現在21歳男
絵を描くことが大好きヲタメン。
今は日常が熱い。
見た目はフツメン…なのかな?
博多華丸(芸人)に似てるって言われるな。
いわゆう濃い顔。
学生しつつ
単発でイラストの仕事とかちょいちょいもらってる、
駆け出しの絵描き。
通ってるのはフツーの一般私大。
初スレ立てでち
ゃんとできてるか凄い不安だけど
絵だけじゃなくて、
今夢中になれてることがあるって
人には是非聞いて欲しいな
とりあえず書きためてある分を
書かせてもらいます
高校の時の自分は
本当に平凡な学生で、
よくも悪くも楽しく過ごしてた。
田舎の高校で田舎の高校生が
フツーに学校に通ってる感じ。
部活のバレーボールが大好きで、
ひたすらそれに打ち込んでた。
この時はまだ絵を描いていなかったよ
絵を描き始めるまでのエピソードが
ちょっと長いけど、すまん
近所の高校で仲の良い女友達ができた。
誰に似てるかって言われると難しいけど、
モデルの田中美保…
に雰囲気似てたかもしれない。
あくまでも雰囲気だけねw
そこまで可愛くはないよ
当時通ってる塾が一緒だったから、
自分が部活休みだったり
早く終わった日には
一緒に帰って塾の自習室に行ってたんだ
そのときの俺は童貞だしウブだったけど、
彼女はサッパリした性格で
一緒にいてすごく落ち着いた
でも好意はなかったと思う。
あくまで俺は友達って感覚でいた。
男女関係って意識が薄かったんだと思う。
ある日いつものように
一緒に塾に向かってる時に言われた
美保「ねえねえ、今日ウチ来なよ」
俺「え、いいよ。家行くって…おかしくね?」
俺は怪しいと思った。
あくまでそういう関係と思っていなかったし、
当然断った。
美保「今日親いないんだよ〜近くだし、
別に深い意味はないしさw
勉強教えて欲しいし」
絶対行っちゃいけない気がした
別に本当に何もないと思う。
でもここで行ったら関係が変わる気がした。
ちなみに俺は
高校まで電車通いだったから、
この時俺の家に行くって選択肢は
自然と出てこないんだよね。
美保「別にいいじゃんw
あ、変なこと考えてる?
いやいやないないw
部屋の模様替えしたし見て欲しいだけw」
俺「まあちょっとだけ寄ってすぐ塾行くよ…」
俺は本当にちょろっと寄って
すぐ塾に行くつもりでいた。
でもこの判断が
本当に間違いだった。
この時のこの選択で、
大袈裟かもしれないけど
人生の道が少し変わってしまった
家には本当に誰もいなかった。
平日18時すぎ…もうちょい遅かったかな。
家は真っ暗でガランとしていた。
なんか嫌な予感はしていた。
彼女は急に無口になって
俺を部屋に誘導した。
女の子の家に上がるのは
初めてのことではなかったけど、
いやに緊張したのを今でも覚えてる。
文才あるな。
この後どーなるんだwktk
部屋に入ると
彼女の目付きが変わっていた。
彼女はずっと黙っていた。
すると急に押し倒された、
どエライ勢いで。
「な、何…?」
急に怖くなった。
美保「なんで…そんなんなのよ…」
「え…?」
そう、塾で知り合った。
だから近所なんだけど
高校は違うんだよね。
塾の講義でたまたま近くに座って
休憩時間に話して打ち解けて…
とかそんな感じだったと思う。
的なことを言ってた気がする。
よく覚えていないんだが。
そのあと、彼女はすごい形相で
俺の服をひき剥がした。
信じられない力に形相、
抗うんだけどもう滅茶苦茶だった。
美保たん、どーしたの?
俺のケータイを真っ二つに折った。
美保「こんなものがあるからぁ…私以外を見ちゃう」
正直もう何も分からなくなってた。
彼女は泣きながら自分も服を脱いで
発狂したようにひたすら俺を押してきた。
ちょっとこれ以上は書くのが辛い…すまん
要は逆レイ○されてしまったってことです
羨ましいとか言う人もいそうだけど
当時の俺はこれが初体験…になってしまうわけでw
当時の俺はウブもウブ、
男女関係にもっと綺麗な理想を描いてた。
この体験が、自分でも信じられないくらい
トラウマになってしまった。
なにより信じていた異性の、
あまりに猟奇的な本性を見てしまい、
異性不信という状態に陥ってしまった。
無論、美保とは
その後一切連絡をとることはなかった。
ストーカーとかになったら
怖いという感覚もあったが、
それからは一切向かうからも
連絡がなくなった。
通ってた塾も俺は辞めた。
俺はこの日から
3,4日メシが食えなくなって、
点滴を打つために学校を休んだ
今思えば、どれだけショックだったんだろうなw
とにかく相談するにも
こんなこと言うのも恥ずかしくて
仕方がなかった。
体調が戻って久々に学校に行くことにした。
幸い、理数系の進学クラスみたいな所にいたので、
クラスに4人くらいしか女子がいなかった。
見てるぜ。
長くてもいいよ。ゆっくり行こうぜ。夜は長いんだ。
その女子たちは勉強熱心で
仏みたいな人たち(見た目も)で
ほとんど喋らないので、
学校生活には思ったほど支障がなかった。
これが本当に救いだった
ただ後になって
クラスメイトに聞いた話によると、
久々に来た俺は本当に無口で
人が変わったよう、だったらしいw
工業系?
2/12(月) 01:01:04.98 ID:C73jG/nL0
クラスには女子が4人だった。
学校自体には普通に女子いたよ。
同級のキャプテンがすごく心配してくれた。
今まで皆勤で、
部活も休んだこと無いおれが
4日も学校を休んだので
すごく心配だったらしい。
ちなみにこのキャプテンは
板尾創路に似ているので、
板尾と呼ぶことにする。
クラスは別のクラスだ。
部活終わり、
皆帰ったあとの部室。
板尾「お前何かあったのか…
声もあんまり出てなかったし」
「い、いや…」
わかりやすいぞw
この板尾先生に言ってみなさいww」
板尾はこんな感じのノリの男だった。本
当にいいやつなのだ。
それでいてけっこう女遊びもやんちゃなヤツで、
そういうこともよく知っていたw
だから相談するなら絶対板尾だろう、と
俺は思っていた。
頼れる落ち着いた先輩って感じだな
板尾は何も言わなかった。ただ、泣いていた
俺も泣きながら話していたからだろうか。
この話で男二人して泣いてるって今思えばすごくおかしいんだけどw
高2のガキにとってはそれほどショッキングなことだった。
とりあえず最後まで見て欲しい。本当に。
音楽、絵、創作関連で
夢を追ってる方には特に…
好きなことは思いっきりやってほしい
ただひたすらに部活に打ち込んだ。
すごく部活が楽しくて、
色々忘れられた。
ただ、異性不信が
思った以上に深刻で
自分でも驚いた。
女子と顔合わせられなくて、
話そうとすると動悸がして、
吐き気が出るようになってた。
ただ、女子が好きという気持ちは
もちろん強く生きていた。
だから恋もしたかったし、
女の子とも当然話したかった。
当たり前だよね。
関わることができない。
その状況をどうにかしたかった。
板尾に相談した。
実はこの板尾という男、
ナイスオタクで絵描きであるという一面もあった。
板尾の絵はすごい上手くて、
デッサンからイラストなんでもできた。
とんでもないことを言い放った。
でもこれが今の俺の、支えになってる。
この一言が。
板尾「絵描こうぜ?一緒に。楽しいからさ」
「絵?いやお前が絵が好きなのは知ってるけど…」
板尾「お前の理想の女の子をさ、
紙の中に落とし込めばいい」
板尾「青春の形なんて人それぞれだ。
現実が今は無理なら、
とりあえず絵の中に
女の子を描いてみるってのはどうだ?」
非常にめちゃくちゃな事を言われた気がしたw
色々気付くこともあるかもしれない。
絵はひたすら自分の描いてるものと向き合うことだから。
それで徐々に慣れていけばいいよ。
そしたらいつか実際の女の子とも
向き合えるようになるさ」
きっとこれは、
板尾なりの優しさだったんだと思う。
きっと描いてる本人が
一番絵の楽しさを知ってるから、
俺も楽しめると思ったんだろう。
男なんだしありえないとか、
男男っていって聞かないどころか
お前が襲ったんだろうと
言い出す奴も少なくはないからな
だが…辛いな
正直最初は面食らった。
絵を描くなんて思ってもいなかったからだ。
俺はまったく絵に関心がないというワケではなかった。
幼い頃はカービィとか描きまくってたし、
中学の時は授業中に
ヒカルの碁とかドラゴンドライブとかを
模写して遊んだりもしてた。
でもやっぱり人間を描くのは難しくて、
高校に行ってからは
まったく絵を描く習慣はなくなっていた。
今はけっこう有名な画家とかだったりして?
あんまり言っちゃうと
ストーリーのネタバレになりそうで
現在のことはあんまり言えないけど、
どこにでもいる萌え絵描きだよ
特に良かったのは
「スーパーマンガデッサン」
これを元にひたすら
絵を描き続ける日々が始まった。
描き始めは楽しくて仕方なかった。
上手くいかないことも多いけど、
女の子を描くことはただ、ただ楽しかった。
蜜を舐めるかのように、
どんどん絵を描くことにハマっていった。
板尾も俺もバレー部を引退した。
板尾は美大を目指す、と言って
その勉強を始めた。
俺は特進クラスにいたので、
美大を志望にすることはできなかった。
とは言え絵のレベルも
まったくそのレベルに達していなかった。
とにかく部活がなくなって
ある種空っぽになってしまったので
ひたすら絵を描くことを楽しんだ。
学校終わって某進衛星予備校行って
受験勉強して、
そのあと家で夜9時〜午前3時まで絵を描く
そんな生活をしていた
相変わらずの状態だった。
学校ではできるだけ
他のクラスの女子に会わないようにしていた。
絵を描き始めて気持ちは晴れたが、板尾いわく
前より人に距離を置くようになったと言われた。
そんなこんなで板尾は美大受験、
俺は絵を描きつつ受験勉強。
そんな感じで高校時代は過ぎていった。
板尾は東京の私立美大に進学した。
俺は大学に行ったら
新しい環境で異性不信も減るだろう
と思っていたが、
それが甘かった。
新生活でみんな浮かれているが、
その波に乗り切れない。
異性と話すのは相変わらずダメで、
部活やサークルもどうするかすごく悩んだ。
書くの遅くてすまん。
その時、大学でたまたま
美術部のビラを見つけた。
「美術部か…」
もともと板尾だって
俺が実際の女の子にまた向き合えるように
絵を描くことを薦めてくれた。
同じ絵を描くことが好きな人達とだったら
上手くやれるかもしれない。
そう思って俺はとりあえず
美術部の部室を目指した。
と色々なことを悩みながら。
部室棟の階段を登って
美術部を目指した。
…結果から言って、
想像しているのと違った。
新入生の女の子も一杯いたが、
ウマが合わなかった。
ショックだったが、
展示会を頻繁にやっているそうなので、
籍だけ入れた。
しかし、
この展示会のために籍を入れたのが、
本当に、本当に、良かったんだ。
大学の美術部における展示会っていうのは
部内で有志を募って作品を集めて
いい感じのギャラリーを借りて
展示会をする感じ。
俺は当然同人活動もするつもりでいたんだけど、
展示会にもすごく興味があった。
なので籍をいれておいて、
展示会には作品をだそうと思った。
結果的に、人付き合いは避けたってことになるんだけどね。
それに向けて さっそく作品を描くことにした。
最初の展示会だし、
気合入れてみんなをビビらせようとも思った。
これと並行して、板尾のいる美大にも何度も潜りこんだ。
不思議と美大の連中とは
楽しくやれる気がした。
板尾に人体デッサンとかパースみてもらって、
ボコボコに言われたりしたw
>>69の最後の一文にほっこり
みんな浮かれて、
楽しんではっちゃける所だろう。
俺はといえば
ろくに自分の大学のヤツとは親しくならず
家に篭ってひたすら絵を描くことを繰り返し
美大に潜って
そこの連中と仲良くなったりしていた。
今思うとヒドイと思う。
自ら青春を放棄した感じもするが、
この時はそんなこと忘れるくらい楽しくもあった。
またそれ以上に板尾がとても良い奴で、
板尾と絵を語るのが楽しかった。
板尾「お前も随分上手くなったよなぁ」
「ったりめーじゃん!w
6月に展示会だし、一発かまさないとな!w」
板尾「調子のんなよ
人体の筋肉もまだろくに知らんクセにw」
「まあ大学でも女子と上手く話せないけどさ…」
板尾「…まあ大丈夫さ。きっといいことあるよ!」
「そうかな…」
板尾「勇気出して部活入ったじゃねえかw
なんとかなるよ」
これがフラグだった。
色々アドバイスしてくれた。
俺も、なぜだか分からないけど
6月の展示会にものすごく賭けてた。
今でもなんであんなに必死になっていたかは
よく分からない。
そして6月の展示会の当日。
俺は慣れない風景画をデジタルで描いた。
搬入は朝、出品するその人自身で
作品を会場に搬入する。
何か変わるような淡い期待をしていた。
でも、現実は厳しい。
展示会当日の朝はど緊張。
まず自分の絵を人前に初めて晒す。
そして、部員と協力して
会場を設営しないとならない。
まさに二重苦。怖くて仕方ない。
入部して二ヶ月なのに
大体の人が初対面w
ただ、部長が優しくて助かった。
部長は女性だった。
部長「華丸君初めて見たなーwイイ絵描くね!」
「ええ、まあ…」
この時点で凄い動悸なのである。
耐えられない。
それで終わらなければまた明日の夜に。
部長は優しい。
分かってはいることである。
でもダメなのである。
俺は会場のギャラリーのトイレに駆け込んだ。
どうして。
落ち込みつつ会場に戻ると
部長「華丸君今日体調悪そうだねー」
部長「シフト、午後からだから。
それまで一旦大学戻って仮眠しなよ」
「はい…」
ありがたかった。
俺は一旦大学に行って寝ることにした。
まったく面倒なヤツである。
午後から展示会の受付のシフトがある。
二人一組。一体誰と一緒なのか…
女子だったら…
おちゃらけたタメの一年だった。
ココリコ遠藤に似ていた。
遠藤「お!はじめましてかな?」
「(男か…よかったわ)そうだね、初めましてだね」
遠藤「おうおう!今日シフト一緒みたいだしよろしくな!」
「よろしく!」
遠藤「なんか華丸の絵けっこう人気みたいだぜーw
アンケートにもけっこう書かれてるし」
「えっマジか」
板尾以外に自分の絵を見てくれる人がいるのも嬉しかったが、
自分の絵を気に入ってくれる人がいることが嬉しかった。
そして、そこに思いもよらぬ展開があった。
受付と言っても割と暇なので、
俺はせまいギャラリー内をフラフラしていた。
俺の絵の前で立ち止まってる女の子がいた。
「うわ、俺の絵の前でずっと立ち止まってる…」
そしてその子はぼそっと
「これいいな」と言って
俺の絵を写真に収めた。(撮影おkなので)
それ俺が描きましたって言いたい…)
すごく悶々とした。
こんなことは初めてだった。
目の前で自分の絵を気に入ってくれた人がいる。
でも女の子だったし
俺はすごく話しかけるのに戸惑った。
制服を着ていたし
明らかにJKであることは分かった。
その子は胸が大きい子だった。
なのでそに子と呼ぶ。
そに子「あの…この絵描いた人って今ここにいますか?」
「(…!!)あ、それは…自分が…」
そに子「え、あなたが…すごいですね…!何使ったんですか?」
「え、えとデジタルで…ペインターとSAIで…」
もう、頭がクラクラしてどうにかなりそうだった。
今この状況が信じられない。
信じられないくらい
質問攻めにあった気がする。
向こうも自分も
顔真っ赤だったんじゃないだろうか。
そに子「また、明日も来ますね…!!」
そう言ってそに子は去った。
展示会は二日間だったのだ。
ちなみに俺は二日目もシフトがあるようだった。
遠藤「ちょっとなんすか今のJK〜?」
ここで遠藤である。
「いや、初対面で…なんか俺の絵が良かったらしくて…」
不思議と、俺はこの時は動悸はあったが
吐き気を催さなかった。
遠藤「で、連絡先聞いたんスか〜?」
お前はその喋り方をどうにかしろ。
「いやいや、そこまでしないだろ普通…」
遠藤「ふーん…」
しかしこの遠藤がやってくれるのである。
ちなみに二日目のシフトもコイツと一緒だった。
この子はあんまり関係してないかもw
多分みんなの予想してる展開とは違うよ。