああああああ!!!!」と叫び出しやがった
それ聞いた瞬間に汚嫁父がブチギレる
汚嫁父「汚嫁えええええええ!!!!」
ビンタ一発汚嫁吹っ飛び
クリティカルヒットで嫁一発KO
だが汚嫁父は止まらない
そのままマウントポジションにもっていき、ビンタの嵐
汚嫁父「お前!!なんてことを!!!なんてことを!!!」
その間に汚嫁母が跨る汚嫁父の前に移動し、
「アンタって子は!!アンタって子は!!!」と怒鳴りながら頭をシバキまくり
汚嫁夫婦の連携攻撃の前に、汚嫁は成す術なし
そこでようやく俺両親が我に返り、汚嫁両親を止めにかかる
俺、依然として泣きまね継続中
それからしばらくカオスになってたけど
その後少し落ち着きを取り戻したのを見計らい、話し合いは始まった
呆然とする汚嫁親子
辛辣な顔をする俺両親
オカン泣いてたなぁ・・・ごめんよオカン
しかし俺は気にせず話を勧めた
ちなみに、もう演技する必要もないだろうと無表情の素に戻してた
俺「で?汚嫁、これ、どういうこと?」
汚嫁「ち、違うの!!それは誤解なの!!!」
誤解ってあんた、ここまでバッチリ撮れた写真を前に何をほざく
俺「誤解って、どういうこと?」
汚嫁「違うの!!違うの!!!」
話がまとまらん
よって俺は、次の手に出る
徐に立ち上がる俺、手にはケータイ
そして俺は電話をかけた
???「はい、もしもし」
俺「ああ、俺ですけど、今からいいですか?」
???「分かりました。すぐ伺います」
そして電話を切る
全員、再びポカーンとなってた
それから少しして、とある一団が俺実家に到着する
それこそ、間男夫婦、間男両親の一団
それ見た瞬間、再び俺両親、汚嫁親子は固まった
間男嫁「この度は、私の夫がご迷惑をおかけしました」
俺「いえいえ、あなたのせいではありません」
間男嫁「私の夫の不貞は、私の責任です」
そして次に間男両親が深々と頭を下げる
間男父「私は、〇〇(間男)の父の〇〇です。
この度は、なんとお詫びすればよいのやら・・・」
俺「そんな、顔を上げてください」
しかし間男はまったく顔を上げようとしない
それどころじゃないのだろう
顔が完全に青冷めてたし
それを見た間男父がキレる
間男父「お前も頭下げんか!!!!」
間男の頭を掴み、そのまま下げさせる間男父
てかむしろ、顔を押し付けた感じ
顔が床と衝突して鼻血出してたし
鼻血をダラダラ流しながら、半泣きの間男は震えながら頭を下げる
それを見る汚嫁はガクブルしてた
良い光景だった
ホントにいい光景だった
この日から遡ること数日前、実は俺は間男嫁とコンタクトを取っていた
俺が集めた資料を見せ、間男の浮気を教えた
間男嫁は号泣してた
家では全くそんな様子はなかったらしい
ただ仕事が忙しく、毎日夜遅くに帰る夫をじっと待ち、夫を労ってたようだ
なんとも不憫な話じゃないか
間男を思って待っていたのに、その肝心の間男は汚嫁と外でやりまくってたんだ
それで、今回の俺の策略を話して
この日に間男両親と共に俺の電話で来る段取りを取ってたんだよ
やっぱ、こういう場に間男は不可欠だしな
盛り上がってまいりました
グダグダ説明してた汚嫁と間男
二人の横には、それぞれ父親が付き、ふざけたことを言ったりヒスり始めたら
グーパンかまして黙らせてた
で、時間がかかったけど、何とか全容が見えてきた
・二人が会ったのはその日から1年半ほど前
・外を歩いていた汚嫁を間男がナンパしたことから始まる
・最初はコソコソ密会していたが、俺と間男嫁がまったく気付かないことで調子にのり
それからほぼ毎日会ってヤルような寝友達のような関係になった
そんで、二人は恋愛感情を否定して、ホントに愛しているのは俺、間男嫁だけ!!とか
わめき出したから、録音してたレコーダーを再生
汚嫁「間男さん、愛してるわ!!もうダメ男なんてどうでもいい!!」
間男「汚嫁!!俺も間男妻なんかよりお前を愛してるよ!!」
汚嫁「間男さん!!そのまま出していいよ!!」
間男「子供を作ろう!!二人の子供を!!結婚しよう!!」
これも俺が厳選した二人のボイス
ここは敢えて、サカリ真っ盛りの声を流してみた
それ聞いた瞬間、間男は顔を青から緑に変色させ、汚嫁は超音波の悲鳴を上げる
と同時に、二人の親父による公開処刑が再開
しばらく殴らせたのち、本題に入ることにした
間男嫁は間男に正対し、睨み付けた
間男嫁「もう分かってると思うけど、これ以上夫婦を継続することは出来ない。離婚しましょ」
間男「え!?ちょっと待って!!」
間男父「黙って頷かんか!!」
再び鉄拳制裁
盛り上がってる向こうを他所に、俺も話を進めた
俺「じゃあ俺達も決着つけようか」
汚嫁「それって・・・」
俺「離婚に決まってるだろ」
汚嫁「嫌!!それだけは嫌!!」
俺「お前バカか?ここまでなっててよくそんなこと言えるよな」
汚嫁「聞いて俺!!私、本当にあなたが好きなの!!愛してるの!!」
俺「そんなこと信用できるはずないだろ」
汚嫁「本当だって!!あなたが如何に大切かがよくわかったの!!
もう間男さんなんてどうでもいいの!!あなただけなの!!」
俺「それってどうよ。結婚までどうでもよかったのかよ」
汚嫁「違う違う!!本当にあなたを愛してるの!!」
当然だが、そんな汚嫁の話など誰も信じない
俺もその体をとっていたけど、俺だけは知っていた
それが、汚嫁の本心であることを
そう、それまでの汚嫁に尽くすという苦行は、全てこの時のため
汚嫁の心は俺にほぼ戻っていた
しかし俺はそれを突き離し、放り棄て、踏みにじる
俺は見下した
もう見下しまくった
その下で汚嫁は泣きじゃくりながら俺の足にしがみ付き許しを乞う
もうたまらん
俺の中のシコリみたいな奴がスーッと引いて行く
目を瞑れば飛べそうな気がする
そんくらいの爽快感が俺を包んでいた
そんな中、間男夫婦両親は俺の家を出てった
残りは間男実家でするとか
慰謝料については、ある程度なら即金で払うと間男両親が確約してくれた
その代わり、裁判だけは勘弁してほしいという申し出
それを了承し、あらかじめ弁護士と相談しながら作っていた念書に
間男、間男父からサインと拇印をもらい間男との話は終了
で、問題の汚嫁
正直、汚嫁は発狂寸前だったと思う
呆然としながらへたり込み、無表情で涙を流し、離婚の話をすれば叫びまくる
なんでコイツが被害者面してんの?ってのが、そん時の感想
話しにならないから汚嫁両親と話をした
こっちも内容としては同じ
・慰謝料はいくらであっても必ず渡す
・それだけのことを汚嫁はした
・だが、裁判だけはやめてほしい
・こんな娘であっても、私の娘であることには変わりない
ということだった
ぶっちゃけ、この時の俺としては、無様な姿の汚嫁の姿を見れただけで満足だったから
あとは興信所の料金、弁護士の相談料さえ払ってもらえたらよかった
それから数日かけて汚嫁実家を行き来し、発狂する汚嫁と両親を相手に
話し合いを続けた結果、何とか念書にサインを貰い、離婚届を作れた
具体的な値段はかかないけど、かなりの金が入って来た
しかしまあ、そっから汚嫁・・・いや、元嫁がストーカーまがいのことを始めた
何度元嫁両親が連れ戻しても、それが止むことはなかった
もう面倒になった俺は会社を辞めて転居した
転居先の再就職先は、とある知り合いに用意してもらってた
給料は少し下がるが、前の会社以上にやりがいのあるものだった
もちろん、転居先は元嫁両親にすら知らせていない
ケータイも解約したし、実家に電話する時は非通知で電話した
それで、今に至るわけだ
まあ結果として言えば、俺が嫁にした復讐ってのは効果がデカすぎた
見事元嫁はストーカーまがいの行動をして、俺は逃げるように引っ越すことになったし
元嫁両親も元嫁を実家に置いたままにしていて、色々苦労しているみたい
それについては心が痛む
俺は元嫁は許せなかったけど、その両親には全く恨みはなかったからな
それでも、あの雌豚と縁を切れたのは本当に満足している
ちなみに間男は見事離婚し、親と絶縁されたらしい
しかも、どうやら間男嫁からかなりの慰謝料を請求されている
間男嫁は元嫁には慰謝料を請求しなかったが、その分間男に請求したという
その支払で、間男は毎月カツカツだそうだ
それは間男嫁から聞いた
てか、最近ちょくちょく会ってる
まだお互い結婚とかそういうのはちょっと勘弁な感じだけど、いい関係になってるぞ
これが、俺がやった復讐
来週から仕事だから、記念に書き込んでみた
つまらない話だけど、自己満なんで勘弁してくれ