元彼Aと27歳から3年間付き合ってた
付き合って1年後(私28)にウワキ発覚
それから2年目(私29)になるまで1年悩んで、復讐を目論んだ
要はダラダラと切れてなかっただけ
だけど土日や連休は毎週末私と泊まり
クリスマスもAの誕生日も私と過ごし
A元カノは平日仕事が終わった後だけ会っていた模様
完全に日向の彼女(私)と日蔭の彼女(A元カノ)
A元カノと別れるように頼んでも
「ただの友達」「はいはい、もう会わない」とのらりくらり
いざとなったら結婚なんてできるし、責任のない気楽な独身貴族で
自分と結婚したい女2人に愛されちゃってる罪な俺様に酔っていたみたい
正直Aはスペックがよかったので私も当時は結婚したかったし
自分が日向で優遇されてるとはいえ、悩んだ1年ですごく痩せた
そろそろ29歳という頃、Aと付き合う前に付き合っていた元彼Bから連絡があった
Bのお父さんの訃報だった
Bはちゃんと両親に結婚の申し込みの挨拶をしてくれた
ところが両親は大反対
私の父とBの父は同業のライバル会社勤務
「不毛地帯」というドラマを観てた人なら
唐沢さんと遠藤憲一の関係を思い描いていただきたい
商社ではないけど某業界の某企業の因縁のライバル
両方とも経済新聞にたまに出てたし、
本当にバチバチと火花が散るようなライバル関係だった
そして結婚の許可は下りず、結局Bとは結ばれなかった
そのBの父が亡くなったと連絡があった
そして私の父もその1年前に他界していた
Bとはお互い結婚したかったのに、
ロミオとジュリエットのように引き裂かれた
でも双方父親が他界したので、久しぶりに会うことになった
Bから
「あの後交際した女性もいたけれど、私子ほど愛した女性はいなかった」
と復縁を迫られた
私もAにムカついてたので、
「彼氏がいるから、別れるまで時間を下さい」と返答
そしてAに復讐することにした
私も家事を頑張るアピールを始めた
「俺と結婚してもらいたくて必死」と思い込ませた
煮え切らない彼氏に対して遠まわしに結婚を迫るような言動をたくさん実行した
そして私の30歳の誕生日の1カ月前に直接的なジャブを放つ
私「私と結婚する気ある?」
A「う~ん、今のままで楽しいじゃん♪」
私「結婚する気はないのね?」
A「・・・・。それよりおまえの誕生日は、どこに旅行に行く?」
Aが結婚の話題を逸らしてくれてホットした
そしてBのプロポーズを承諾した
(Bは全てにおいてAより更にハイスペック)
30歳の誕生日まで、仕事が忙しいとか犬が入院したとか嘘をつき
Aとの誕生日旅行の話題を逸らしまくった
そして前日にメール
「あなたと別れたい。っていうか別れます。決定事項です。元カノさんとお幸せに♪」
そして一週間後の誕生日、SNSで盛大に報告
「遂に結婚することになりました♪式は○月○日です♪詳細は招待状でお送りします♪」
A元カノは誰も知らない人だけど
私とAの共通の友達は軽く数えて50人以上
みんな私がAと結婚すると思ったみたいで
Aに「おめでとう!」のメッセージが届きまくる
慌てたAから電話があった
「誰が結婚するって言ったんだよ!勝手に嘘を広めるな!」
無言で切ってやった
またかかってきたので、B(現旦那)に出てもらった
B「私の妻に何か用ですか?」
A「えぇ?!えぇぇぇ???あわゎゎゎ・・・。ブツッ」
Aに大量のお祝いが届いたらしい(友人談)のでSNSを修正
「私たち、結婚しました♪」
カメラマンの友人に事前に撮ってもらい
私とB、婚約指輪が写ったプロ仕上げの写真をup
Aはなぜか婚約指輪を調達して実家に凸ってきた
Aは私の実家に紹介していなかったので「誰?」状態
共通の友人に「私子に裏切られた」とロミオメールしてたらしいけど
共通の友人全てに私から
「Aとは真剣なお付き合いをしていたけど、長いこと二股されてたので捨てました」と連絡
一部の友人は私が激痩せした時に詳細を知ってたし
ほぼ全員に愛想を尽かされてAはしょぼくれていたらしい
A元カノは子宮癌になったらしい
元々責任を負うのがいやでグダグダしてたようなやつなので
一緒に闘病する勇気もなく、A元カノとも結婚しなかったらしい
まあAのスペックなら、その後誰かと結婚できるでしょと思っていた
そして先日、共通の友人の結婚式でAを見た
他の友人達がそわそわして、私とAを近づけないよう努力していたらしいが
Aのあまりの変貌に、声をかけられるまで気付かなかった
現在37歳のはずのAなのに、ハゲ散らかした50くらいのオッサンになってた
後で友人達に聞いたら、私に捨てられた後
驚くほど一気にハゲたらしい
A「久しぶり♪」
私「(わかってたけど)誰?」
A「Aだよ」
私「え!!ごめん、気付かなかった」
A「話があるんだけど・・・」
私「私は話すことないんだけど」
A「離婚して俺と結婚してください!!!」
一気に静まり返る二次会の会場
「寝言?どうでもいいけど、その頭、みっともないから潔く剃ったら?頭頂部まで透けてんじゃんw」
ちょっと可哀相だけど、Aは泣きながら帰って行った
きっと会場に居た人で私のことを酷い女だと思った人もいると思うけど
結婚適齢期に二股をかけられ
1年も泣いて暮らした当時の自分のカタキをとりたかったから後悔してない
某歌手の「幸せはあなたへの復讐」という古い歌が脳内BGMで自然に流れた
現旦那のBとは、とても仲良く幸せに暮らしています
Aにお別れ宣言をしたのは30歳の誕生日の前日です
>「誰が結婚するって言ったんだよ!勝手に嘘を広めるな!」
自分でちゃんと否定してるのになー
しかも離婚して自分と結婚しろとか、全く周りが見えてないね