独身時代、かなーり奔放に男遊びをしまくっていたA子。
長じて一人暮らしを始めてからは、フリンも当たり前にするように。
A子が不倫してた相手は、けっこうなお金持ち(会社経営)。
不倫相手はA子にジャブジャブお金を使ってくれて、ブランド物も買ってくれる。
それが自慢のA子は、周囲の友達(既婚未婚問わず)に触れ回っていた。
「あたしの彼ってお金持ちなの。あんたの旦那の給料ぐらいのバッグなんか
ちょっとおねだりすると買ってくれるんだー。あんたそんなの買ってもらえないでしょ?」
「あんたの彼氏レベルじゃ、デートもデニーズとラブホでしょ。あたしの彼は違うのよ、
銀座であれ食べて飲みにいって、お台場のホテル(メリディアンね)だもんね」みたいな。
しかし、不倫相手は、A子があまり高いものをねだると買ってくれない。
例えばヴィトンやコーチなら買ってくれる、でもエルメスやブルガリはダメ、みたいなw
今考えるとバカみたいな話だけど、それがA子は気に入らないので
「彼がいちばん愛してるのはあたし。だから彼のお金は
あたしに一番使う権利があるはず。なのに、彼の奥さんと子供が使ってる分が多くて
こっちにまわってくるお金が少ない!たかが紙切れ一枚でつながってる妻のくせしてムカつく!」と
やはり周囲に触れ回っては鬱憤晴らし。
「紙切れって言うな、不倫してるのに偉そうに言うな」と周囲がたしなめても、
「あんたたちはお金持ちの彼がいるあたしがうらやましいんでしょ」とスルースルー。
ややあって、A子は不倫から抜け出し、独身の男性@彼女持ちと知り合い、彼を略奪、結婚した。
しかし、旦那となった男の不倫(と、不倫のための浪費)に苦しんでいる。
ある日、A子が旦那のケータイを盗み見ると、旦那の不倫相手からのメールを発見、そこには
「奥さん(A子のこと)むかつくよね、旦那君はあんな奥さんでかわいそう。
あの人、紙切れでつながってる妻なのにね」とあったそうだ。
今のA子は、「でもあたしは妻だ!あの女も旦那も、出せるもんなら紙切れ(離婚届)出してみろ」と
いつも怒っている。が、誰もA子に同情する人はいない。
A子さんは、金はあるけど女にだらしがない男性が好みなだけなのでは・・・。
A子って、下手をするとカオリンのようになるかもと思った。