Aは慎ましいが幸せな家庭を築いたように見えた。
結婚から10年近くたって、Aに子供ができた。それがAの不幸の始まりだった。
A家のプランでは、A妻は仕事を続けて、出産後も早期に復帰するプランを立ててた。
出産も難産で、産後の肥立ちも悪く枕から頭が上がらない日々。
平均より遅れて退院してからも、A妻は寝たり起きたりの生活。仕事復帰も無理だった。
Aは『人生設計』通りにいかないことに苛立つようになっていった。
俺も相談や愚痴を聞いたが、「仕方がないだろう」としか言いようがない。
行政(子育て支援)を頼る提案もしたが、Aは世間体だの普通の家ではそういうの頼まないだろうだのと理屈をつけて拒否していた。
A妻の体調が悪く、健常家庭のようにはいかない。という現実から、Aは目をそらし続けた。
そして、俺への愚痴でも「こんなことなら子供を作らなきゃよかった」等といい始めるようになり、喧嘩にもなった。
そんな中、A妻は家族に引き取られる形で家を出ていき、A家は崩壊した。
Aは、周囲にA妻の悪口を言い触らした。いろんな人がAの間違いを指摘した。
見かねた上司から、産業医のカウンセリングを進められたそうだ。
鬱病と診断結果が出て投薬を受け、Aは落ち着いたように見えた。
薬が効き始めるのが投薬から二週間後位から。Aは、周囲や医者の忠告を聞かずにA妻に凸したらしい。
俺に泣きながら電話をかけてきた。
妻にやり直すのは無理。ときっぱり言い渡されたそうだ。俺のことはもう好きじゃないんだ。と泣いていた。
俺は半分辟易しながらも、とにかくうちに来いと誘った。愚痴なら聞いてやる。来い。
それでもAは電話口でぐちぐち言ってた。
『お前、そんなんだから奥さんに愛想つかされるんだ。兎に角来い。待ってるから』
その夜、Aは来なかった。Aの家に行っても応答なし。A母に連絡。家に入る。
吊ってた。自販機で買ったらしい安酒を呷って事に及んだのが分かった。
A母が、A妻の家族に連絡を取っていた。知らせを聞いたA妻は倒れたそうだ。
せめてきちんと離婚して、慰謝料なんかも済ませてからやればよかったのに。また迷惑かけて。とA母が泣いてた。
全部終わった後、俺もカウンセリングを受けた。医者は、俺のせいではないと言ってくれた。
でも、俺のせいだと思う。俺の一言が背中を押した
A妻にもきちんと経緯を話して謝罪をしなければ、と思うが未だにできていない。
Aはそんな友人がいるのに何をやってんだ。
どうだろうねぇ。そのまま聞いてあげててもスマホの電源が切れたら同じ事になってた気がするけど。
奥さんへの謝罪は奥さんの体調を考えた方がいいよ。年単位で考えていいと思う。
自分のたったひとことのせいだと思い込むのは
悲劇のヒロイン気取りがすぎるよ
たぶんほとんど関係無い
別にA元妻に謝る必要まったくないだろうが?
Aの死だって、別にそれがAの寿命だっただけの話
ばかばかしい
追い打ち気の毒すぎる。絶対やめてあげて
ショックを受けるのが普通だからそれに対する何らかのアクションを
起こしたいごく自然な気持ちもわかるな
でも時間がたってショックが薄らいだら冷静に判断できるようになるし、
動くのはもうちょっと待った方がいいかも
あと他の人も書いてるけど、A奥さんからしたら悲惨な出来事を
追体験しなければいけないつらさに加えて新たに、>>172に対して
申し訳ない気持ちが生じたりお礼言わないといけなくなる、つまり
負担が増えるだろうことは知っておいてね