私とB子はすぐに彼氏ができたけど、
A子はガードが堅いのか、なかなか彼氏ができなかった
ちなみに容姿はA子がぶっちぎりの美人で私とB子は普通
大学3年になり、やっとA子に彼氏ができた
しかも美人のA子にふさわしい、ちょっと年上の超絶イケメン
身長と体格が小栗旬、顔はTOKIOの長瀬を美しくした感じの彼氏
3人でお祝いもした
「愛情の寿命ってどれくらいなんだろう?」
「愛していたはずの彼氏に冷めてしまうことってある?」
「別れようと思うのは、相手のどんな行動?」
と、A子に心配になるような質問をされた
念の為確認したけど、DVや浮気はないみたいだった
B子がちょっと厄介なおせっかいキャラで
他人のプライベートに興味深々
常にwktk状態だから詳しく相談できなかったと後から聞いたけど
当時は「浮気されたら別れるかなー」と漠然とした答えしか言えなかった
B子だけ内定もらうのに時間がかかったんだけど
私とA子は就活も早め終わり、
3人ではなく2人で会う機会が増えて行った
A子が悩んでいるように感じたので、
卒業を控えたある日、学食で思い切って聞いてみた
「彼氏のことで悩んでることがあるなら言ってみて」と
A子は「ここでは話せないので時間がほしい」と言った
そして後日、カラオケボックスに呼び出された
結論、イケメンで長身のA子の彼氏、ド変態だった
初めての人だから別れたくなかった
だから彼氏の要望に応えてきた
でもそろそろ不安になってきた
最初は「あーん」でごはんを食べさせてあげるところから始まった
次に、彼氏の部屋に泊まる時は子守唄を強要された
この次あたりからA子は悩みだしたみたいだけど
次は粉ミルクが飲みたいと言われ、
彼氏の部屋に行く度ミルクを作って哺乳瓶で飲ませていた
「お着替えプレイ」なるものがあって、
死体のようにだらりとした彼氏の体に服を着せて出勤させる
インナー・Yシャツ・ネクタイ・スーツを着せるのは大変らしい
そして会話がなくなった
会話をしなくなったんじゃなくて、大人の会話じゃなくて
彼氏がひたすら「バブー、バブー」と言うのをA子が判断して
おなかがすいたらご飯を用意し
ニュアンスの違う「バブー」の時はトイレに連れて行き
「しー、しー」と言いながら排泄を見守っていたらしい
そして最後はオムツ交換
大人用のオムツが用意されていて
赤ちゃんのように寝転がっている彼氏に赤ちゃんにするように声をかけながら
オムツを交換するらしい
その間の会話は全て「バブー」
A子にそれは変態界のかなり上位に位置するド変態だと教え
別れるようにアドバイスした
卒業して、A子のご家族に不幸があり
社会人デビューして仕事を覚えるのに精いっぱいでバタバタしてたら
うまいこと彼氏の心も離れてくれたみたいで、
特にモメずに無事に別れられた
美人なのに「自信がないし、もう恋愛はこりごり」
と言っていたA子を心配してたけど
あれから数年経って、A子が無事にまともな男性と結婚することになったので記念カキコ
ちなみにB子は別れた報告を聞いて
「あんなイケメン、別れるなんてもったいない」と騒いでいた
吹いたw
絶妙なアドバイスw
俺様が真の変態というものを見せつけてやろうか
大人に成れてない若者は多いよ
一概に悪いとは言わないが責務より好き嫌いを優先する傾向が有る気がする。
俺はまだ若いけど、それなんかわかる気がする
>一概に悪いとは言わないが責務より好き嫌いを優先する傾向が有る気がする。
好き嫌いっていうか、個人的なメリットデメリットを重視する感じ
つねに消費者気分で、自分がクレームつけられる立場です的な