妊娠を機に自立すると宣言したのが修羅場
引き篭もりを絵に描いたような人で
悪い人じゃないんだけど、暗くて他人と面と向かって話せないような人だった
大学在学中に心が折れたそうで、卒業後からほとんど家の中から出ないような生活だったらしい
ニート可という条件は、悉く見合いを断られた夫の両親が自分たちの死後を
心配した結果らしく、「金はあるから一生面倒見てくれる人を!」と
嫁というよりは世話人募集みたいだった
当時の私はお金に困っていたので、ありがたくこの話を受けることにした
夫の人間性はこの際、害がなさそうならいいかと、何かあれば逃げればいいかなって
結婚後、マンションをもらい、二人で生活することになった
私は夫の両親の話を丸々信じたわけじゃなかったので
仕事はやめずに働き続け、家事をしてハウスキーパー代は着服
私も夫も物欲ないので2~3年たつとにやける様な額がたまった
夫とは、次第に慣れたのか、少しづつ会話するようになり
一緒に家事をやったり、時たま外へ出るようになった
何の問題もない日々だったのに、妊娠が発覚して一転、夫が覚醒、
「私のおかげだ、子供に恥じない親になりたい」と突如就職活動開始
決して良いとはいえない給料の仕事とボロなアパートを決めてきた
妊娠を機に退職していた私は、もちろん反対したかったけど
就職活動の相談をされた際に、泣きながらの感謝と愛の言葉とやらを言われ
勝手に愛し合ってることにされたので、
とても金がないあんたに興味がないって言える雰囲気じゃなかった
あとすぐに義実家に泣きつくだろうという打算もあった
それが意外にがんばっちゃったもんだから、そっから数年は本当に極貧生活
あれだけたまっていた通帳の金額はすぐに音を立ててなくなった
最初に良妻という仮面をかぶっちゃった結果、愚痴や不満を言うこともできず
子供も小さいし暮らせないほどじゃないので、分かれるという選択もできず
其のうちに私が肺炎をおこして死にかけて、夫が実家に頭下げてこの生活は終わった
その後何の蟠りもなく、義実家と夫は和解して、
夫は義実家の仕事を手伝いながら家を継ぐための勉強することに
十数年たって美談のようにその頃の苦労話を子供に語ってる姿を見ると少しいらっとする
41が偽善でも罵らない、暴露しないで
行動だけ見たら誰が見ても美談
良い話だなー
なんだノロケか
その旦那の考えのせいで当てが外れて苦労に巻き込まれた嫁、
という構図を考えたら美談でも何でもないけどな。
嫁が苦労を共に愛で乗り切った話なら美談かも知れんが
金がない旦那なんか興味ねえのにと思ってるのに何が美談なのさ。
と言うか現実としてはこれが普通。
口には出さなかったんでしょw偉いかも。
ドラマでよくある「心の声」みたいな演出にしたら、
結構ブラックで面白いコメディになりそうw
金に困らない人生うらやましす
共働きなりなんなりしたのかね?そもそも肺炎と旦那の実家に頭下げるのは何の関係があんのかよくわかんない。
旦那が実家の家業やらないと肺炎になっちゃう体質なんだろうか。
小さい子供いたら奥さんの方はフルでは働けないだろう。
それでもパートしつつの極貧生活。
あくせく働いて体力削って、食事もままならないとなれば栄養不良、
ただの風邪でも病院行かず(無保険とか?)で症状悪化→肺炎。
旦那は、倒れた嫁の入院治療費出してくださいと実家に頭下げに行ったんだろ。
無保険じゃなくても極貧で診察・薬代で2~3000円とかだと苦しいだろう。
肺炎で入院したとしたら、保険に加入していても、十数年前なら入院して即お金が貰える保険会社も少なかっただろうし
子供が小さければ預ける先がなければ、旦那も仕事に行けない。
カツカツの極貧で、旦那が休めば給料減って生活も出来ない。
たとえ乗り切ったとしても、妻子を抱えて綱渡りな生活は申し訳ないと考えたとしても頷ける。
となれば実家に頭を下げるのは自然の流れ。
>>62や>>68で正解
ただの貧乏ならまだやっていけたけど、体調崩すと
パートはできないし、子供の面倒も見れないし
入院費用の試算で遠からずの一家心中が見えてたからね
私も親いなかったし頼る人がいなかった
実家に泣きついてくれた夫には感謝してるんだけどね
ヒッキーの原因は義実家が会社を大きくする際に
地元の工場や会社を資本主義的に荒らしたらしく、親友の家が一家離散
その親友に罵られたそうで心がぽっきり
私の家もその余波を受けて、直接の原因じゃないんだけど
父が資金繰り中に事故死、後を追うように母が過労死して
高校を卒業したばかりの自分の肩に残されたの弟妹がずっしりと乗っちゃって
その辺も面倒見てくれるといった夫との見合い話にのった
別に義実家には何の恨みも持ってないんだけど、
この話が上の夫のトラウマを刺激しちゃったらしく、
妊娠で覚醒モードに入ったんだと思ってる
でも潔癖さや情とかで食えるほど世の中は甘くないから
家を出たのは正直うれしくなかった
でも一応私のために青臭い考えで頑張ってたのを
これも私のために捨てさせたのは申し訳なく思ったり、夫への感情は微妙だなー
ナチュラルに金持ちっぽいところと甘いところ以外は嫌いじゃないんだけど
ちなみに妊娠で仕事はやめたけど、義実家の事を夫の変わりに仕込まれることになってたので
決して無計画だったわけじゃないよ
世話人だから、財産管理や家の諸事を覚えなきゃいけなかった
最悪子供と私ならどうにかなったし、万が一子供をとられても食うに困らなければいいかなって
食べられないのは本当にきついからね
乙でした
これからも色んな苦労はあるだろうけど、大丈夫だと思うよ
聞けば聞くほど心中複雑だろうなと思う
本当に乙でした