長い上、文才の無いおっさんが書くから、読みにくかったらごめん
神聖職に就いておきながら「今○○の土地が安いから」などと言い放った人に父がホイホイ乗せられて山奥の土地を買ってしまう
そこで目が覚めてくれればどうにでもなったけど、家まで建てはじめていた
ただ、当時は大学受験で手いっぱいだった私は聞かれた時点で寝耳に水
聞かれた時点で両親はおろか、母方祖父母からも経緯を聞いてもなかったし、聞かされていなかったから
純粋に「一緒に引っ越したとしても通学面でキツすぎるから無理」と父に言った
もともと気が強い母も「買い物するとき、自転車で行ける近場に店がある訳でもない」と言い放ち、父もどんどん言葉に詰まっていく
「第一、近隣にウチ以外の家なんてないじゃないか」「うつ通り越してノイローゼになるわ!」と言われ、父は母を説得することを諦めたようだった
ただし「母と私をつれていく」ことは諦めても、父は引っ越しをやめる・土地や家を売ったりしなかった
「今までコツコツ頑張ってきた私や母に人生を諦めろって言うのか」と私が言った言葉ですらも、父には届かなかった
私の意図を察したのか、この言葉を聞いても1人で行くと言った父に勘忍の緒が切れた母は離婚した
まだ未成年で、良くも悪くも子供だった私に(両者間での取り決めなど)詳細は語られなかったけれど「『コツコツ頑張ってきた自分と母に人生を諦めろっていうのか』というあんたの言葉で目が覚めた」と言ってきた母と抱き締めあって夜通し泣きまくった日を、私は一生忘れない
今では大学もどうにか卒業できたし、就職先でいい雰囲気になった方と結婚もできた
子供たちに「父ちゃんしっかりしろ!」に豪快に背中を叩かれつつ、妻子共々幸せに暮らしている
「孫たちの子供を見るまで、くたばる訳にはいかないしね」
とカラカラ笑っていた母が先日天寿を全うしたので、区切りもかねて投下
糞親父のその後は分かってるの?
まあ知りたくなくて聞いてないかもしれないけど。
>>108
正直に言うと、私自身が知るのを恐れて最近の動向を調べてないんだ
生前の母に「父さんのその後って、やっぱり気になったりするのか?」と聞いてみたんだが
「私が再婚するって時くらいは調べてもいいかな、仕事もバリバリしなきゃいけないし」と返ってきました
子供夫婦が独立した後も、妻と一緒に母があちこち買い物に出かけて行くものだから再婚する気配?も時間もなかったみたい
嫁姑の仲が良すぎて、逆に私が入るスペース少なかった時期もあったけど、私以外の兄弟姉妹は居なかったし、母も「気の合う娘さんがお嫁に来てくれて嬉しいわ」って言いながらおにぎりを延々握りまくっていた姿を思い出します
ただし、海苔はちゃんと巻いてあったのに具を入れ忘れる事件を起こしたのは言うまでもありません
奥さんとも仲が良かったわけだし、お母さんは楽しい余生を過ごされたようで良かったですね!