ずっといいなと思っていた人に冷めた話。
状況の説明に必要な自分語りだけ許してください。
社会人になって数年たち、アラサーになった頃、
突然、原因不明の難病を発症しました。
日本での患者数がとても少なく、
運良くとてもいい先生に出会って、病名をつけてもらい
治療を開始することができたものの、
1年以上入院、闘病生活が必要でした。
有給と傷病休暇を使い果たす寸前でなんとか社会復帰を果たしたものの、
症状をおさえているだけで、治ったわけではありませんでした。
どうしても納得できなくて、
自分で病気の勉強をしたいと考えるようになりました。
それからは、ひたすら給料をためると同時に、
平日の残業がない夜と週末は予備校のサテライト講座に通いました。
友達の結婚式で彼と出会ったのはそんな頃でした。
(便宜上「彼」としますが、付き合っていたわけではないです)
何か力になれることもあるかもしれないと
連絡先を教えてくれました。
実際、アドバイスは的確で、ありがたかったです。
ある程度のお金もたまり、サテライト講座のおかげで
予備校の選抜クラスに入れる程度の学力もついたため、
勉強に集中しようと退職しました。
不安もたくさんありましたが、逆に、退路がないから
余計なことは何も考えずに集中できました。
その間も、彼は連絡をくれていました。
サテライト受講生でなく、ちゃんとした在校生になったので、
予備校の職員や講師に相談ができるようになり、
彼とはなんでもない雑談しかしなくなったのですが、
その雑談がいい気分転換になっていました。
やっぱり、ありがたい存在でした。
翌年、無事、希望の大学に合格することができました。
合格の報告をしたら、お祝いを兼ねて食事に誘ってくれて、
そこで初めて二人で顔を向かい合わせて話をしました。
実際に話をしてみても楽しくて。
彼も楽しんでくれたようで、よかったら、
こんなふうにたまにご飯を食べたりしませんか、と言ってくれました。
彼は私の7つ上で、友人も結婚したり、子どもがいたりで会う機会も減ってきたし、
仕事以外のつながりで話をする人が少ないから、
こうやって楽しく話ができる存在は嬉しいと。
いい友人関係を続けていました。
彼にはもともといい印象しかなかったけど、
気がついたら好きになっていました。
でも、自分の状況を考えると告白なんてできませんでした。
そんな関係が1年続いたとき、彼から、結婚前提で付き合ってほしいと告白されました。
とてもうれしかった。でも、「結婚前提」と言われたので、断りました。
学校のこと、卒業後のことを考えると出産は無理だし、
何より、結婚生活はお互いの支えあいなのに、
私は自分のことでいっぱいいっぱいだから、
誰かを支えるなんて無理だと思う。
だから、気持ちは嬉しいし、私もあなたのことは好きだけど、
結婚前提でのお付き合いは出来ないと伝えました。
そうしたら、
「大丈夫だよ。結婚生活と勉強の両立がつらくなったら、学校はいつでもやめればいいんだよ。
医者以外の仕事で働くのが嫌だというのなら、楽はさせてあげられないかもしれないけど、
仕事はしないで専業主婦になってもいいよ。
というか、僕も今までは仕事ばかりしてきて、結婚を意識することは少なかったんだけど、
友達や会社の人の話を聞くと、子どもっていいなって最近よく思うんだ。
だから、結婚するからには、子どももほしいよね。
卒業するのを待ってからの出産だと高齢出産になっちゃうから、
やっぱり、子どもができたら学校はやめたほうがいいと思うな。
そもそも、勉強したいって言うけど、治らないから難病なんだよね。
今まで何人もの医者が研究して、誰も治療法を見つけられていないなら、
難しいんじゃないのかな。
そんなことよりも、自分の手に入れられる幸せを追い求めるほうがいいんじゃないのかな。」
同時に、病気が発症して、進行していたときの不安な気持ち。
主治医に、難病宣告されたときの気持ち。
どれだけ治療を続けても、ちっともよくならなくていらいらしていた頃の気持ち。
会社をやめようか、やめていいのか、やめたとしても、
もし合格しなかったら、難病患者の自分が再就職できるのか、できないんじゃないのかと悩んだ気持ち。
大学合格を目指して、毎日毎日必死で勉強していた頃の気持ち。
今までのいろいろな感情が一気に頭を駆け巡って、
それを「学校をやめたほうがいい」で片づけた彼に対して
一気に冷めてしまいました。
好きな気持ちもなくなってしまった。もう会うことはないと思うと伝えたら、
「話も合って楽しくて好きになった人と結婚したいと思うことがいけないことなのか。
結婚したいほど好きな人との子どもがほしいと思うことはいけないことなのか。
どうして分かってくれないのか。
俺と、治りもしない病気の勉強をすることとどちらが大事なのか。」
と食い下がられて、しばらくは大変でしたけど、
結局、どうして私が冷めたのかはわかってもらえませんでした。
彼に告白されたのがちょうどこの時期だったので、
なんだか思い出してしまったので書いてしまいました。
以上です。
乙…悲しい冷め話だ
体を大事にね
タヒに怯え、懸命に克服方法を探している人に
「どうせ治らない(=命の危険があるかもしれない)なら自分との子供を生め(意訳)」はなかろうに
まだ時間があるならどうか負けないで、乙でした
こういう人には何言っても伝わらないんだろうと思う
うわーこういう心理なのかな
でっかいお世話としか言いようがない
ドン引きだわ~
察して、解って、ばかりで
緩やかだからわかりにくいけど、自分の都合と主張の押し付けだよ
私のことをすべて理解して主義主張もすべて包み込んでくれなきゃ貴方はだめ、っていうさ
そこからどうしたかったの?言ってしまえば只の他人に、どうして欲しかったの?と
え?
求めたのは彼であって>>572じゃないよね
自分の事で精一杯だから無理だとハッキリいってんのに
子供だの学校やめろだの…
付き合ってもいないのに気持ち悪いわ
って要求する奴はみんなクズだわ
そんで間違い無くそういう奴って
いくら指摘しても自分の言ってる事の横暴さを理解できない
あの頃のもやもやした気持ちを思い出して
つい書きこんでしまったのですが、
誰にも言えなかった気持ちを知ってくれる人がいるというだけで、
こんなに心が楽になるとは思いませんでした。
どうしたかったの?と問われて考えてみると、
彼とは、どうもしたくなかった、が本音だったと思います。
いつのまにか好きになってはいたけど、関係を変えたくなかった。
自分のやりたいこと、自分の病気のことを考えると、
誰かと恋愛や、まして結婚なんて考えることもできなかった。
好きだけど恋愛はできなくて、
でも、一緒にいて本当に楽しかった。
学校は、仲間に入れてくれるとはいえ、
一回り以上年下の子たちばかりで、きらきらして、とにかく若い。
元会社の同期や先輩、後輩たちとは、仕事をやめた今では合わない話もある。
友達も、ばりばり仕事をしていたり、子育て真っ最中だったりで、
しょっちゅう会えるわけでもない。
恋愛対象から外してくれて、いろいろな話ができる、
おいしいものを見つけたら食べに行こうと誘われたり、誘ったり、
そんな関係の人がいる、というのは、本当にありがたかったんです。
彼に私との結婚願望があるだなんて、告白されるまで気付きもしませんでした。
病気については、聞かれたときに一般的な情報は話したことはあっても、
恋愛や、結婚願望についての話には発展しませんでした。
そのあと彼は、自分でいろいろ調べたみたいですけど、
なにしろ情報が少ない病気なので、あまり調べられなかったようです。
だから、今の私の病状だけ見て、問題ないと判断したのかもしれません。
私の病状についても心配してくださった方もいらっしゃるので、
スレ違いだとは承知していますが、どうか補足説明をさせてください。
私が発症している病気は、上下肢に障害が出ますが、
その箇所と程度は患者によって様々です。
また、その症状もずっと固定ではなくて、よくなる、悪くなるを繰り返す人、
だんだん悪くなる人、よくなってずっとそのままの人、本当に様々です。
そもそもの原因がわかっていないため、根本的な治療ができず、
症状が出たら、とりあえず、効くといわれている治療を、
副作用などのリスクが少なくて、保険適用ができるものから順番に行うというのが
現状だからだと思います。
下肢についても力が入らず、朝起きて、つたい歩きでないと洗面台にも行けない、
たとえ行けたとしても、腕で身体を支えたままでは、顔を洗うことはできない。
だから、看護師さんにお願いをして、洗面器に水を汲んでもらい、
ベッドの上で毎朝顔を洗っていました。
そのあとは、親指と人差し指をくっつけることもできないから、
コンタクトもつまめず、やってもらっていました。
治療の同意書にサインをする際も、ペンをにぎることができないので、
親指と人差し指をぐるぐるに固定してもらって、
なんとかへろへろのサインをしていました。
当然、仕事どころか、日常生活を送ることも出来ませんでした。
幸いなことに、現在は効く薬があるため日常生活を送ることは出来ていますが、
いつ、それが効かなくなるのか、効かなくなったとしたら
どの程度まで悪化するのか。
一番悪くなった頃のようになってしまうのか、それよりはましなのか、
もっと悪くなってしまうのか、全く分かりません。
自分のことなのにどうすることもできないことにとても憤りを感じて、
どうにか出来ないか、何か出来ないかと考えた結果、
アラサーなのに大学生という自分がいます。
学校で勉強してみた結果、どうにか出来ないか、何か出来ないかに関する答えは、
「どうにもできない」だということがわかりました。
本当に、治らないんだ。はっきりわかりました。
すごく落ち込みました。
医学科に入れば、隅から隅まで勉強すれば、何かあるんじゃないか。
何もありませんでした。無理でした。
「無理でした」は、ずっと無理ではないことです。
何年か前はわからなかったけど、今は原因がわかっている病気はたくさんあります。
そして、医師免許を習得すれば、誰かが見つけた知識を学ぶ勉強でなくて、
自分で研究して、勉強することができます。
偉い先生たちがたくさん研究しても原因や治療法が見つからないのに、
文系出身の会社員だった私に何ができるんだとも思うんですけど、
もしかしたら、何か見つけられるかもしれないですし。
何も見つけられない可能性のほうがもちろん高いんですけど、
いつまた悪くなるかもしれないとびくびくして毎日を過ごした頃より、
何かできることを探すために勉強している今は、とても充実しています。
まだしばらく学生が続きますので、どういう方向から勉強するかを考えて、
自分にできることを探していくつもりです。
>>578さん、そういうわけで、私は当分死なないつもりです。
いつまで元気に勉強を続けられるかわからないですし、
途中で悪化してリタイアしてしまう可能性はゼロではないですけど、
出来るところまでは頑張ります。心配してくださり、ありがとうございます。
完全にスレ違いですので、これで失礼させていただきます。
ここに書きこんでよかったです。
100年ではなかったんですけど、やっともやもやしていた恋愛と
別れられた気がします。皆様本当にありがとうございました。
うーん彼の言ってること自体は一理あるんだけどね
あなたからしたらやっぱ言って欲しくないことだよねぇ
切ない話ですな
彼はやっぱり楽観しすぎかな・・気持ちを共有できない相手との生活は後々ストレスになるかもしれないですしね
お疲れ様でした。
人を好きになることは相手を受け入れることだし
結婚するということは相手と自分の人生をくっつけるということだよ。
572という人間を構成しているものを否定した彼には
恋愛は向かなかったんだろうね。
その病気について、医学的に同僚の医師に伝えられるだけでも医師になる価値はあるよ
頑張ってね
よくきく薬があるということは、近視に対してメガネやコンタクトが発明されたようなもので、世の中には治らなくても
共存していける病気がいくらでもあるから