出会ったのは厨房の頃
俺 神聖のアホ
片思いの娘 超優等生
最初は恋するとは思わんかった。
話すきっかけはとなりの席になったこと。
優等生オーラがあったが、話してみるととてもフレンドリーに接してくれたw
俺 厨二病で小心者、いつも緊張してカミカミになってた、そこが彼女のツボに入ったらしい…
からかわれたりしたけど、それ以上に優しかった。
授業中よく助けてもらった、宿題写させてもらったり…
少しずつだけど惹かれていったんだと思う。
その当時”ここが変だよ日本人”って番組があったんだけど、その話をしていたんだ。
すると彼女が「あの番組面白いよね!ゾマホンとケビンクローンマジ最高ww ところであの番組のEDテーマが好きなんだけどさぁ、夏男知ってる?」
俺「!?」
俺「あっあの曲いいよねw めちゃ好きで、発売日にかったんだ!」
その会話が10年間も引きずる恋になるとわ思わんかった…
すまぬ エアコンが壊れたから布団にくるまりながらケータイからかいてるw
彼女「えっ?買ったの??タイトルは何て曲なん?教えてw」
俺「アポロってタイトルなんだ。貸してあげるよwってか明日持ってくね!」
初めて彼女と噛まずに交わせた会話だった。今でも覚えてる。
忘れ物率No.1だった俺が前日からカバンにいれたw
マジ快挙ww
さっそく渡した。
しかも登校中に待ち伏せしてw
するとまだ時間あるからと言い残し彼女は学校と逆の方向に走りだした。
その日彼女は初めて遅刻したんだ。
その日彼女は一限の途中息を切らして教室に入ってきた。
何事もなかったのように颯爽と現れた。
彼女「ありがとう!早速録音してきたww絶対忘れてると思ってたからw嬉しかったよ」
授業中に、教室に入ってきた第一声がそれですかw
それが元で数学教師にCDは没収された。
休み時間に何故か俺まで説教された。
彼女「ごめんねぇ…一応カセットに録音したから貸してあげるねw」
上から目線+質の低下に俺は苦笑いするしかなかった。
ちなみに教師からCDは未だに返ってきてませんw
それから彼女は心の傷をえぐるかのように、CDの話を毎日しだした。
どれだけはまってんねんw
彼女「c/wもいいんだよねw」
ちなみに俺はc/wは聴く前にCDは取られましたが?
1ヶ月経った頃、さすがにその話はしなくなった。
ある日彼女が神妙な顔で怒ってる?と聞いてきた…
俺「いや全然wとりあえず冬女チャンよく喋るなぁと思って、観察してたw」
彼女「遅くなってゴメンね、おこづかい出るまで買えなくて…はいCD!!」
俺「!?」
彼女「これでおあいこw知ってた、この曲の歌手ポルノグラフィティって言うんだよ!エッチな落書きって意味w」
この時彼女の笑って顔を見て、胸が高鳴っていったんだ…
そして…席替えという恐怖の時間がやってきた…
さすがに離れるのは寂しいと思ってる矢先
先「今から席替えをします。出席番号順からくじを引いてくだい。あっ夏山くんは一番の前の席に来るように!」
俺「!?」
何故だ…何故俺が地獄スポットに…嫌がりながらも渋々席を移動していると。
?「私視力悪いので、前の席に行きたいんですが。」
先「冬女サン、一番前でいいの?くじ引きしなくていいの?」
冬女「はい!一番前だと勉強に集中できますw」
この女はアホなのかと唖然としながらも、席は隣!!神様ありがとう!ご先祖様ありがとう! 感謝の念を捧げました。
冬女「夏男クン、よく喋るからねw先生に怒られて当たり前だよw」
授業中よく話してたのはあなたとなんですが、やっぱ俺は真性のアホw
優等生の彼女とは教師の評価はどえらい差別があった。
授業中や休み時間はよく会話したんだけどさ、放課後彼女は部活に行くんだよね!
吹奏楽部でさサックス吹いてんだよ、ちなみに俺は帰宅部w
部活したかったけど、違う習い事してた。
その習い事のおかげ?で他府県に転校するんだけど、まだそんな事知るよしもなかった中学二年の冬…
これはドラマチックな予感
ちなみについ前日彼女は妊娠しました。
元気な子供産んでくれるといいなぁ…
誰の子?
>>31
俺の子供ではないw 今でも年賀状出しあったり、たまにメール着たりします。
続きを書いてよいか?
>>34
そうか
俺も去年の12月に同じような経験したから気持ち分かるわww
続き早く
ちなみに習い事とは柔道。
柔道部あったけど、強制丸刈りw それが嫌で近くの道場通ってた。
隠れてやるとか俺ヒーローww
県の大会の上位に食い込むくらいに上達してた。
出席番号近いから、席も斜め後ろw 俺神に愛されてるww
相変わらずよく話した。 友達と言うよりペット扱いだったけど、嬉しかったw
kwsk
よく頭撫でられてた。 飼い猫と同じ感じなんだとw
あとバシバシ叩かれてたw
厨二病真っ最中でさ、コイツ俺の事好きなんじゃねw とは思ってたけども小心者だったからね!
話すのが精一杯だった。
>>44
厨二病ってさ……罪、だよな……。
すまん何でもない
俺もまだ厨二だw
太陽捕まえに行こうぜ!
そしてある日放課後、彼女から呼び出された…
えっ??心の準備出来てませんけども。
緊張しつつも、体育館裏へ走ったんだ。
めちゃ緊張ww
普段はメガネしてんだけど、外したらマジ可愛いんだ。
胸の高鳴りが押さえられなかったよ。
急いで来感を隠しつつ…颯爽と俺参上w
俺「何?」超クールに決めたったw
冬女「あのさ、はいこれあげるねww」
もらったのはチョコレートとポルノグラフィティの2ndシングルだった。
バレンタインでもないこの時期に何を考えてんだ… ちなみにその時俺自身も2ndシングル買ってましたw
俺「へーあの歌手歌出したんだ!シラナカッター、マジアリガトー」
本当は2ヶ月も前から知ってました。
でも嬉しいよね。
冬女「私ポルノグラフィティ好きなんだよね!夏男も聴いてくれると嬉しいな!じゃ部活行くから…また明日ね」
俺「ありがとう帰って早速聴くぜぃ」
とりあえず急いで帰ったよ〜チャリで大ごけしたが、ヒトリノ夜だけはなんとか死守ww
今でもまだ持ってるぜ!
まぁしょうがないよな
ポルノグラフィティの曲って恋愛系多いもんな
話題とか弾みそう
現在進行形でポルノグラフィティ好きだ!7777
恋愛ソングでめちゃ語ったぞ!
冬女チャンとも何度かライブ行った。
今でも彼女は真性のポルノグラフィティファンだw
>>58
1→ 真性のアホ 厨二
153センチのチビ 多分フツメン、似ている人は誰か知らないが赤木 けーいちろうって親戚のおばちゃんに言われたw
冬女→ 赤ふちメガネ 超優等生 吹奏楽部 サックス係今思うと石原 さとみ似だった。
それから毎日話した。
席は離れど、休み時間はめちゃ話したんだ。
そんな浮かれ気分も1ヶ月もしないうちにすぐに吹き飛ばされた。
進路指導ww
彼女超優等生、 俺 真性のアホ 五教科200点行くか行かないか。
こっそり聞いたんだが、 女A「冬チャンどこの高校行くん?」
冬女「ん〜志望は??高校なんだよね、でも厳しいかもw」
??高校→喧嘩×県下最強デラ進学校w
俺じゃ逆立ちしても無理…でも一緒に行きたかった。
俺初めて本当で勉強したw さぼってた分のツケは大きかった、でもさやるだけやってみようと思った。
塾通いだした、親も心配してた。
そしてその頃からある男も冬女チャンと俺に話かけるようになってた。
名前はハルイチとしておこう。
親友だが明らかに冬女チャン目的というのが、厨二の俺でも理解できた。
そんなこんなで日々勉強し続けたんだ!
俺天才w 成績急上昇。
バカにしてた教師ども唖然w 夏男はデラワロスから夏男クンに呼び方が変わった。
夏までには平均200点→から350位にはなってた。
でも彼女の志望高には全然行ける学力なかったんだ。ツライけど現実。
ちょうど夏休みが始まった頃何回か遊びに行った。
二人きりではなかったけど、海に行った!
その頃発売されたのがミュージックアワー。
マジナイスタイミングすぎww
彼女も普段は部活に勉強大変だったし、告白出来なかったんだ。
海に行こうと言いだしたのはハルイチww
今でもそうだが行動力満載+優等生+ドSというフルスペックの持ち主
しかも冬女チャンと同じ吹奏楽部。
俺,ハルイチ、冬女チャン、女B そして俺の母親ww 何故かこのメンバーで海へ行ったんだ。
ちなみに母親がいたのは、冬女チャンの家が厳しかったから。
中3とはいえ子供、保護者なしで県外行くとか許しが出なかった。
しかし颯爽と現れた保護者いや守護神母親ww車まで出してくれることにww 感謝感激w ババアって言ってゴメンな。
彼女がウインターガールという曲が好きだったからかな。
でもさ諸刃の刃でさ、ついてない事に母親付属ww 恥ずかしくてさ車内で無口になってる、 結局行きの9割は助手席でカーチャンと話してた…
無口になってのはそれだけじゃなかった。
ハルイチと冬女チャンめちゃ仲いい…
さすがにカーチャンも心配してたけどさ、なーんか話しづらかったんだ。
カーチャンとは話さなくていいから、みんなと話しな。 余計なお世話ですww
イケメンやろな
男はサマーガール好きなんだw 今でも太陽の恋人だぜ!
俺知ってたんだ、ハルイチがさ冬女チャンと一緒の高校志望してるの…
仲もいいし、とりあえず差し当たりのないB子以下プラ美 と話してた。
プラ美は小学校が一緒で俺の黒歴史を話始めた。
全裸で走り回ったプールの事、墨汁を服にこぼして全裸になって服を洗った事、以下全裸ネタ…
母親はガチ笑いWW
もっと話せと要求しだした。 俺は車内に逃げ場なし誰か酸素をWW
ハルイチは神童ハルイチに似てる、別に話を盛り上げようとかじゃなくガチなんだ…
みんな車内で爆笑WW
俺は窒息死寸前… 片道2時間という永遠に感じる時の中、俺はさらに鬱ぎこんだ。
プラ美はさらに話を続けた…とりあえず海には着いた。テンションだだ下がり…午前中はカーチャンと話してた…
さすがに凹む
みんなでご飯食べたけど、話せなかった。
特に冬女チャンとは。
相変わらずぐいぐいと冬女チャンにアピルハルイチWW
浮き輪で波に揺られるプラ美WW パラソル内でカーチャンと喋る俺W
みんな協調性なさすぎ。俺のせいだけど…さ
カーチャン暑さでやられて海の家行ったん、パラソル内で俺ヒトリノ海…
海を眺めてると。
冬女「夏男!今日ダメすぎ」 一喝された俺
冬女「ビーチバレーしよ!ヒトリでいたって楽しくないでしょ」
早く行こう!手を捕まれて無理やり連れて行かれる。でも初めて彼女の手を握ったんだよね。
星はまわってるんだぜWW
ちなみにプラ美とも今でも酒飲み友達です。
どの板かは言わなかったけど。
ちなみにプラ美は最後まで応援してくれた。
プラ美見てるー??
ありがとうなー、
俺「…うん」
冬女「昔から変わってないやんWW安心したW」
俺「いや中学では全裸にはなってないぜw」
冬女「性格だよw全裸になったらさすがに引く」
冬女「今日元気ないし、心配してたん…目も合わせてくれんし。」
俺「プラ美が悪いな!」
冬女「事実なんでしょ??」
俺「…」
冬女「いいじゃんwせっかく海来たんだし遊ぼw」
そっからは時間経つのが早かったなぁ…
ビーチバレーして、泳いで。 あっという間に夕方ww
帰りはカーチャンとは話さずにハルイチ、冬女チャン、プラ美とずっと話してた。
カーチャン涙目ww
夏の終わりにはクラスで花火もやった!
プラ美と冬女チャンも来てた、デラタノシス
でも楽しい時間が過ぎて、別れの時は近づいてた。
2学期も始まり、少し経った頃田舎のばぁちゃんが入院することになった。
ばぁちゃんはヒトリ暮らしで危ない、仕事の関係上今住んでるトコから離れられない。
母ちゃんと父ちゃんが一緒に暮らそうと誘う中ばぁちゃんが頑なに長年住んだ土地から離れないw
俺ばぁちゃん心配でも話が進まなかったんだ。
そんな中でばぁちゃんと暮らす事を決心したんだ。
友達と一緒にいたかった…でもばぁちゃんが大好きで心配だったから、田舎の高校受けること決心した。
もち親や教師からは大反対ww でも反対押し切った。
私立で特待生として迎えてくれる高校を先生が見つけてくれた。
親も渋々ばぁちゃんと暮らすこと許してくれた。
もう大人w でも冬女チャンやハルイチやプラ美には最後までこの話はしなかった。
おまっ、泣けるわ
ハルイチはランクを落としたももの進学校目指してたw
〇〇高校は今の学力じゃ厳しい。ハルイチもつらい宣告を教師から受けてた。
そんな中
ハルイチ「なぁ一つ聞いてもいい?」
俺「何だよ?」
ハルイチ「冬女チャンのことどう思ってんの?」
俺「汗)いきなりどしたw」
ハルイチ「お前が冬女チャン好きなら俺は諦める。だからお前の気持ち聞かせてくれんか?」
俺「…」
ハルイチ「…」
俺「好きなわけないじゃーーん!!俺はペットだぜ!はなから相手されてねーよw」ハルイチ「嘘だろ?」
俺「俺?×先輩の事好きだったんだよね…みんなに特にプラ美には内緒なw」
ハルイチ「…」
ハルイチ「俺告白しようと思う!いいのか?」
俺「なぜ俺に聞く(゜U。)?頑張れw」
それしか言えなかった…
その当時携帯があれば、転校しても連絡も取れたんだろうけど。三学期が始まる頃にはもう俺は皆と離れなきゃいけない。
でも言えなかった。
2学期の終業式
教師「風邪を引かないように、健康管理には留意して…それと残念なお知らせがある、夏男くんが転校することになった。本人の希望で黙っていたんだが。夏男皆に挨拶しろ。前へ来い。」
皆少し騒ぎはじめたが、ここは俺太陽の恋人の意地を見せ付けたww
俺「えーただいまご紹介に預かりました夏男です。黙って行くつもりでしたが、柔道で特待決まっちゃいましたww取りあえず北京五輪で金とりたいと思いますww皆応援してください!!」
強かったけど涙が止まらなかった。
嘘をついてまで、、、
幸いな事にその日冬女チャンはインフルで休んでたww
涙見せれんしガチセーフw d最後男友達でカラオケ、もち俺はポルノオンリー。
サウダージ、センラバ、プライムめちゃ歌ったぜ。
冬女チャンとカラオケ行くのを想定して練習してた曲だぜ マジ俺努力家ww
ハルイチ「何で言わなかったんだ?氏ね」ハルイチも泣いてくれてた。
>>124
最初失恋曲\(^o^)/
センチュリは切なく感じた
冬女チャンの好きな曲セレクトしたんだ。
卒業式終わったらカラオケ行こうって約束してた。
五年後の再会までその約束は守れなかったケドサw
冬女チャンには黙って行きたかった。
忘れたかったんだ…
出発日は12月26日…
会いたい。会いたい。
そんな中プラ美が俺んちにきたんだ。
プラ美さ冬女チャンに転校の事伝えたんだ。
手紙持ってきてくれた。
手紙には「いきなりで驚いています…0××-×××が電話番号です。必ず電話下さいと」綺麗な字でかかれてた。
ちなみに電話番号知ってましたw 海行った時とか電話してたしww
心が揺れました…
電話したか?
悩んだ挙げ句電話しなかった。
声聞いたら泣きそうだったし、女の前では泣けませんぜww!
乗り換えの新幹線は自由席w親デラケチスwwでもそのおかげで冬女チャンと会えたし、話も出来たんだ!
俺んちから駅まで徒歩2分wぶらり一人旅w
駅の改札まで行くと…いたんだ冬希チャンが。
どっかの恋愛小説か、、、
恋愛小説ならいいがな、プラ美というコブつきだww
冬女チャン「夏男くん!」
俺「…」
冬「なんで電話くれんかったん?」
俺「そんな事よりインフルは大丈夫なん?」
冬「そんな事って何?何で言わなかったの?なんで?」
俺「…ごめん、実はばぁちゃんと暮らす事にしたんだ、黙ってるつもりはなかったんだけど…ごめん」
冬「何で?うちら友達やろ?」
俺「友達か…ごめんね。黙ってて。」
不思議と涙は出なかったんだよこれが…
ここでしゃしゃりでてくるプラ美w
プラ「男らしくねーじゃん、言っちゃえよ好きってさ。」
俺「!?」
俺「いいいいっやぁぁぁそういう気持ちはあああないああからと」
俺「冬女チャンとはポル友ナンダぜーー」
冬女「…」
俺「…俺もポルノ好きだからさ、高校卒業したらカラオケ行こ…なっ!」
冬女「うん…ちゃんとファン続けてるょーに。」
俺「時間あるからさここで、また手紙書くぜww」
冬女「うん…待ってるw」
清々しい気持ちで改札へ向かう、しかし切符を実家に忘れてしまった…呆れ顔のプラ美、笑ってる冬女チャン、相変わらずの俺…
冬女チャン「クスクス…相変わらずやらかすねww」
俺「うっさいww俺は先に高校受かってしまったけど、頑張れ。朗報期待しているぜ!」
そう言って別れを告げました。
中学生の話はこれで終わりです。
駄文、遅筆で本当に申し訳ない…
俺は高校に入学した…
ってか三学期だけじゃ友達できんし、毎日便所飯w
でもばぁちゃん優しいし、残り2ヶ月がんばる。
すぐに卒業して春休み、たはwwさすが強豪私立高 春休みも練習とかww
まだ入学式もやっとらんのにww
ちなみにG県ではないんだ。
そんなこんなで二年が過ぎようとしてたw
鬼のようにシゴいてくれた先輩は引退し。
柔道部主将に任命された頃の話。
冬女チャンとは手紙のやり取りをしていた♂♂
内容は他愛もないものだった、ポルノの新曲の話、進路の事、医者を目指しているとのこと。
こっちは試合の事なんか、書いたっけw
そしてある日手紙に電話番号とアドレスが書いてあった。
メ・テ・オいやメアドだったww 高校に入る頃は皆持ちはじめてたww
俺も買った、ナツカシスso503i
早速だけどメールしたんだ。
冬女チャンとはメールで連絡取り合うようになった。
しばらくしたらプラ美やハルイチからもメールがきたww
相変わらず冬女チャンは優等生っぷりを発揮し、目指すは医者ww
将来安泰ww
俺の方は親からは大学に池と言われてた、でも行く気はなかった。
田舎で就職して、ばぁちゃんと暮らすつもりだった。でもここで転機が出来たんだ。
一つ目の転機は叔父夫妻が田舎に帰ってくることでした。
母親の兄弟は二人いるのですが、長男である叔父が相続を放棄したので、次男の叔父が土地などを相続するかわりにばぁちゃんの面倒を見ることが決まりました。
そうしてしまうと、叔父夫妻、ばぁちゃん、僕で住むことになります。
ばぁちゃんの面倒は叔父の嫁が見るので、お前は親元に戻れ。
そして大学に池と言われました。
叔父はばぁちゃんと一緒に暮らした事を本当に感謝してくれていました。
長男と次男である叔父の仲が悪く絶縁状態。
田舎の敷地をまたぐことすら許さなかったそうです。
また叔父夫妻は子供がいなかった為、僕を養子に迎えようとしていたそうですが、しかし母親が断った為、親元に返す事を決意したそうです。
そして2つ目はばぁちゃんでした。
毎朝おにぎりと弁当を必ず作ってくれたんだww
朝練の後のおにぎりデラウマスww
でもある日を境に弁当もおにぎりも作ってくれなくなった…朝に千円くれるだけ。
日に日に会話も少なくなったんだ。
そして高2の終わりかけのある日
ばぁちゃんから親元に戻れと言われた。
それしか言われなかった。
そして柔道部もやめた。 何もする気がなくった…。
でも俺一応進学科だったw 先見の目ありすぎww
勉強はしていた、一応高卒で公務員目指してたw
冬女チャンとはちょこちょこメールしてた。
相変わらずポルノの話や進学のことww
デラカワユスww
冬女「来年の高総体って?県であるよね?夏男のいる県だよね??どう柔道頑張ってる??見に行こうと思ってるんやけど…」
俺「!?」
冬「うちらのトコも全国でたら、吹奏楽は応援で行けるねんwwまだわからんケドw」
昼休みwどんどん書いてく。
俺「マジか…よし全国行けるよに頑張るw地元だけど。」
その時すでに柔道部辞めてたw 俺ってライヤーw
でももし見に来てくれるなら…
常識がないのはわかってた。自分勝手すぎる、でも見に来てくれるなら…
次の日 柔道部顧問に頭下げた。
顧問「お前は何を言ってるのか理解しているのか?ダメだ復部させる訳にはいかない。」
俺「本当に申し訳ないありません。でも俺全国大会行きたいんです。お願いします!」
初めて土下座した。
しかし顧問の答えは覆られなかった。
毎日頭下げた。
いつでも復部できるように、警察署の道場で一緒に練習させてもらったりもした。
でも顧問は復部を認めてはくれなかった。
その話が先輩の耳に入り、ある日先輩に呼びだされた。超DQNの先輩たち…シゴキも半端なかった。
元主将以下タマ先輩
タマ先「おい夏山!話がある部室に来い。」
俺「えっ…」
嫌な予感がした。
そして予感は的中したんだWW
渋々道場へ向かった。
大体予想がつく。
卒業を控えた先輩たちが道着に身を包み待ち構えていた。
柔道部恒例の卒業乱取りW レギュラーメンバーVS先輩全員。
レギュラーメンバーと言っても厳密に言えばレギュラーメンバー一人VS卒業先輩全員W
それが3日に渡って繰り広げられる。
タマ先「夏山も北ことだし、始めるかww」
本当に悲惨なものだ卒業組の先輩は11名その先輩を全員倒さなければ、終わらなかった。
タマ先「じゃぁ裏切り者の夏山から行くかww」
俺「えっ?」
正直震えていた。
先輩達は全国メンバーだったし、全員ガタイが違いすぎる。
一時間後― 二時間後―
強すぎる先輩たちにボロボロにされた。
もう立つ事も出来ない。 でも向かっていった。
道着も掴む握力も無くなり、最後は絞め落とされた。
そして…結果的には柔道部に復部出来たw
タマ先輩が顧問に頭を下げてくれたらしい。
マジカッコヨスww
その後猛練習を重ねたが結果は全国大会に出られなかったw 団体ベスト4
個人準優勝ww ちなみに県大会決勝では秒殺されたwガチ黒歴史ww
その夜冬女チャンに電話したwいつもはメールだったけどさ。
久しぶりに声聞きたかったしww二年ぶりだったんだ。
冬「もしもし?」
俺「久しぶり、元気してた?」
冬「すいませんが、どなたですか?」
忘れてられたww
俺「あの…夏男ですw」
冬「!?」
俺「電話番号登録してなかったんだ…」
冬「違うし、夏男が教えてなかったしw」
あっそーいやメールしかしてなかったなぁww
色々話をした。
試合に負けた事も伝えた。
冬女「残念だったね…でもすごいじゃんw」
俺「まぁ最後は手を抜いたケドww」
冬女「嘘つけw」
俺「そーいやこっちに来るの?全国大会出られた?」
冬女「…」
俺「すまん…」
冬女「押しかったんだけね!ベスト8だったんだよw」俺「惜しくねーしw」
かなり話したと思う。
冬「志望校決めたの?」
俺「??大学なんだけどさw」
冬「??大学?!って事は帰ってくるん?ww」
俺「うんw8月にあるっぽいし、そっち行くよ〜」
冬「マジかぁ!一度遊ぼうかww」
冬「お土産ヨロシク☆ヽ(▽⌒*)」
もうすぐ冬女チャンに会える!大学も実家から近いし、また受かれば毎日会える!ホントに浮かれたぜ!
でも運命って残酷だと思った、orz
夏、太陽の季節、俺は二年ぶりに実家に帰ってきた。
かぁちゃん相変わらずだったww
そして二年ぶりに冬女チャンと再会したんだ。
一緒にオープンキャンパス行く約束してた。
約束の日…この日初めての失恋をした。
失恋…だと…?
約束の日
俺は駅で待ち合わせた。
冬女チャンの事はすぐにわかった。
相変わらずメガネしてたけど、髪も長くなって大人っぽくなってた。
俺「久しぶり!」
冬「?!夏男くん?」
俺「そだよ!!」
冬「えええっめちゃ変わったね!別人かと思ったw
背高wいつの間に私抜いたのw?」
俺「結構伸びたかもw」
冬「あのさ…」
俺「なに?」
冬「改めまして、お久しぶりです!ってか帰ってくんの遅いよww」
あの日は本当に雲一つない晴天だった。
二年ぶりに再会した初恋の人は大人っぽくなってたけど、二年前とちっとも変わってなかった。
胸の高鳴り増すばかりだった。
ポルノで始まった恋
ポルノで終るか
本当に可愛くなってた。
初恋補正がかかってたのかもしれない…
電車に乗ってからも話は止まらなかったwwもろマシンガントークww
でも楽しかった。
そしてポルノトークにも熱が入るw相変わらずのコアファンっぷり。
俺も負けじと聴いてたから盛り上がったんだ。
その日は本当に暑かった。
相変わらずのマシンガントークは大学に着いても止まらずww
色々と案内見て回ったけど、ずっと冬女チャンの事がいっぱいだった。
一緒に食事もした。
一緒に歩いた。
本当に好きなんだなと実感した。
充実した1日って本当に早く感じる…あっと言う間に終わりが近づく。。
冬「ホント楽しかったw1日って早いね!」
俺「俺も楽しかった!付き合わせてごめんね」
冬「全然いいしwもうちょい時間あるね、少し歩かない?」
俺「いいね、暑いしどっか涼みに行くかw」
冬「んじゃカラオケ行くか!」
俺「ちょ卒業記念じゃねーの??」
冬「いいじゃんww気にしない」
そしてカラオケに行くことになった。
冬「いつまでいるの…?」
俺「今週一杯かな。」
この時冬女チャンは少し静かになってた。
冬「ってか夏男とカラオケ初めてじゃないww」
この時俺はカラオケ苦手だった。
ポルノしか知らないんだもん…
俺「実はカラオケ自体くるの久々wちょ緊張してっるっ」久々に彼女の前で噛んだww
冬「じゃ私からいくねーw」♪〜イントロが流れ始めた。
俺「!?ポルノじゃないだと…」 少しショックを受けた。 歌ったのはaikoの桜の時だった。
吹奏楽部だからなのか、初恋補正なのか…物凄く上手いんだ。
しかも綺麗な声してる。
焦りだす俺… やべぇ…
後はレッツゴーライダー&ライダーアクション そしてロンリーライダーと仮面ライダーファンにはたまらない香ばしい曲ばかり…
俺「おいポルノじゃないんかよw」
冬「最初は女性アーティストからじゃないと、声の調子があがらんねん。ポルノ低いとこあるし歌いにくい」
マジか女性は声高いけど、知らなかった。
冬「じゃわたしからリクエストw」
俺は一曲目から選択権がなかった…
一曲目はミュージックアワー いきなし高いww
俺の声の調子はお構い無しですか。
一曲目何とか辛くも歌い切り、テンションが上がってきたww
俺はここで人生最大の失敗をしてしまいました。
俺「いやぁ出たね、正直だめかとおもた」
彼女も負けじとポルノの選曲を開始。
オレデラバカスここで言っちゃったんだよ…
俺「あのさ冬女チャンって好きな人いるん?」
冬「どしたんいきなり…」 俺「俺さ冬女チャンの事好きなんだ…ずっと言いたかった、俺絶対大学受かるから、受かったら付き合って下さい。」
なんちゅうタイミングだw 今考えてもなぜあのタイミングで言ったか分からない…
冬女「えっ…」
一瞬で空気が凍りつく… 冬女「私も夏男くんの事好きだよ…でもさ…今は考えられない。ごめんなさい…夏男くんとは友達としてずっと付き合いたいの。」
涙が溢れてきた。
ずっと想ってたでも俺の一人よがりだったんだ…わかってけどさ。
彼女にだけは涙は見られたくなかった。
俺「ごめん」
一言だけ残して、カラオケ店から一人走り去った。 精算だけはちゃんとしたけど。
この日冬女チャンからのメールや電話番号は消した。 そしてしばらくたって携帯も解約した。
この時から少しずつ何かが狂っていた。
廃人寸前まで落ちてしまうなんて考えてもいなかった。
それを救ってくれたのも彼女だった。
再び出会うまで二年間。死ぬことしか考えてなかった。
今でも思い出すと胸が苦しくなる。
ミュージックアワーから、うたかた
とは いや、サウダージか。
今でもさうだーじは苦手だ。
カップリングの冷たい手聴くと泣きそうになるw
夕陽と星空と僕もまだ聴けないかな。
>>199
んじゃ、月飼いとROLLもか?
確か、歌の解釈では死んでる感じ、、、
なんか、悲しいんだわ
ヴォイスは宗教的な\(^o^)/
>>200
ピンポイントにえぐるなWW
月飼い ROLLは違う理由でダメなんだ。
好きな人からもらったマイベストの曲に入ってた。
これもこの先に少しでてくる。
でもポルノグラフィティは大好きなんだぜ。
その日から少しずつ鬱ぎこんでいった。
誰とも話したくなかった。
夏休みも何も手につかず終わりを迎えた。
そんな中ばぁちゃんが腰を骨折し入院した。
原因は畑作業中、トラクターが横転して下敷きになったそうだ。
たまたま通りかかった知人に助けられた。
お見舞いには行ってた。 でもすぐ帰ってたんだ。
ばぁちゃんごめんな…
ばぁちゃんは俺の為に働いていたんだ。
その時は知るよしもなかった。
ずっと仕送りしてもらって何不自由ない生活を送ってると思ってた。
でも仕送りはずっと来てなかった。
後日かぁちゃんが帰郷していた。
ばぁちゃんの見舞い、そして俺の進路指導の為だ。
その時俺はあっさりと大学に合格していた。
冬女チャンと一緒に行った大学ではない…
推薦入試であっさり合格し、毎日遊びほうけていた。この大学には何も目標もなく入った。
理由はただ一つ家から通える距離だから。
この大学は暴力事件で退学になる、歯車が少しずつ狂って行く。
そして信頼してくれた人達を裏切ってしまった。
この時に戻れるなら戻りたい…でも進んだ針は戻ることはない。
ありがとうございますノシ 絶賛バイト中なので中々書きダメ出来ません。
今日か明日には終わる予定です。
ある日ばぁちゃんの見舞いに行った帰り、ばぁちゃんに通帳を渡された。
150万ほど入っていたんだ。
ばぁちゃん「お前の好きに使え、まずは服ば買いんしゃい。大学入学祝いけんね。夏男が大学に入れて嬉しかとよ。じいちゃんも天国で喜んどらすばい。」
この時俺は少し罪悪感が沸いた。
適当に決め、自分の目標もなかった。
ただ大学に行ければよかった…いや本当は大学なんてどうでもよかった。
ただ親元に帰りたい。
優しくされるのは辛い。
叔父夫妻もいつも気を使ってくれる、皆の優しさが鬱陶しく感じていた。
まだこの時は知らなかったんだが、親父がギャンブルにハマり借金をしていたそうだ。
気付いた時には多重債務に陥っていた。
真実は母親はばぁちゃんに謝りに来ていた。
半年仕送り出来ずにいたそうだ。
叔父夫妻も俺の養育費捻出してくれていた。
しかしだらだらと過ぎる毎日、いつの間にタバコや酒に手をだしている。
そして焼けたタバコを腕に押しつけるという奇行もしていた。
毎日が本当に退屈に感じていた。
唯一俺に残ったものは”柔道だった…がむしゃらに打ち込める。
引退してからも手、ずっと打ち込んでた。
本当に好きだった。
何も考えずひたすら練習してた。
この頃から少し腰に違和感を感じていた。
卒業間近には、少しずつ痛みを感じるようになった。
病院で診察してもらった。診断結果は座骨神経痛。 安静にしておけばすぐに治るとのこと。
ここで違う病院に行っていれば…柔道まで失わずにすんだのかもしれない。
そんな中冬女チャンから手紙が届いた。
手紙はまだ今でも捨てずに残していた。
そのまま書いてみます。
Dear夏男くん
お久しぶりです!
元気にしていますか?? こっちに戻ってくるのかな?
会いたいです。
あれからずっと考えていたんですが、これからも友達でいたいです。
私は??大学(東北方面)に受かりました。
4月からは?県に住むことになってます。
6年間は帰ってこれません。そんな状態で無責任に付き合うとは言えませんでした。 本当にごめんなさい。
もしよければ、?県に行く前に一度会いたいです。
連絡待ってます。
from 冬女
皆も心配してます。
連絡下さい。
心が揺れてた。
でも連絡する気にはなれなかった。
そしてまた少し鬱ぎこんだ。
三学期も終わりが近づき卒業間近。
学校は連休だった。
毎日遊び惚けていた。
その時ポルノはもう聴いてなかった。
冬女チャンの事は忘れよう…自分に言い聞かせた。
卒業式にはばぁちゃんが来てくれたんだ。
立派になったなと涙を流していたが、俺はこの時ばぁちゃんを嫌っていた。
何も知らなかった俺は、叔父夫妻の帰郷により家から追い出されると思ってたからだ。
罵詈雑言も吐いた。
モノに当たったりもした。少しずつ自分がコントロール出来なくなってた。
卒業後すぐに親元に帰った。でもばぁちゃん達がどれだけ愛情を注いでくれたか、どれだけ居心地のいい生活を送らせてくれたか…
すぐにわかった。
ここからが本当の地獄だったんだ。
電池がもつまでどんどん投下して行きます。
久しぶりに会った母親は白髪が増え、少し疲れているようだった。
そして親父は毎日酒を飲み家で暴れ散らかしていた。暴力は振るわなかったが、母親と喧嘩し、物を投げたり、食器を割ったりしていた。
前から酒は飲んでいたのだがタチの悪い絡みはする事はなかった。
最初こそ黙っていたが、俺も親父と衝突してしまった。
体格は俺の方が勝っていまものの…親父は酔った勢いで包丁を持ち出したり、内心は本当に恐かった。
ある日口論の末にいきなりビール瓶で頭を殴られた。親父は本当に変わってしまったんだ。
かぁちゃんがキレて包丁を持ち出したんだ。
母「あんたこの子に指一本でも触れてみろ。あんたを殺すから。」
親父は少し冷静になり、ずっと下を向いたままだった。
俺には歳の離れた弟と妹がいるんだけど、片親しか血が繋がってない。
俺と親父は血が繋がってない。
それでも分け隔てなく育ててくれていた。
でも明らかに俺は疎がられていた。
親父は肩身の狭い思いをしていたんだと思う。
俺は母の連れ子だったけど、分け隔て育てられてきた。
しかし俺が田舎に一人で帰ったことで理由を知らない親戚中から冷たい目で見られていたんだと思う。
俺のした行動は親父を苦しめていたんだ。
本当に大好きな弟妹なんだ。
地元から大学に通うやつらもいた。
知ってる顔もちらほらある。
俺も地元組だった。
ある日電車の中でハルイチと再開したんだ。
ハルイチ「おい夏男か?」
俺「おうハルイチか久しぶりだな。」
ハルイチ「お前連絡しろよw水臭いじゃねーかwwこっちに戻ってきたのか?」
俺「すまぬ、携帯壊れて皆の連絡先消えたんや…」
ハルイチ「おまんいつもこの時間の電車なん??」
俺「おぅ」
ハルイチ「明日から一緒に行こうぜw俺はちなみに予備校通ってるんだ。」
朝からハイテンションな野郎だぜ、でも久しぶりに気持ちが楽になった。
大学時代ハルイチとはよく遊んだんだ。
俺「今日はキツいなぁ…」
ハルイチ「何で?いいじゃん俺んち来いよ。野も野もww
」ハルイチ「じゃ何時〜飲む?」うはぁこいつ本当に予備校なんか?
俺「部活あるから遅いぞ、結構大学遠いねん。」
ハルイチ「じゃ明日休みだからオールしよしよ♂
プラ美も呼んどくからさww」
渋々ハルイチ達と飲む事になった。デラナツカシス…
ハルイチの家で酒パした。
学校16:30に出たのに、地元に着いたの19:00ww
どんだけww片道2時間ちょっとの電車みちww
何回乗り換えしなあかんねんww
普段の疲れもあって、すぐ酔った
悪酔いしてしまった…
そこにやってきたプラ美。ここでプラ美をマジ切れさせてしまった。
プラ美は全く変わってなかった…少し髪の色が変わったくらいw
プラ「おす夏男帰ってたのか??ww今日は全裸無しだからなw」
俺「相変わらずだな!!久しぶりwwただいまぁ(^^ゞ」 酔ってたから記憶が曖昧なんたが書いて9
ほい差し入れwwプラ美はチューハイ買ってきた。
プラ「ほらほら飲め飲めwってか出来上がってるなw」 プラ「またかぁちゃんと住み始めたのか?このマザコン野郎」
とりあえず口が悪い…
俺「おっお前少しはお淑やかにな…」
ハルイチ「もしもち」誰かに電話してた。
ハルイチ「おぃwお前の声を聞きたいって可愛いギャルがな変わってくれってさw」
俺「マジカル?!おk変わる!!」
俺「もすもす夏山夏男と申します〜w」
冬女「あっ夏男くん久しぶり!」
誰の声がすぐにわかった
俺「!…」
電話をすぐに切ってしまった。
なんか、、、切ないわ\(^o^)/
ハルイチ「何切ってんだよ、冬女チャンやんwこれだからDTはw」
俺「すまん明日早いんだ、帰るよ」
ハルイチ「おいっちょ待てよ!」プラ美「…」
ダメなんだ振られた事に思い出すと動悸がする…声も聞けない。
どんだけ小心なんだ俺は…
分かる
胃がキリキリする
チャリにまたがり急いで帰ろうとしているとプラ美が降りてきた。
俺「なんだよ…」
プラ美「お前冬となんかあったんか??」
俺「何もねぇよ。」
プラ美「お前冬の事避けてんやろ??何があったん??」俺「知らん、地元出てったやつとか忘れた。」
次の瞬間プラ美にグーで殴られた。
プラ美「はぁお前クズだな、何でいきなり電話切りんだよ!冬はお前帰ってくる事喜んでたんだぞ。マジ氏ね。くそむかつく」
プラ美「お前に避けられてってずっと悩んでたんだよ。何があったか知らんが…」
俺「うっさい!!、だまれ,お前に何がわかんだよ。あームカつく。」
ペダルをこぎ出した次の瞬間,横から蹴りを入れられチャリごと横転した。
プラ「お前さぁ大体検討つくけどどうせ振られたんだろ??ってか冬の気持ち考えた事あんのか??」
プラ「冬はな…」何か言おうとしたが、帰るの一言を残して帰って行った。
プラ美の言おうとさた一言が妙に引っ掛かった。
結局その日はハルイチ家に泊まったんだ。
ハルイチ「さっきなんだったんだよ??」
俺「冬が電話口で大声出したからビビって切ってもうたww」
ハルイチ「違うよプラ美よ!!お前殴られたやんw」
俺「知らん、いきなりキレたんだよ。」
ハルイチ「あいつ生理じゃねーかwwだからカリカリしてんのよw」
当時の1くんマジチキン乙
ブラ美ウザいな
こういういちいち人の話に突っ込んでくるアホはマジ勘弁。
客観的にものを見られず、感情に任せて殴るとかクソ女の典型だな。
>>246
そーゆー事よくないぞ。
人の事本当に想ってるから言ってんやし
たまに駅で会ったりしてたんだけど、ガン無視されてた。
この頃平日は学校、通学時間が往復5時間かかるため1日潰れていた。土日は午前中ハルイチと遊び、夜バイトと言う生活を送っていた。
土日はハルイチんちに入りびたっていた。
近いってのもあったし、家に帰りたくなかったのもある。
家ではよく親父やかぁちゃんと喧嘩した。
こづかいも何もないww
昼食代1日五百円もらても…まぁそれだけ財政緊迫してたんだけど。
その時は自分の事で精一杯になって来ていた。
地元から通える大学とは家から毎日始発で出発し、家に着くのは22時過ぎ、
それでも柔道部に入部したんだ。
少しだけ大学編に入ります。
大学での生活はぼっちそのものだった。
田舎にある大学だったので大半が下宿生活だった。
友達は出来たのだが、下宿組同士で仲良くなって、だんだんハブられる。
そりゃ飲み会とか参加出来ないから会話とか続かない…だから自分からはあんまり話かけなくなった。
部活は楽しかった。
少人数だったが、いい先輩に恵まれた。
しかも同期生もそこそこいたので、友達も少しずつ増えてきたw
そして最初の内は楽しかった部活も…
5月に個人戦の大会があった。
各階級からひとりずつ選ぶために試合が行われた。
俺の階級-73キロは新入生がくるまである先輩の独壇場だった。 以下ホンマ先輩と呼ぶ。
何故なら一人しかいなかったのだ。
普通であれば-73キロは人の多い階級である。
全学年合わせても20数人しかいない柔道部、そこまで気は止めてなかった…
デラなんとかとか言ってるが
テラだぜ
勘違いしてましたorz
ある一種の方言だと思って暖かく見守ってくださいw
新入生合わせて-73キロは全員で六人。
最初の試合はホンマ先輩とだった。
その日のうちに全階級の試合は終了…-73キロの代表なった。
主将以下ミト先輩
ミト「集合!!」
ミト「全階級代表が決まった。代表は月曜までにゼッケンを縫い付けてくるように、以上ー」
ミト先輩柔道部最後の良心。
ミト「夏山、お前強いな!」ミト「今年は強い新入生多いから負けてられんな、ところでお前今日は時間あるか??」
俺「まだまだですよ、ミト先輩こそお強いですよ!」
俺「今日は何かあるんですか??」
ミト「たまには皆の下宿先に顔ださんか??」
柔道部はほとんど同じ下宿先だった…毎日皆で飲んでいた。
俺「家が遠いので…休みの日の前に参加させて下さい。」
ミト「そうだな待ってるから一度は来いよw俺の泊めてやるからな!!」
家が遠かったのも、飲み会に参加しなかったのも,
これから始まる”いじめ”の原因になったのかもしれない。
ある日部活も終え電車に揺られていると、見知らぬ番号から着信があった。
プラ美だった。
俺「もしもし」
プラ「もしもし夏??うちやけど」
俺「おーどした??」
プラ「この前はごめんなさい。お前今どこいる??時間あるんか??」
俺「別に気にしてねーよ!もーすぐ電車地元に着くで。」
プラ「んじゃ駅前で待ってるわ、着いたら電話ちょうだい。」
俺「おk」
駅前でプラ美と合流して、近くのカフェに入った。 俺「んでなんか話でもあるんか??」
プラ「冬のことなんだけどさ…」
俺「冬女チャンの事はもうええて、お察しの通り俺振られたねん。もう思い出したくないねん。」
プラ「ええから聞けや。冬の事なんやけどな。実は高校の時に両親離婚しはったんや。」
プラ「母親の経済力じゃ学校行けんから、お父さんの実家から大学通うようになってん…」
プラ「…だからもうなこっちには来れんねん。」
俺「!?」
俺「マジか…」
プラ「だからあの娘の事は悪く思わないでやって。」 俺は泣いてた、プラ美に全部話した。
ずっと好きだった事…メールしてた事…全部…全部話した。
プラ美「お前の気持ちもわかる…でも冬の気持ちも汲んであげてな。だからさ冬に連絡とってあげて。あの娘だってつらいねんで。」 ……
俺「冬女チャンのアドレス教えてくれ。頼む」
俺は…俺は最低だ。
大好きだった冬女チャン…あの娘の事より自分の事しか考えてなかった。
話がしたい…会いたい…会いたい…その気持ちが押さえられなくなった。
ここからまたしばらくプラ美とは疎遠になる。
俺自身忙しかったし、会う機会も少なくなった。
そして腰の痛みも増していた。
ある日朝起きると腰から足の爪先にかけて痺れるよるな激痛な襲われた。
歩くこともままならず…かぁちゃんに病院に連れて行ってもろたんだ。
レントゲンでもわからず、MRIに入り俺の病名が判明した。
椎間板ヘルニアだった。 医者いわくかなり悪化していたようだ。
医者「椎間板ヘルニアです二ヶ所軟骨が飛び出しています。神経を圧迫してます。手術をしなければ神経に悪影響この状態は外科手術が必要ですね。しばらくは保存療法しましょう。」
俺「今度試合がありんです。何とか出られないですか??」
医者「ここまで悪化しているとね…試合は無理です。治して行く事を考えましょう…しばらくは絶対安静です。」
バイト休憩中なんで投下して行きます。
しばらく学校を休んだ。 痛みと痺れで立ってる事もままならない。
布団でぼっーとしていた。プラ美に教えてもらった冬女チャンのアドレス…送るか悩んでいた。
結局その時は送らなかった。
そしてその当時から母が情緒不安定に陥っていた。 長年の心労からだろうか…ヒステリーになっていたんだ…
家の中にはどこにも心のより所はなかったんだ。
俺も少しずつ疲れが溜まっていったんだ。
1週間後…痛み止めを飲みながら学校へ行くことにした。
大学の講義は90分あるから地獄だった…
しかしその週は昇段試験、その次の週には大会があった、少しでも練習しなければ…
講義終了後道場へ向かった。
俺「よろしくお願いします!」道場の入口で言ったが何か空気が違う。
誰も話しかけてこない…
自分のロッカーまで行くと。壊されてたんだよね。 中にあった柔道着も踏まれた後がありぐちゃぐちゃになっていたんだ。
この先はあまり思い出したくないんだけど…少しずつ書いて行きます。
誰がしたのかわからない。
ただその日から皆俺と話さなくなってた。
講義中には普通に話していた同期生も道場に入ったとたん話さなくなった。
一人で準備体操をして、体をほぐしてた。
最初は無視程度だった…でも少しずつエスカレートしていった。
自分でも原因がわからなかった。
自分に非があってなら,わかるが先週まで普通に皆と話してたんだ…
日に日にいじめは増したんだ…乱取り中は、故意に顔を殴られたり、寝技の練習では締め落とされたり。 参ったの意志表示しようがお構い無し、ヤキも何度も入れられた。
昇段試験の日,県立道場へ向かうため学校に行ったんだ。
大学から受けるやつは車で送迎するとの事。
大学で待っていたんだけど誰も来ない。
ホンマ先輩に電話してみた。 俺「もしもし今日の昇段試験の件ですが、学校集合で良かったんですよね??」
ホンマ「違う。○○駅に集合だぞ」
俺「えっ昨日学校から出発って言ってませんでした?」
ホンマ「急遽変わったんだよ、早く来いよww」
○○駅は大学から更に7駅進んだところにある。
当然間に合わず受けられなかった。
この事を顧問に話したんだ…なぜか顧問は俺に説教を始めた。
顧問は見て見ぬふりだったん。
いやグルだったんだ。
俺をそれからと言うもの何かとさらけ者にしていた。
大会当日大学から何台か車を出していた。
当然俺は乗せてもらえなかった。
しかたなく電車で向かった、当然駅から歩いた。
団体戦は2回戦負け。
個人戦では出場選手ほとんどが1〜2回戦で負けていた。
3回戦に勝てば、昼休憩後に午後から始まる。
ホンマ先輩が俺に話しかけてきた。
一度こういう流れができてしまうとなかなか元通りに出来ないんだよな。。
ホンマ「夏山…お前さ皆に迷惑かけてんねんぞ。」
俺「俺皆に迷惑かけてるんすか?」
ホンマ「いやなみんな負けとるやん、お前だけ勝ち残ってる。みんな待たなあかんねん。わかるな。」
俺「何が言いたいんですか?」
ホンマ「負けろや。今負けたらなみんな昼前に帰れんねん。」
俺「はぁ?意味がわかりませんよ。見たくないなら勝手に帰ればいいでしょ。」
ホンマ「この試合は俺が出るはずだったんや、お前先輩に気くらい使えんのか…絶対潰してやるからな。」
ホンマ先輩にはよっぽど嫌われていたらしい。
その次の試合わざと負けました。
もうどうでもよくなったから、全身から力が抜けた。
嫌われているなら、もう柔道部はやめよう…ただ柔道はしたい。
これまで失ってしまったらもう俺は何も残らない、 当時はそのくらい柔道に熱をあげていました。
試合後一人で着替えていると、顧問から平手打ちをされました。
顧問「何だ腑抜けた試合は?」
俺「ホンマ先輩に負けろと言われました。昼以降まで待てない。皆の意見を尊重したと言ってはりました。」
顧問「ふざけるな!!ホンマがそんな事言うはずがなかろう。仮に言ったとしても負けるのか?そんなのは勝負の世界じゃ通用しない。」
俺「勝負や試合以前の問題ではないですか?なぜ負けないといけないんですか?俺が何をしたんですか?なぜ皆に無視されないといけないんですか?なぜ皆は車で来て、僕は駅から歩きなんですか?」
この時泣いてた。
悔しさが込み上げてきたんだ。
顧問「お前に原因がある!」俺はびっくりした、いじめられる原因は俺だったのかw
顧問が言う事と僕の反論を書いてみました。
顧…お前は親睦会などの柔道部行事に参加しない。→俺…単純にお金がない。参加費取らなかったら行ってる。
顧…居残り練習会に参加しない。 補足*基本部活は19時までだったが、週3日居残り練習で21時まで練習する。
俺…単純に帰れなくなるから。大学の最寄り駅は一時間に一本しか電車がない単線。21時40分の電車があるが、地元の終電に間に合わない。
顧 土日の練習をよく休み&早退しチームワークを乱す。
俺 単純に平日は無理なので土日バイトしています。定期代、ケータイ代、昼飯代自分で払ってます。
定期代なんか月21000円!!それがなきゃ俺だってカツカツに仕事しなくないわ!
柔道だと難しいかもな
自分が全て正しいとは思わない。
自分にだっていじめられる原因があったのかもしれない。
でもいじめられた事あるから言えるんだけどさ、人の心ってずっと傷が残るんだぜ…
俺にもっとスルースキルがあれば良かったのかもだけど、悪口とか言われると胸が苦しくなるんだぜ。
そんなんでさ、かぁちゃんが学校どう楽しい?とか聞いてくるし。
お金無いのに。たまには友達と美味しいもの食べといでって少ないけど金くれるんだ。
かぁちゃんもパートで大変で生活に余裕もないのにさ…精神的にも辛いのにさ…学校では耐えて、家に帰って暴言吐いて…
こんな自分が嫌になった。本当に辛かった時代です。
2004年頃です。
いじめの理由なんて社会人でも小学生でも似たようなもん
誰かいじめて憂さ晴らしできれば理由なんてどうだっていいんだから
腰の方も最悪だった。
ずっと痺れている状態、引きずって歩くのがやっとだった。
痛み止めを飲んで練習する負の連鎖。
俺にはこれしかなかった。多分精神的におかしかったんだろう…
今考えれば明らかにおかしいと思う。
でも柔道以外に逃げ道がなかったんだろう。
誰かに相談すれば良かったんだろう…でもハルイチや地元の前では明るく振る舞うんだ…俺はこんなにネガティブで暗いやつなんだってわかったら、嫌われるんじゃないかと思ってた。
もうこれ以上人に嫌われるのは嫌だったんだ。
それからしばらくは無視されながらも練習には参加した。
顧問にも椎間板ヘルニアだということも伝えた。
あれから顧問も俺にはあまり関わって来なくなった。
そんな中ミト先輩が柔道部に復帰した。
四回生で研究や実習で中々練習に参加できなかった。 あの人だけは俺に優しくしてくれたんだ。
ミト先輩に全部話したんだ。
家族の事。部活での事。 ケガの事。全部…全部話した。
あまり無理はさせないが、やりたいようにやれ、一人になっても俺が乱取り付き合ってやる。
やれるところまでやってみろ。
そう優しく言ってくれたんだ。
今でも彼には感謝している。あの人がいなければ、俺の名誉や尊厳なんてないまま学校を去らないといけなかった。
あの事件が起こるまでは…今のままでも、何とかやれると思った。
試合から1ヶ月たったある日、いつものように練習していた。
この頃には痛み止めも全く効かなくなり、直接脊髄に痛み止めを打ってもらっていた。
そんな中寝技の練習中に事件は起こったんだ。
この頃には俺にはもう全く力は残っていなかった。
気力だけで立ってた。
事件が起こったのは、寝技の乱取り中だった。
ホンマ先輩と乱取り中。
腕ひしぎ十字固めで関節を極められた。
もう完全に極められた為外せなくなりタップしたんだ。
耐えきれない痛み…俺の腕は逆に曲がっていたんだ。
俺はすぐに病院に運ばれた。
腕の骨は折れていた。
そして靭帯も…俺は二度と柔道が出来なくなった。
ホンマ先輩はタップした際地面を叩いた為に気がつかなかったと主張している。
俺も激しい痛みだったから、記憶も曖昧なんだ。
だから事故だと信じたい。
ただ俺のただ一つの生き甲斐を奪ってしまったんだ。
そこから俺は抜け殻になってしまった…
ただやる事もなく部屋に閉じこもった。
もちろん学校へも行かなくなった。
誰にも会いたくなかった。
親父からは無理やり部屋から出され、大学へ行けと強要された。
それが一番辛かった。
誰も俺の事は理解してくれなかった。
もう心を支えるたった一つの糸も切れてしまったんだ。
母親と口論になっていた。それが本当に耐えられなかった。
もう大学も辞めたかった。
しかしここで初めて母親から告げられた。
親父が借金し、入学金も授業料も全て祖母に出してもらっていた事を…だからばぁちゃんと為にも学校だけは卒業して欲しいと…。
俺は言い返す事も出来ずに、更に追い詰められて行ったんだ。
ハルイチやプラ美からも何度か連絡があった…しかし俺が返すことはなかった。
心が完全に壊れてしまった。
人間追い詰めらると頭が真っ白になる。
とうとう弟に暴力を振るってしまったんだ…
ただ俺の部屋に筆箱を置いてたのを取りにきただけの弟に暴力を振るってしまった。
俺は…俺は…取り返しのつかないことをしてしまったんだ。
その日俺は親父に家を追い出された。
「お前は俺の子供じゃない、嫌な事があるならこの家から出ていってくれ。」
それだけだった。
そして数日の猶予を与えられた。
俺はばぁちゃんの家に帰る事を決意したんだ。
かぁちゃんから二十万渡された。
かぁちゃんはずっと俺に謝っていた。
そしてずっと泣いていた。
やっぱ女性のほうがいざとなれば
息子の味方だな
結婚する時は自分の子として育てるという覚悟を持っていたはずなのに。
ガキを理由なく殴るなどあれば、嫌気がさすのも当然かもな
一年前までいた地へ戻ってきた。
ばぁちゃんに会いたい。 会って謝りたい…ただそれだけだった。
優しくばぁちゃんは迎えてくれた。
その日はばぁちゃんと同じ部屋で寝た。
久しぶりに安心して眠れた。
次の日…叔父夫妻とばぁちゃんとで飯食べに行ったんだ。
その時ちゃんと謝ろうと思っていた。
叔父は大学はどうだと聞いてきた。
ばぁちゃんも死んだじぃちゃんに立派になった夏男を見せたかったと言っていた。
俺に立つ瀬はなかった。
俺「叔父さん!ばぁちゃんごめん…俺は大学を辞めると思う。」
叔父「…」
ばぁちゃん「…」
しばらく沈黙が続いた。
しばらくして叔父が重い口調で口を開いた。
叔父「何があったかは知らないし、今のお前を見たらわかる…」
叔父「ただお前の進学についてはな、ばぁちゃんは命を削ってお金を貯めていたんだ。それだけはわかってくれ。」
叔父「何があったんだ…話してみろ。」
俺は今まであった事を全て叔父やばぁちゃんに話した。
俺「かぁちゃんには話しとらん、今精神的にすり減っとる…余計な心配ばさせとうない。」
叔父「そうか…しばらくはいてよか、でもなお前はこっから巣立って行ったとばい。もうすぐ成人するとよ…自分から逃げたらいかん。」
ばぁちゃん「夏男ばぁちゃんと一緒に暮らそう!ずっといてよかけん…またこっちで大学行ったらよか。」 しかし叔父はその事を強く反対した。
結果叔父の言った事はのちのち理解出来た。
ちなみに今は親父とも和解しています。
その話も後々します。
1週間滞在したんだ。
ばぁちゃんにもらった金は手を付けずに返そうとしたんだ。
しかしお前の好きに使え、また顔ば見せに来るときにとっとけと言われた。
そして俺は地元に帰って行ったんだ。
1Kのアパートを借りたんだ。
そして正式に大学を辞める事を決意した。
腰の状態も少しはましになったので、アルバイトを始めたんだ。
そして暴力事件を起こしてしまった。
その時春休みだった。
大学も人気はまばらで、誰にも会わなかった。
一応顧問に挨拶だけ行ったんだ。
顧問はそうか…と一言しか言葉を発しなかった。
そして道場に着いた。
誰もいなかった。
嫌な思い出しか残っていない道場だったが、少し寂しく感じた。
しばらくいると、数名誰かが入ってきた。
目が合った瞬間全身が震えた…ホンマだった。
最後まで嫌みたらしい奴だった…まぁ俺が負けてしまったんだけどね
ホンマ「夏男くんじゃないか??今日から復帰するのかww??」やけにニヤニヤしていた。俺はそれが鼻についた。
俺「いえ大学自体辞めようと思っています。」
心を落ち着かせて切り返した。
ホンマ「残念だなぁwせっかくいじめ概のある奴戻ってきたのにw本当に残念だよw」
プツン何かがキレた。
ここから先はあまり覚えていない。
俺「先輩弱かったですもんね!投げられなくて残念ですよww」
ホンマ「あぁてめえ舐めてんのか??またほね折ってやろうか??」
俺「なんだコラ!やんのか??」
ホンマと口論に発展した。
そして気が付いた時にはホンマは鼻から血を流しながら倒れていた。
ホンマの取り巻き三人も倒れていた。
この辺は本当に覚えていないんだ。
ただ自分がしてしまったことは理解出来た。
立派な傷害事件だった。
大学ではかなり問題になったと思う。
全て俺に罪を着せらた。
この後の事はあまり知らない。
ただミト先輩はいじめの事を大学側に告発してくれたんだ,結局は俺の自主退学と治療費の支払いで話はすんだんだ。
決まっていたバイトも辞めてアパートに引きこもった。
この時は親にもばぁちゃん達にも顔向けが出来なかった。
深夜コンビニに飯を買いに来ていた時声をかけられたんだ。
振り向くとそこにはプラ美が立っていた。
「人違いです…」そういって早足でコンビニから出て行ったんだ。
プラ美「待ってよ!なんで無視するの?」
プラ美は追いかけてきた。 俺はすぐに追いつかれた。プラ美「なんなのよ?返事くらいしてよ。どうしたの?連絡しても何も返してくれないやん。何とか言ってよ。」
プラ美は強い口調で言ってきたんだ。
俺「ついて来ないでくれ。今の俺を見ないでくれ。頼む一人にしてくれよ…」
俺はプラ美を拒否したんだ。
プラ美「イヤ、絶対イヤ…今見失ったら2度と会えない気がする…お願い何があったのか話して、」
無言で帰宅した。
プラ美も一緒に入ってきた。
俺「入れよ。」
何も無い部屋。
ただ布団があるだけ…俺はプラ美を穢してしまった。
プラ美「何があったのか、無理に聞く気もない…でもさ心配させないでよ。」
プラ美は優しい口調で問いかけてきた。
時間は深夜2時過ぎだと思う。
沈黙の後、プラ美の携帯が鳴りだした。
プラ美「もしもし、お父さん?うん今日遅くなかったから…友達の家泊めてもらう」
多分迎えに来てもらっていたんだろう。
電話を切った後…プラ美は俺に顔を近付けてきた。
何かは知らないが、甘い香りがした…
プラ美「ねぇ夏男…覚えてる?前に海行ったこと…?」俺「…」
プラ美「あの時もさ鬱ぎこんでたよね…私が全裸の話したからw」
俺「…」
プラ美「…なんか言ってよ。」
沈黙は続いたんだ。
プラ美「ねぇ私を見てよ、何か言ってよ!」
いつもとは違うプラ美に少しドキッとした。
俺は何も言わずに布団に入った。
俺「鍵は俺の財布に入ってる。閉めたらポストにでもいれておいてくれ。」
寝ようとした。
気が付いたらいなくなってるだろう…
プラ美は布団の中に入ってきたんだ。
かなりビビっていた。
冬女以外の女の事は意識したことがなかった。
ただ何も言わずプラ美は俺の手を握り締めてくれた。
久しぶりに感じた人の温もり…それは本当に温かかった。
本当にほっといてほしいならこういう時は和やかに対応しないと
談笑してまた連絡するっつってその後連絡絶って、問い詰められても忘れてたとか言ってへらへらしてたら勝手に相手から去って行ってくれるから
一回やってみ
>>353
この時はチェリーだったからね。
女の人の扱い方には慣れてなかったんだよね。
頭真っ白になってた。
プラ美「…会えてよかった。」
俺「…」
プラ美「ねぇこっち見てよ。」
俺「…」
久しぶりに見たプラ美は可愛いかった。
あまり化粧をせず、男勝りな女の子だけど。
俺はその時どうかしていたのかもしれない。
ただ心のどこかに冬女チャンの存在はあったんだ…
プラ美はそんなつもりはなかったと思う。
ただ…一言夏男にだったらあげてもいいよって言われた。
その時プラ美と口づけを交わした。
多分幼稚な口づけだったとおもう。
プラ美は服を脱ぎ始めた。 透き通るような白い肌。
俺はプラ美を求めていった。
プラ美は恥じらっていた。 肌に触れる度に体を震わせていた。
稚拙な口づけから…少しずつ舌を絡めあった。
柔らかい唇に火照った身体。
プラ美は俺を受け入れてくれた。
プラ美「…チュ」
俺「…」
プラ美「冬の事考えてるの??」
俺「…」
手を止めてしまった。
俺はこの時もずっと冬女チャンの事を考えていた。
俺「…ごめん頭冷やしてくる。」
俺は冬女チャンの事が頭から離れなくなった…蛇口をひねり、水をかぶった。
秋口の水は少し冷たく、冷静さを戻してくれた。
冬が読んでるか、万が一見られたときのための言い訳かな?
しかしよくコンビニに行くなぁ‥
残念ながらプラ美とは本当にやっていません。
しかしあの時はプラ美の方が冷静だったと思います。
コンビニはほぼ毎日行ってました。
この時のスペ書いておいます。
1 引きニート、廃人なりかけ、親とは絶縁中。
プラ美 国立大学2回生
ハルイチ 一年浪人後 国立大学合格。 リア充
アキヒコ 引きニート卒業後の初めての友達。
冬女 ?
プラ美「そっかまだ冬の事を気になってるんだ…」
俺「…」
プラ美「連絡取ればいいじゃん!!ってか冬もアンタの事気にしてたし。熱いねぇ…」
厳かな気持ちになったのは俺だけだったようだ…少しへこんだがね。
俺「スマン!俺どうかしてた。謝っても済む問題じゃないけど本当にごめん!!」
プラ美ひたすら笑ってよ。
プラ美「ドアホ!私から初チュー奪った男やぞ!もっと自信もたんかい!!」
えっ??マジかプラ美初めてだったのか…
性に物凄くオープンだと思っていた。
普通に下ネタとかも話すし…
俺「えっ??嘘だろ本当にごめん…ごめんなさい!」
プラ美「アホかまだ奪われとらんわ…」
さっきまでと同じ人とは思えないくらいの豹変だった。
内心では怖い思いしたに違いない。
本当にプラ美には申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
俺「この状況でそんな事いえるか…」
プラ美「あーもうウザイ。忘れられないなら連絡すればいーじゃん…突撃あるのみだろ!!」
俺「一度振られてんだぞ…んな事出来っかよ。」
俺は本当にヘタレだ、イヤクズ過ぎる…自分の中で葛藤していたんだ。
プラ美「いいのハルイチに冬取られても?」
衝撃の一言だった。
でもわかっていたことだったよ。
あいつも昔から冬女チャンの事好きだったもんな…
プラ美「多分ハルイチ、冬にしょっちゅう連絡取ってるよ。」俺「関係ないだろ…人の恋愛には興味ないんだよ。」
プラ美「ふーんいいんだ。んじゃ私帰るから…こんな勇気ない男だと思わなかったよww」
プラ美はそそくさと帰る準備を始めた。
俺「送ってくよ、遅いし。」プラ美「いいよ。歩いて帰るから…気にしないで。じゃあね!」
プラ美はあっと言う間に帰ってしまった。
一人窓からプラ美の後ろ姿を眺めていた…
いいんだろうか??
ハルイチかぁ…
もしハルイチと冬が付き合ったら俺はどう思うんだろう。少し考えてた。
俺は部屋を飛び出し、走り始めた。
プラ美が出ていって5分弱。あいつの家まで徒歩15分と言ったところか…
俺は走っていたんだ。
会いたい。
やっぱり冬女チャンに会いたいんだ…ハルイチに盗られるのだけは絶対に嫌だ…
プラ美の奴足早いな…結構な速度で走ったが、プラ美の姿は見当たらなかったんだ…
くそ…俺は最後のチャンスを失った気分だった。
夜中だった事もあるし、実家だったプラ美家のインターホンを押す勇気はなかった。
くそ…くそ…悔しそうが溢れそうだった。
秋口の少し冷えた夜俺は一人家へと帰って行った。