さて、一連の流れでは端折ったが約10年間で色々なことがあったので、スレを埋める的な意味で色々書き綴っていこうと思う。
しかも新しい話キケルー
義妹の両親は寒い所に行っているという話は塀の中の事かと
少し気になってます
豚箱じゃないよ!でも雪の降る北の方だ。
実は俺には心配ごとがあった。
それはクソ男が職場の自席を義妹フル仕様にしてしまうのではという、今思えば本当にくだらないことだった。
公私混同は禁物ということは心得ているはずだから有り得ないのだが、当時は本当に心配だった。
まさかお手洗いにまであるとは思わなんだ。これにはさすがの嫁も引いていた。
ようやく義妹と普通に話せるようになった俺も、思い切って義妹本人に聞いてみたが「クソくんが全部しちゃったから・・・」と諦めている様子だった。
本気で嫁がせてよかったのかと思った。
本人も言わないし、指が鬱血するという理由で結婚指輪も付けていなかったので、結婚していることを知らなかった人も多かったぐらいだ。
もちろん同じ部署の人は知っていたが。とにかく安心した。
ここまでが前置き。
書類を提出しに来たり、俺の承認を貰いに来たりと理由は様々だ。そこにある日、初めて見る女子社員が承認を求めにやってきた。
流れは、フロアに入ってきて適当な人に書類を確認して貰い、OKが出たら俺に承認を貰いにやってくる。そんな毎日。
頬紅は真っ先にクソ男に書類を見せに行った。作業を邪魔されて不機嫌そうなクソ男、一応書類に目を通して「どうぞ」と渡す。
頬紅は「この書類ってー」と自部門で聞けばいいことをクソ男に聞いてくる。彼女の甲高い声は、このフロアに響いていた。
というか俺の承認貰いにきたんだろ早くしろって思っていた。
明らかに空気が苛立っているのが分かった。誰も何も言わないけど、そんな空気が漂っている。
ク「書類に関しては事前に自部門で聞いてください。うちの部署はあくまで承認なので。」
頬「えーっ、分かりました。でも、分からないことがあったら教えてくださいね!」
クソ男、返事なし。さすがにそこは返事してやれよと思った。
それでも頬紅はルンルンなテンションで俺に承認を求めてきた。一応確認して、日付印を押す。
元気にお礼をして、彼女は去っていた。香水の残り香が凄かった。
すごい話聞きたいけどまとめられたくないなら書いたらダメな気がする
1の家族には変な身バレ横槍とかなく幸せで居てもらいたいし…
ありがとう。
やはりそうだよな。まとめを見たり、まとめから来てくれた人には申し訳ないが・・・
特定の話しを聞いて怖くなったww
以後、職場の話しは控えます。
いい年したおっさんがすみません><
お前のせいで詰まらんくなったわ
怖すぎてあのスレちらっとしか読んでないけど
1は特殊な仕事みたいだし、わからない程度に改変よろしくです
>>546
>>547
自分で書いておいて申し訳ない。
細かい職場描写は省いていきます。あと少し改変させて頂きます。
頬紅で分かるくらい頬紅は頬紅だったのだ。
その時は香水臭いが、元気が良くていいんじゃないの程度に思っていた。
詳しくは書かないが、既に社内に彼氏が数人だとか、実は社外にも彼氏がいるとか頭の痛い話だった。
しかも驚きなのが、これを全て自分で話しているということだ。最近の子は良く分からん。
なんとなく鶏がらと義母を彷彿させてゲンナリした。
人事なにやってんだ。
一通り頬紅のことを話し終えるとヤツは深く溜息をついた。
どうやら、最近はクソ男をターゲットにしているらしい。廊下で立ち話させられそうになったり、頻繁に飲み会に誘われたり、
ボディタッチしてきたりと鬱陶しいとか。
結婚していることを伝えても全く改善されず、見かねた別の女子社員が諌めても「そんな気ないです><」とのらりくらりかわしているらしい。
普段自分のフロアに引きこもっているので、全く気がつかなかった。
下手に構ったりすると余計調子に乗るらしい。
何で俺に話したかというと、頬紅がデタラメをでっち上げた場合の冤罪である証明をしろという。
ふーん、イケメンって大変だなあ、くらいにしか思っていなかった。
だが頬紅は諦めない。
次はクソ男の外堀を埋めようとするが、クソ男は会社の中で親しい人はあまりいないので効果は無い。
なんとか自分の過去の不幸話(作り話?)をして気を引こうとするが、自身や義妹の過去を抱えるヤツはビクともしない。
そしてなんやかんやあって、結局は直接対決となった。(俺と部下は隠れて見てた。)
頬紅がクソ男に告白したが見事玉砕。
以下会話抜粋。
頬「なんで!?こんなにつくしてるのに!」
ク「悪いが、俺は貢ぐタイプでね。」
俺はさくらんぼ狩りのときから知っていたよ!
さくらんぼ狩りwwwwwww
ク「悪いが、俺の嫁は君より若くて可愛くてね。」
俺も引き取ったときから知ってた!だが否定された頬紅は更に逆上した。
頬「なんで?結婚指輪もつけてないし、全然そんなこと言ってなかったじゃん!」
ク「言ったろうが。」
頬「だって初めて書類見てくれたとき優しくしてくれたじゃん!勘違いさせるのが悪い!結婚詐欺!」
あれが優しいのか・・・。この子はいったいどんな環境で育ってきたんだか。
その後も頬紅は好き放題喚いていたが、とうとう知りもしない義妹を批判し始めた。
どうして根拠の無い憶測をあたかも真実のように話せるのかね。
ちなみに頬紅はクソ男より年下なんだが、ずっとタメ口だった。なんだかなあ、釈然としなかった。
ちなみに一緒にいた部下は「スゲー!俺こんなの初めてッス!」と喜んでいた。
またクソ男が白目をむきそうになっていたので、問題になる前に、部下と漫才の入場みたいにドウモー!っと乱入しようかと準備した。
ク「いい加減にしろ。それは全部お前のことだろ。お前は自分で思っているほど価値はねぇよ(暗黒微笑)」
頬「ひどい、名誉毀損だよ?皆に言いふらしてやる。」
ク「どうぞどうぞ。」
クソ男が耐えた!大人になったヤツに俺はそこそこ感動したね。
頬紅は最後まで可哀想な自分を演じて泣いていた。
そして取り残された俺と部下は、頬紅が立ち去るまで動けなかった・・・。ふざけるな。
頬紅は今まで色んな男を落としてきたんだろうなww
頬紅は世渡り上手なんだろう。
ありもしない嘘をつくことはハイリスクだと思うんだけど、それがバレても気にしない。
そんな強い精神力が備わっているんだろうな。
羨ましいけど見習いたくない。
たしかに、その精神力は羨ましいねー
一体何を経験したらそうなるのか・・・
本当にな。今までの人生をダイジェストで見てみたいわ。
結局は誰も相手にしなかったのか、すぐに皆忘れていった。
社内にいる数人の彼氏?はクソ男を目の敵にしたようだが、怖くて何も出来なかったそうだ。意気地なしめ。
その後、彼女は社外の彼と出来ちゃった結婚をして会社を去った・・・。
結局、頬紅は何も制裁を受けなかった。(白い目で見られてはいたが、本人は気にしていないようだった。)
人の家庭を壊そうとして、今ものうのうと暮らしているのかと思うと世の中って理不尽だと思う。
ある程度の予防線にもなるしね。ただクソ男曰く、「結婚してようがしてまいが、来るヤツはくる。」とのこと。
へー。
指輪してたらだいぶ防げると思うんだが
どうしても付けてると気が散るらしい。鬱血しそうって言ってた。
俺「俺はお前が靡くんじゃないかと思ったよ。会社では結婚してる素振りもないしな。良いことだけど。」
ク「公私混同は禁物なんで。どっかの副部長が口うるさく言ってたでしょ?」
ああ、こいつも成長したんだなあ。そうかーよかったよかった、そう安堵した。
しかし俺は見てしまった。
クソ男の机の引き出しから、イーマのど飴の容器にプリントされた義妹とクソ男の写真を・・・。
完
その包容力をちょっとばかし分けてくれw
ちなみに>>1はお幾つ?
器はリポDのキャップ並です><もっと寛容になりたいです。
年は正確には言えないが、おっさんです。曖昧ですまんね。
どこにでもいるんだね…
頬紅ってチークが凄かったってこと??
>>610
最初は生まれつきの赤みだと思っていたが、日によって色が違った為、
頬紅と判断した。(オレンジ、ピンク、赤の3色?)
1.朝の犬の散歩(夕方担当者の都合によっては夕方も行くことも。)
2.犬の餌やり・・・ドックフードといりこや鰹節をブレンド。材料が変更になることも。
3.嫁の手伝い・・・休日は料理、洗濯、掃除を手伝う。
4.嫁の話し相手。
5.子供の勉強を見る。
6.普通の高校生として振舞う。
以上!毎日クタクタだっただろうなwww鬼すぎwww
普通の実娘としての扱いじゃねーか、おっさんこのやろうめw
まあただ、実娘なら反抗して手伝わないところしっかりやってくれたんだろうけど
奴隷としてこきつかってるな。
家事は完璧な奴隷完成って感じ。
嫁さんも奴隷の技量アップに加担したはず。
奴隷にも情けとして、スズメの涙位は賃金出したんだろ?
>>651
最初は何も出来ないからどうしようかと思ったwww
リンゴの皮すら剥けないwwだから嫁が鬼指導してたwwww
今では役に立っているから感謝してもらいたいもんだなwww
賃金については、1日100円支給www固定給一律でwww
あと一応高校生として振舞うわけで、友人もいるから接待交際費として1日100円
1日 計200円の支給
これを月初月末締めで一括で渡してたわwww低賃金www
就職してからは、自分の金があるだろうから一切渡さなかったわwww
しかも金渡そうとしてくるくらいの奴隷根性っぷりwww
奴隷からの施しなんて一切受けんわwww
義理奴隷の鬼教官は嫁さんだったか。
くそ男は副部長には態度でかくても、義理姉には頭あがらんか。
賃金無しの、家賃支払いなしとは、まったくの不法滞在だったな。独立支度金もしっから溜め込んだ事をだろうよ。
ホント、ひと部屋占領するわ、コイツが風呂入ったあとは俺が風呂入れなかったわで
散々だったww
嫁とクソ男はそんな喋らないww互いに苦手なんだと思う。
はいった後は入れるない?
奴隷が入ったあとはピカピカに自主掃除をしてたと言う事?
いえ、その性的な意味で・・・。
さすがに年頃の奴隷も肉体的な意味で成長してたわけでして・・・
少しでも俺がンホォッってなる要素があると危険だからと嫁が禁止していた。
だからアイツの下着をみたことは一度も無いww
俺信用されなさすぎww嫁の努力ありがたすぎワロタww
嫁さんは鬼教官であり、夫監察官でもあったわけだ。嫁さんから見て奴隷は魅力を発揮してたのかな。
スレ違いだが、嫁さんとどうシリーズ合うんだい?年少し違うし?
最初の義妹不幸伝説のときにもあったように、義妹の行動や仕草でアレ?と思うことが多々あった。
嫁もおかしいと思っていたらしいNE。
クソ男のその時の気持ち聞きたい
それは聞いたことが無かった。
聞いてみよう。多分嫌な顔されそうww
乙です
ずっと知りたくて気になってたから嬉しいです
正直に答えてくれるといいなぁw
聞いてた。
最初は案の定嫌な顔されたけど、押し問答の挙句、アイス買ってやったらようやく答えたww
曰く、「よく分からないけど、こっちを向いて欲しかった。」とのこと。
そのままフラフラ寄って行っちゃったんだってさwwこわっ
その後は隙を見て近づいたとか。不審者すぎww
そのとき義妹は高校生なんだよ?犯罪という意識はあったの?しかも上司の娘みたいなものだよね?と聞いたら、
「だから卒業するまで待ったじゃないですか!」って怒られたww答えになってねー・・・
しかも俺と嫁の年の差のことにも口出ししてくるし・・・。
へんな呼び方したら義妹が許しそうにないんだがw
会社では○○副部長、家では副部長。まさに公私混同!
でもみんな何も言わない!ふしぎ!
それでは明日も労働拘束なので、就寝致します。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
これから淡々と長文を投下していこうと思う。
読みづらいし、特に事件も山場も無いが、お付き合いいただければ有難い。
壮絶な話しに慣れている皆さんからすると、あんまり面白くないほど平凡ww
あと俺がクズすぎて恥ずかしくなった。
俺が今の会社に入社して数年、関連会社(子会社みたいなもの)に3年の出向を命じられた。
左遷とかではなく、役職につく為には良くある必須事項だ。
しかも海外ではなくて、国内、しかも同じ地方だったから恵まれている方だった。
当時の上司(今の部長)からは、「俺なんて海外で大変だったんだかねっ!」って言われた。
ちなみにこの人も俺も日本語以外話せない。
そうして関連会社に出向し、そこそこやっていた。
俺の出向先の関連会社は、良い人が多く、協力的で仕事もしやすかった。
中には本社である俺のことを良く思わない奴もいたが・・・。
あの頃はガチガチの年功序列制だったから、関連会社のお偉いさんも、俺みたいな若造に改善点を指摘されるのは今以上に屈辱だっただろうな。
しかし本社役員のバックアップを受ける俺に逆らうことなど出来なかった。
最初はしぶしぶやりながらも、結局はそれで大幅に経費が削減できた、自分達が取り組んできたことは無駄であることを思い知らせてやった。
その様が俺にとって、非常に快感であり生きがいだった。
残念ながらその頃の俺は、ここの関連会社を自分の出世の踏み台としてしか見ておらず、尚且つ情をバッサリと切り捨てる、いわゆる非情だった。
それでいて敵を作らないように、形だけでもフォローした。
思い出すと、恥ずかしい・・・。もっと違うやり方あったようなあ、と思う。
今でもその関連会社に行くと、当時のお偉いさんたちからネチネチ攻撃されちゃうレベルww
しかし、この実績のおかげで俺は据え置きなど無視して、本社に帰った後は早く昇進することができた。後の副部長である。
なんかクソ男の気配するのは気のせい?
ありがとう。クソ男がクソなら、俺はクズ男だった。
投稿したが思った以上に読み辛かった・・・。
すこし改行します。
そんなこんなで2年が過ぎ、新入社員が入ってくる季節となった。
その年は男性が十数人、女性が数人と入ってきた。その中の1人が後の嫁であった。
新入社員の紹介で見たときは、すごく綺麗だけど無表情で、気取っている印象だった。今
言ったら怒られそうだけど。
あの頃は、流行的には髪の毛が全体的にフワッとしているのだが、
嫁は黒髪真っ直ぐのショートカットで、流行から遅れている感があった。
それでいて顔は真っ白で表情も無く、紹介のときもニコリともしなかった。
周りの新入社員はすごく元気で明るかったから、余計嫁の印象は悪かったと思う。綺麗だったけど。
俺と嫁は別の部署だったが、書類の関係上でよく嫁が指導員の先輩社員と俺の部署に来ていた。
毎日、午前と午後に俺に渡す書類を持ってきて、俺が確認の印鑑を押すという流れだった。
その時も嫁はニコリともせず、目も合わせようともしない。多少苛ついたが、
俺も自分が無愛想なのは承知だったので何も言わなかった。(その頃はCOOLと思っていた。)
ただ小さい声で「ありがとうございました。」って言って帰るだけ。愛嬌もクソも無かった。
その時も無表情で、「はい」と「申し訳ありません」としか言わず、反省してるのか?というほどだった。
ただ一度注意されると二度と同じ間違いはしなかったようで、後に嫁は大器晩成型だったことを知る。
しかし無表情と無愛想については、何度注意されても直らなかったそうだ。
まだ高校卒業した小娘だったし、仕方無いかなーと思っていた。あと当時はそこまで興味もなかった。
そして入社からしばらくして、俺の席に嫁が初めて1人でやってきた。
嫁が作成した書類を確認したのだが、間違いが何箇所かあった。その場で間違い箇所を全て赤ペンで修正した。
さすがにこりゃいかん、と思って、
俺「こんなに間違いが多いってどういうことですか?上司に確認してもらいましたか?」
嫁「申し訳ありません。」
答えになってなかった。
嫁「・・・いいえ。」
その間、ずっと嫁は俯いて目を横に逸らしていた。その時は反省の色が全くないように思えてしまった。
俺「ミスをして謝罪をしているのに、目を合わさないのは失礼じゃないですか?」
そう厳しく注意してしまった
そしたら、目を見開いて、耳まで赤くして「すみません。」とか細い声でつぶやきながら頭を下げてきた。
欲しいのは謝罪ではなく、正しい書類だったので、「もういいので、早く訂正して再提出してください。」と赤ペン訂正書類を渡した。
頭を上げた嫁の目は真っ赤に充血していたが、とりあえず無視して仕事に戻った。
嫁は「申し訳ありませんでした・・・」ともう一度頭を下げると出て行った。
同じフロアにいた友人からも「ひえーっ、おっかねー!」って言われた。(こいつは今でも友人)
その後は無事、訂正した書類が提出されて一安心だった。(訂正書類は嫁の上司が提出しに来た。)
そして後に、嫁がトイレで泣いていたことを知った。(友人情報)
俺が女子社員を泣かせた記念すべき1人目だった。
未だに「あなたには沢山泣かされました。」って言われちゃうwww
そして、多分5月頃にで飲み会があった。俺の部署と嫁の部署とその他部署の合同で、人数は結構いたと思う。
席はあらかじめ決まっていたらしく、俺の横に嫁がモジモジしながら座ってきた。
しかも俺が一番端っこで、話し相手が嫁しかいなかった。(何故か俺の前は荷物置き場だった。)
その時の嫁の服装が、意外にも短いスカートだったことを鮮明に覚えている。
この子もこんな服着るんだなー、くらいにしか思っていなかったけど。
しかし会話が無い。俺も仕事以外は無口だし、嫁も元々なにも話さない。
しかも俺は酒があまり好きではなく、嫁も未成年なので酒を飲まなかった。(その頃は未成年でも結構飲んでいたが・・・)
一度泣かせたこともあって、気まずい雰囲気の中、ただつまみだけを黙々と食べていた。
早く帰りたかった。
そしたら友人と女子社員数人が酔っ払った状態でやってきて、「全然飲んでない、飲め!」と強制してきたが、
ノリの悪い俺は一切無視した。嫁も頑なに拒否していた。
そしたら女子社員が「嫁ちゃん、今日は俺さんと頑張って喋るって言ってたじゃん☆ミ」とか言ってきた。
しかし当時の俺は二十代後半で中ニ病という難病を患っており、「これは罠だな」と思っていた。
きっと本社の俺を失脚させる為の美人局みたいなものだと。
あの病気から立ち直ったドキュメンタリーかと思ったら、青汁飲み始めたくらいの罠だと思った。
しかし嫁は、違います、そんなこと言っていません、と呟きながら俯いている。
それでも女子社員が「今日だって、張り切ってこんなミニスカート着てきたじゃん☆ミ」とか言った瞬間、
嫁「違います!!」
そう強く否定した。俺の席の周辺は静まりかえった。他の遠い席は気がついていなかったと思う。
そしてそのまま立ち上がって、逃走した。
友人が「行け!追いかけろ!」と促してきたが、面倒だったので席から動かなかった。
結局、からかった女子社員数人が追いかけていった。
その後、俺は吊るし上げられた。
嫁が高いところにある提示物を剥がそうとしていたときに後ろから俺が代わりに剥がしたので、
好意をもったそうな。(当時は全く覚えておらず、今も記憶に無い。)
実演でやってくれたが、どうみても痴漢です。本当にありがとうございました。
そして、初めて1人で俺に書類を渡しすことになったときは、張り切りすぎて上司の確認を忘れていってしまったとか。
本当に今なら物凄いフラグなのだが、中ニ病の俺は信じることができなかった。
恋愛とは常に打算的なものであり、結婚とは打算の末の妥協だと思っていたからだ。
ふーん、と受け流した。だってまだ嫁は18の小娘だし、俺からすれば子供すぎた。周りからは鬼と言われたwww
周りも面白半分でくっつけようとするのが見え見えだった。
2次会もいなかったが、3次会のカラオケで追いかけていった女子社員と現れた。目が充血していた。
そしてここで、おんなのこのちからってすげー!と思い知った。
懲りずに、俺の横には嫁が座ってきた。後ろから女子社員が小さく応援している声が聞こえた。
こいつら絶対楽しんでるとまた苛ついた。
そして誰かが歌いだし、部屋が暗くなったときに、急に太ももを掴まれた。
本当にパァッンと掴まれた。正体は案の定、嫁だった。
何か悪いことでもした?そう思って、嫁の方を見たら、俺ををじっと見ていた。もちろん無表情。暗さも相まってホラーかと思った。
しばらく無言だったが、嫁がフンフンと頷いたあと、俺の腕に胸を当ててきた。
尋常じゃない圧力で。
当てるどころじゃない、完全に潰す力だった。
しばらくして少し疲れたのか、いったん休憩してまた押し当ててくる。
この間、一切無言。
俺の生殖本能もやばいところに来ていた。このままだと、本当にまずかったのでお手洗いに行くことにした。
そうすれば、席を替わることだってできる。
そう思って部屋を出たら、嫁もついてきた。
そのまま無言でお手洗いに行こうとすると、後ろから「あの」と嫁に声をかけられた。
振り向くと、嫁が俯いた状態で立っていた。
嫁「すみません、変なことしてしまって。」
そう言って頭を下げられた。
こちらとしては嫌な思いはしていなかったんだけど、嫁にとっては席立った=嫌だったらしい。
俺「嫌ではないけど、あまりこういうことはしない方がいい。君が軽く見られるよ。」
多分こう言ったと思う。体を使って男を落とすのは、やりすぎると軽く見られるという勝手な俺の見解もあったからだ。
本当フラグクラッシャーだった。
そしたら嫁が泣き始めた。ずっと無表情だったのに、いきなり顔をクシャクシャして泣き始めたので驚いた。
嫁「こんなこと、俺さんにしかしたくありません・・・。」
ヒュゥッ
そう真っ赤になって必死に喋る彼女は、あの無表情な女ではなく、普通の女の子だった。
しかし話しの着地点が行方不明になっていた。
でも、一度注意されれば二度と同じミスは無かったし、いつも先輩社員の後ろに引っ付いて、
言われたことを必死にメモする姿も知っていた。
同期の女の子たちとお弁当を食べているときに、少し笑った顔も知っていた。
そう思うと、彼女の良い所しか浮かんでこなかった。
目の前にいる彼女が、とても可愛らしく思えてしまった。
未だ着地点が見えず、えっとえっと、と繰り返す彼女に、
俺「そうですね。嫁さんのこと、もっと知りたいと思います。」
そう答えると、嫁はいつもの無表情になって「あ、あ、あ」と言葉を発し始めた。
本当にそのまま動かなくなってしまったので、俺が「どうぞよろしく」と言うと、嫁が高速で頭を下げてきた。
この日から交際が始まった。
本当、女性の涙とおっぱいって凄いなって思いました。
ちなみにその日はそれぞれ普通に帰った。
そして後に、その日の嫁の服装や太もも鷲掴み、
胸の力は全て鶏がらの入れ知恵であることを知る。
あ、思い出した。
もげろ
唯一のGJ
嘘臭いくらいのアタックだけど、18歳だもんな
そういや職場の後輩で高卒の子がいるけど最初の頃は純情過ぎて
飲み会のみんなの乱れっぷりに泣きだしたりよくしてたわwww
嫁が書類を渡しにくるときに、こっそりと手紙をお互い交換した。
退社の時間はバラバラだった為、俺が定時で上がれるときは、帰りに食事をしたりした。
休日はどこかに遊びに行ったり、俺の家に嫁が来たりと、普通の恋人同士だったと思う。
会話も普通にできるようになった。
そして嫁はとにかく尽くす女だった。俺の家に来るときは、いつも食事を作ってくれた。
材料費を渡そうとしても、「普段はお金は全部出してもらっているから」と頑なに受け取らなかった。
その時代は男が女に出させるのは恥だった。しかも約10歳離れた女の子と割り勘などプライドが許さなかった。
それに負い目を感じていたのか、いつも料理の本と格闘しながら頑張っている彼女は本当に可愛かった。
10歳も離れている、無愛想だし、気のきいたことも言えない。段々と、負い目を感じていることもあった。
それでも彼女は、「あなただったからです。」とすぐにマジレスされてしまった。
何だかなあ、このとき恋愛や結婚の価値観が大きく変った。
常に心の奥底で打算的だったことも、全て許された気がした。もうこの子女神だこりゃって思った。
ここから、俺は変ることができたと思う。
本当に嫁には感謝している。
父も「こんな若くて可愛い子がお嫁に来てくれるなんて奇跡だ・・・」と感激してたww
なぜこんな気が早かったかというと、3月末で俺の出向は満了し、本社に帰ることになっていた。
俺も嫁と離れることは嫌だったし、嫁も同じだったのだろう。結婚する意志が固まっていた。
すぐに嫁が両親に紹介したいと言ってきた。
あくる日の休日、嫁の実家に行くと、このスレの冒頭の4人組が揃っていた。
変態だな
「10も歳が離れているなんて・・・」と心配そうだったが、
俺が強面で怖かったであろうこと、会社でもそこそこの地位にいたこと、
当時はまともだった鶏がら姉御のフォローもあり、交際・結婚を許してもらうこともできた。
義父からは「娘は君と会ってから、とても幸せそうだった。どうか大切にしてやって欲しい。」と頭を下げられた。
義母は「本当に好きな人と結婚できるって幸せなことww」と嬉しそうだった。
ちなみに当時小学生だった義妹は、俺のことが怖かったのか、いつも俺がいるときは同じ部屋の隅で、
絵を描いたり人形と遊んでいた。
どうやら幼稚園、小学校と男子に虐められて、スーパーデリケートな嫁はあんな無表情になってしまったらしい。
中学では直接虐めはなかったものの、遠巻きにされていたとか。
今でも同年代や若い男性は苦手なようだ。だからクソ男ともそんなに仲良くないww
女子高に行って、どうにか立ち直ったが、男性の多い会社に入社してまた元通りになっていた。
しかし入社してしばらくしてから毎日、今自分の会社に本社からきた凄い人がいる、
今日はお礼を言ってもらえたと嬉しそうに話していたこと。
どうすれば付き合ってもらえるか、その後も、いつも鶏がらに相談していたそうだ。
鶏がらから「あの子のこと泣かせたら、直接行ってアンタをブン殴ってやる。」とまで言われた。
妹に先越されちゃったなーwwと、笑っていた。
義母と鶏がらのせいで崩壊はしてしまったが、本当に互いを大切にすることが出来る人たちだった。
だから、義母と鶏がらが義妹を引き取りに来たときも、
実はやり直す努力をしているのではないかと思ってしまった。
結局は違ったけど。
最初から崩壊した家庭だったら、ここまで嫁と義妹を苦しませることもなかった。
しかし、また別の苦しみがあっただろう。
その幸せだった家庭が無い限り、今の2人はなかった。
今思っても、それが非常にやるせない。
後は嫁の寿退社も決まり、俺も本社へ帰る為の準備に追われた。
その後はつつがなく、本社に帰った後に結婚式を挙げた。
花嫁姿の嫁は本当に綺麗だった。生きる女神だった。
そして結婚したとたん、嫁がCOOLになった。
今もそれを言うと、嫁から「あなたも結婚する前はもっと優しかったですよ。」って言われた。
まさにお互い様。
その後は子供も生まれ、時々、義妹も遊びに来てた。
本当に幸せだった。
どんな苦難があろうとも、乗り越えていけると思った。
こうして季節はめぐり、嫁の家族は崩壊することになる。
完
その辺は割り切って行くしかないな
切ないけどなw
そうだよな・・・。
家庭のことは当人たちにしか分からないしなあ。切ないけど。
本当にな。
あんなに良い人たちだったのに、結局は極悪人だった。
嫁と義妹を泣かしたのは、お前たちだっただろう!って言ってやりたかった。
後半は嫁家族を思い出して、我ながらに切なくなったww
今でさえ、嫁家族の話しはタブーだからなあ。
話しの種にもならん、どうしようもない奴らだ。
最初から今の性格で出世出来たと思う?
俺も同じく恋愛も仕事も打算的に考えてるんだけど、
こういうの見たら俺が間違ってるのかな、と思ってしまった
変って良かったかな。周りに恵まれたことも幸いだったけど。
出世は多分、打算的だった方がもっと出世できていたと思う。
変ってしまってから万年副部長だww
>>698は間違っていないよ。
恋愛も仕事も、ある程度打算的でないとやっていけない。
自分が損をすることが怖いんだよね。
仕事は打算的な方が良いと思うけど、
恋愛ではいつか、自分も相手も見返りを求めない、素敵な人に
出会えれるといいね。説教くさくなってすまん。応援してるぞ!
携帯の普及してない古き良き切ないキラキラした恋愛の宝庫時代テラナツカシス
意味不明に3時間くらい電話とかしてたな・・・お互い途中で寝ちゃったりさ
義父さんは元気なのかね
ある意味一番の被害者だし、義妹さんを引き取れなかった気持ちもわかるしね
あの頃は携帯が無かったからなあ・・・。
今、文通なんて出来る自信ないなww電話とか、嫁はいつも小声で聞き取れなかった。
ああ懐かしい。
義父は元気だよ。
あの人もすごい被害被ってたからなあ・・・。気持ちは分かるさ。
でも、嫁と義妹を汚い物を見るような目で見ていたことは許せなかった。
せめて本人たちのいない所でやれよと。
それでどれだけ嫁と義妹が傷ついたと思ってんだよと。
悪いのは義母なんだから・・・
1の存在だろうな
二人とも1がいなかったら自分をおとしめて暗くて悲惨な人生だったと思う
クゾ男もその気があるけど感謝がたらんなw
本当、どうなっていたんだろうな。
あれ、そういえば崩壊の発端って鶏がらが俺に関係迫ったからじゃね?
もしかして俺が原因?俺がいなければ崩壊しなかった?
そして俺は、考えることをやめた・・・
クソ男はもっと俺に感謝すべき。
最悪、愛情と憎悪が入り混じって性的虐待・・・とかなりかねなかったかも
発端については思ったけど敢えて言わずにおいてあげたのにw
でも早晩、崩壊してた家庭じゃないかと思うからおっさんがいてよかったよ
いやだああああああ考えたくないいいいいいい
引き取ってよかった!本当に良かった!
ありがとう!最後らへんはヤケクソで端折りまくってしまった。
俺はスティーブン=セガールでお願いします><
直接的な発言や行動は無かったが、態度とか嫁からの報告とかで把握していた。
一番恐怖を覚えたのは、どさくさにまぎれて胸押し付けられたとき。
嫁に関しては鶏がらの必勝テクだったらしいが・・・。
あれ?家系ってことは娘も押し付けるの?考えると無意識に唇噛んじゃうww
本当だよな!結婚したんだからそこらへんは分かってると信じているが・・・。
義妹の行動
・基本的に目を合わさない。
・俺と話すときに、けやたら自分の前髪を触りまくる。
・視線を感じて義妹を見ると顔を反らされる。
・俺のワイシャツを隠れて羽織っていた。(嫁報告)など
とういうより昔の嫁にクリソツだわww今はそんな面影全くないけどwww
…裏山!
そのときは怖かったんだってば!あと義妹そんなに胸無かったww
まだ乳飲み子だった娘と一緒にいたから冷静でした!良かった><
正確にはお答えしかねますが、小学校中学年です。
まだまだ母親に甘えたい年頃です。
そして、もう一緒にお風呂は入ってくれないです・・・。寂しい・・・。
子供たち、義妹、クソ男の前では「お父さん」です。
それ以外は「あなた」か「○○さん」です。
例:昭一 → 昭さんみたいな感じです。
昔からお世話になっている方や、おっさん仲間が私のことを「昭ちゃん」と呼ぶので真似したと思われます。
ちなみに昭一は偽名です。はい。