前記事⇨嫁「できちゃったみたい。どうしよ」俺「え?嬉しくないの?」嫁「仕事続けたい…」→ そんな嫁がまさかの行動に…【1/5】
義母「あなったって子は。ついてきな」
元嫁「行くってどこ? 課長のところへは行かないで。」
義母「いいから来るの」
私、ぽかーん。ねじが全部とんでいるので、ロをあけてみているしかなかった。
義母「課長さんいますか。この子の母です。あなたも知っているようにこの子は結婚しています。あなたとの不倫がばれて、旦那とは別れるそうです。責任とって下さいね」
部長?「ここではなんですから。男女関係のもつれはよくあることですし」
義母「部長さん。こんなメールもありますけれど。これって、パワハラじゃないですか」
メール本文「仕事はどんどん発注してあげる。それは、あなたがいい仕事しているからだよ。でも、あなたを好きな気持ち、仕事を口実にあなたと会えるのが楽しいという気持ちがないと言えばうそになる」
部長「君、仕事に私情を挟むのは、社会人としてやってはいけないことだというのはわかっているよね」
元嫁「違います。私が彼を誘ったんです。身体で仕事をもらってたんです」。あくまで課長をかばいたいようだった。逆効果のセリフだけれど。
部長「あなたが誘ったかどうかはどうでもいいんだよ。いやむしろ、あなたの身体と引き換えに仕事を頼んでしまっているとすれば、それはそれで同じ罪なんだよ。」
元嫁、泣き出してしまう。
部長「君は私物をまとめて今日は謹慎だ。この件について、会社としての結論はおって出します。あなたの娘さんと課長がどうなろうと、私どもの会社とはかかわりのないことです。おひきとりください。」
喫茶店に移動したらしい。
義母「課長さん。あなたの嫁に話していいですか」
課長「堪忍してくれ。もう会社クビになるわけだし、妻や子にどう説明していいかわからない」
義母「あれ、こんなメールありますけど。
メール本文「元嫁ちゃん。興信所を使っているがなかなか妻の素行がつかめないないようだ。でも、待っていてほしい。必ず、慰謝料とって別れて、君を迎えに行く。君も、彼との生活もレスだそうだから慰謝料も取れるよ」
あれ、こんなのもありますね。
メール本文「もう正直、妻とは疲れた。浮気していても、いなくてもう限界だ。まあ、この歳になると男はなんとでもなる。でも、元嫁ちゃんは苦しかったよねえ」
課長「もうやめてくれ、口説くときに心にもないことをいうのはよくあることじゃないか。それに、あの程度のシステムなんて誰でもできる。もう2年も続いたし、結婚は?と聞いてくるし、そろそろ切りにはいろうかなと考えてたよ」
元嫁、また大泣きはじめる。
義母「これでわかったでしょ。課長はあなたと再婚するつもりも、愛情もなかったってことも。いいかげん目をさましなさい。
課長さん。心冷やして悪かったですが、この子の旦那はまだ離婚を決めてはいません。
会社を首になるあなたをどうするかは旦那のほうで決めるでしょう。」
親子戻ってくる。ここから、私もかろうじて知っている話。
義母「(ざっと会社でのことを説明)この子も目が覚めたでしょ。で、許すか許さないかはあなたが決めることだから、ゆっくり決めてね。この子はしばらくうちで預かります。」
元嫁「ごめんなさい。私くんを裏切った。取り返しのつかないことをした。離婚という仕打ちも当然だと思う。新しい人をみつけて、幸せになって。
でも、あたしは今でも私くんが好きだ。あたしはもう一生私くん以外の男の人は好きになってはいけないんです。それがあたしの受ける罰だと思う」
私、放心状態のなか、元嫁と義母帰る。
修羅場っぽくないねえ。突入劇もないなあ。ツマンなくてごめんね、
今日は落ちます。
明日は、もう来なくていいよね。
まだ実は、元嫁を好きな自分がいた。課長にもてあそばれたことにしておきたかった。「あたしはもう一生私くん以外の男の人は好きになってはいけないんです。それがあたしの受ける罰だと思う」という言葉にウソはないと思いたかった。
だからアドレスも変えなかった。
でも、そんな私の頭の中では、「あなたが許してくれたら、もう課長と会うのはがまんする」が無限ループする。
私「いいかげんにしてくれないか。元嫁のこと本当に嫌いになってしまう」と返した。しばらくはメールは自粛します、と返事があった。しばらくじゃなくてずっとなんだよ、と頭の中で返信した。
12月にはいるかどうかの頃、自分で結論をつけた、先輩には相談しなかった。
義母に「やはり離婚します。裏切られたというよりも、赤ちゃんのこと、仕事で忘れようとしていたこと、それに僕が気づいてそばにいてやれなくて力になってあげられなくて、僕も悪いんです。僕のほうが夫としてふさわしくなかったんです。」
元嫁「違う。あたしが悪いの。あたしが、私くんの妻になれなかった。あたしが。。」泣く。
私「だから、慰謝料は遠慮します。子どもがいなかったのが幸いです(元嫁、いっそう大泣き)。課長も離婚したようですので、私から慰謝料ももらいません。もう誰も傷つけたくないんです」
元嫁は、泣きながら、血の出るほどクチビルをかんで耐えていた。私が、玄関のドアをしめると、外まで聞こえる大泣き。
義母「あなたがまいた種でしょ。親だから言うのよ、あんなにいい人を」。そして私を追ってきた。「ごめんなさい」と道路で土下座。気丈なお義母さんの涙声を初めて聞いた。
さよなら、5年の結婚生活。赤ちゃん。嫁。そして、守ってやらなきゃいけない人を逆に追い詰めてしまった自分。
されてんだから。
見たくない人って、みんなか、はスルーでどうぞ。
しばらく呆けていた。年が明け、会社も続けていく自信がなかったので辞めようと思い辞表を書いた。
上司「とりあえず、これは預かっておく。お前、病院行ったか?」と、会社の顧問病院みたいなところに連れて行かれた。
会社に帰ってくると、何枚かの書類が用意されていた。ハンコをつかされた。
上司「お前はこれから休職だ。会社には傷病手当金というのがあって、1年半は、給料の半分くらいはでる。やけっぱち起こすんじゃなくて今後を落ち着いてよく考えてみよう。で、月に1回は俺のところに電話よこせ」。
後で聞いた話。昨年の4月の人事異動で、上司は栄転するはずだった。でも、「あいつが帰ってくるまで、いや、あいつが元通りに働くようになるまで、私はここを動いてはならんのです」と拒否したそうだ。
でも、呆けている私には、そんなやさしさは通じないし、気づきもしない。
一部始終を知っている先輩Aにも「あなたが見て見ぬふりしていてくれたらこんなことにはならなかった」と理由のわからないことを言ってあたった。
ひきこもりになった。修羅場から離婚を決めた1カ月のほうが楽だったように思う。
上司への月1の連絡もしなくなった。上司がマンションに訪ねてきてくれたけど、居留守を使った。
元嫁は約束を守り、メールをしてこなかった。私を気づかってくれる人は、誰もいなくなった(離婚のことは、実家の両親や兄弟にも知らせていないので)。
メール着信。元嫁だ。「会って話したい。離婚したからもう他人だなんていやだ。許してほしいとは思っていない。でも、きちんとお詫びをしたい」。
なぜか、いいよ、と返信してしまった。
元嫁自宅に来る。むかしのような胸をはってしゃきしゃきではなく背中を丸めておどおどって感じの歩き方。コンタクトではなく中学生のようなメガネ。化粧っけのない顔と髪。
全体的に、こそこそって隠れて生きてますみたいな雰囲気。こんなの私の好きだった元嫁じゃない。
元嫁も同じように感じたようだった。なんせ半年散髪にも行っていないし、ひげそりもしていない。半分かびたTシャツを着ている。部屋の中は、どんよりくもった空気で、残飯とかごみの山。
元嫁「こんなになるまで。。。私くんを傷つけてごめんなさい。許してくださいなんて言う資格ないのはわかっている。
でも、こんな私くんを見てられない。このメスブタとか肉/便/器とか怒ってよ。なぐってよ。許してほしいんじゃない。あなたがそれで気が済めば、元気になれば、あたしは何されてもいい」。
そんなこと言われたって、いまさら怒鳴ってもどうなるもんじゃない。私黙っている。
元嫁「そうそう、会社辞めたんだって?」
私「いや、休職中。」
元嫁「なんで辞めたの。不景気だから、再就職なんてすぐにはできないよ」
私「仕事探す求職じゃなくて、会社行かなくていい休職。籍もあるし」
元嫁「でも、今度会社行ったら椅子も机も放り出されているかもね」
私「椅子の席じゃなくて、戸籍の籍」
元嫁、笑いだす。一瞬おくれて私も笑う。こんなボケと突っ込み、何年ぶりだろう。元嫁の笑顔をみるの、何年ぶりだろう。
元嫁「そんな、発注先の社員が親連れてきてひと悶着。課長が自宅謹慎ののち解雇されたのに、うちの会社、私を無傷のまま守ってくれるわけないでしょ」
私「そりゃそうだ」
元嫁「辞表書かされた。送別会やろうって話もあったけど断った。会社でるとき、枕とか陰口言っていた馬鹿と会ったので、グーでなぐってきた」。
私「まあ、最初は違ったけど、最後のほうは枕だったけどもね」。しまった、言っちゃいけない言葉が口に出た。
元嫁、ひきつっている。修羅場のときとか離婚のときの、上目づかいで唇かんだまま。
私「ごめん。言いすぎた」
元嫁「いいの。違うの、もっと私を責めなきゃだめ。怒鳴られて許してほしいなんて思ってない。私くんには元通りになってほしいの。こんな部屋にいつまでもいたら私くんが腐ってしまうわ」
といって、窓を開ける。何カ月ぶりの外の風だろう。
元嫁「シャワー浴びてきて、髪切ってきて」私、なぜか言うままに散髪屋にいく。帰ってくると部屋はきれいになっていた。元嫁はいなかった。
そんなことがあって、メールだけは開通。
元嫁「また会って話をしたい。」
私「でも、またひどいこと言ってしまう」
元嫁「だから、いいの。ひどいこと言ってよ、それで私くんが楽になってよ」
ひきこもらなくなった。でも、元嫁と会うのは、自分が何言いだすかわからなかったので怖かった。
気分転換で買い物かなにかで出かけていて、部屋に戻ると、元嫁が立っていた。鍵代えていないから合鍵持っているはずなのに、外で待っていた。手には、ケーキの箱を持っていた。
私は思い出した。昨年の記念日。元嫁が仕事で大変だったときの記念日。元嫁と課長のお泊まり旅行を前にした記念日。
自分にも会社にも、そんな経験とかマニュアルもなく、上司と手探りでいろいろ決めて言って、よし俺は会社の救世主になる(ちょっと盛った。すみません)と気分高揚していたお詫び行脚出張を前にした記念日。結婚5周年だったあの日。
私が帰ると、元嫁がエプロン付けて、食事の用意をして待っていた。元嫁のエプロン見るのも久しぶりだった。
私「納期前で忙しいのに、そんなことしなくていいのに。それに僕食べてきたし」
元嫁「今日、記念日だよ」。私、実は忘れていた。
私「ごめん」
元嫁「いいよ。ケーキくらいはいるでしょ、コーヒー淹れるね」と、バースデーケーキを出してくる。
私「ほんとごめん。でもおいしいよ」
思い出おしまい。
だから、私くんが結婚記念日を覚えてくれていて早く帰ってきてくれるとか、せめてバースデーケーキなんだから、僕たち二人の5歳の誕生日おめでとうって、ロウソク立ててフゥーってやってくれれば、課長とも別れるつもりだった。でも、私くん、勝手に食べちゃうんだもん」
私、泣きだしてしまう。
元嫁「泣かないでよ。こんなこと、あたしから言う資格なんてないし。でも、私くんが、あたしのこと嫌いになったのは、赤ちゃんをあたしが仕事にかまけてコロしちゃったからなんだ、って思ってた。悪いのはあたしなのよ。」
私「そんな、元嫁のこと嫌いになったことなんてない」
元嫁「あたしは、私くんとの結婚生活とか赤ちゃんとかじゃなくて、仕事、あたし自身を選んだ、って罪悪感をもってた」。
私「ごめん。で、そのときにあいつが」
元嫁「そう。あたしがあたし自身を選んだってことにもっと自信をもとうよ、って言ってくれたの。彼は私くんの悪口言ったことないよ。浮気しているとかも言ってないよ。
そのうち私くんが元嫁ちゃんを束縛するようになるから、そのときにはいつでも僕のところにおいで、君はもっと成長できるって。」
私、泣きやまない。何が、守ってやんなきゃだよ。一番身近にいた人のこんな悩みすら聞いてあげられない、ほぐしてあげられない、安心させてあげられなかったのかよ。
元嫁「泣かないでよ。私くんを責めてるんじゃない。あたしにはそんな資格なんてない。二人のことなんだから、二人で解決しなきゃいけなかったのよ。でも、あたしは浮気に逃げた。私くんは逃げなかった」
私「僕も仕事に逃げてた。だから慰謝料ももらう気になれなかった」
二人でなきだしてしまう。いつしか、私の胸に元嫁の頭がのる。髪をなでであげる。キスになるのは時間の問題だった。そして重ねた。
あとはオスとメスの本能だった。でも、私の一か所だけは違った。
元嫁も気づいたみたいだった。「してあげようか」。元嫁あまり舐めたりするのは好きじゃなかったのに、それにテクニックもなんか違う。
こう思う出すと、いっそうだめだ。
私「ごめん、今日は無理」
元嫁「ごめんなさい。でもそうだよね。あたしがこんな私くんにしちゃったんだよね」
元嫁、たまに泊まるようになった。今年の2月くらいからは、同棲を始めた。私は、4月から、もとの職場に復帰するつもりだ。
あいかわらず一か所だけはいうことをきかないが、会話も結婚当初に戻ってきた。デートも楽しむようになった。ハグしているだけで、私は十分だ。器具を使ってはいないが、元嫁も逝ってしまうときがあるみたいと言っている。
気分にうえでは再構築完了している。
ちなみに、元嫁には黙っているが、EDではない。ネットで動画とかみると起ってくれるし、マスもかける(元嫁に見つからないように後の処理を隠すのがたいへんだが)。
医者からは、ちょっと早いように思う、もう一度距離をおいたほうがいいかもしれない、とアドバイスを受けている。
でも、私も罰をうけるのがいいかもしれないと思い始めている。
元の鞘にもどったのを聞きつけて、先輩Aがすっ飛んできた。出会って一番、また元嫁をなぐろうとする。「お前は、またこいつを傷つける気か」。
元嫁「一生かかって償うの。元の鞘に戻ろうなんて思っていない。許してくれなくてもいい。家政婦でいい。」
私「でいいって、ほんとの家政婦さんに失礼だろ」
元嫁も仕事を探している。「僕の妻で一生終えるのはもったいない。あなたの能力をもっといかせるものがあるはずだ。仕事でもボランティアでも」と言った。
という、おちつかない話でした。
ありがとうごいざいました。
医者の言うとおりだよ。
そのゴミクズがまるでお前が悪いといわんばかりの言いぐさを言ったとき、すでに二年も男女の関係が
あったんだぞ。大丈夫か?お前は悪くない、私が悪いと言いながら、ずっとお前を有責にし向ける
様にしてるだろうが。しっかりせえよ。
間男の子供を妊娠したからおろしたってことだよな?
本当に不倫が流産後だったのか
これは確認するべきだな
妊娠しても嬉しくなさそうだったのはそのせいなんじゃないか?
奥はカンカン。家、家財、車、貯金、生命保険も解約し、すべて、奥のもの。
家財と車は売り払ったみたいだけど。長男さんが4年生で就職することもあって、離婚は4月までまつことに。
その長男は、「お前(=間男)の浮気のDNAが俺の血に流れているのは耐えられない」と遺書を残しジサツ未遂。間男の退職もばれるし就職の内定も取り消し。家庭崩壊。
間男元課長は身ぐるみはがされて放逐され、行方はわかってません。
元嫁も連絡取りたいとも思わない、と言ってます(うその可能性も高いですか?)。
そもそもこの板を教えてくれたのは、元嫁。サークルの先輩Aじゃないです。
元嫁「こんな板があるよ。相談してみようよ」
元嫁が悪いのに、元嫁にしか責任がないのに私がしょいこむものだから、住人のみなさんに、元嫁をひどく言ってもらおう、それで現実を受け入れさせようというのが作戦(これはさっき聞いた)。
私は私で、さいしょに書いたように、私が罵倒されて終わるものだと思っていた。クソ夫婦と馬鹿にされてますが。
>>898「大丈夫か?お前は悪くない」。あたりから、汗が噴き出してきた。
それまで、「自己愛の固まり」とか「2年間私マタを広げてきて」とか、そんなに元嫁を悪く言うなよ、と心で返していたんですが、現実をみると、やっぱり、そうとしか考えれらないですよね。
>>901。>>907。>>914。赤ちゃんも、間男のかもしれないですねえ。
落ち着いてきたので、夕方、元嫁といっしょにここを見た。
元嫁「あたしこんなこと言ったっけ。でも、あたってるよ。あたしひどい女だよね」という反応だったけど、赤ちゃんだけは、真っ赤になって「信じてくれなくてもいいけど、これだけは違う」。
似ているとフッてみた、777さんごめんなさい。