見た目は破損とかはないからそういう意味では綺麗なんだけど、氏んだら目が落ちるというのが正しいのかな。
普通目を閉じるとまぶたの下に眼球があるってのがちゃんとポコッとなっててわかるけど、氏んでると、まぶたの下の眼球が感じられないみたいな。
とにかく想像と全然違ってただの氏タイでしかなかった。
それを見た私達は警察に通報だけして帰宅した。
それ以降彼とはメールもしてないし会ってもない。
見た目は破損とかはないからそういう意味では綺麗なんだけど、氏んだら目が落ちるというのが正しいのかな。
普通目を閉じるとまぶたの下に眼球があるってのがちゃんとポコッとなっててわかるけど、氏んでると、まぶたの下の眼球が感じられないみたいな。
とにかく想像と全然違ってただの氏タイでしかなかった。
それを見た私達は警察に通報だけして帰宅した。
それ以降彼とはメールもしてないし会ってもない。
そうしたら外で消防車の音が聞こえてきた。
オマケに比較的近い場所だった。野次馬が好きな人は外を見るのかも知れないが、過去にボヤで修羅場を起こしたことがある人間なので確認する気にはなれずそのままテレビを見ていた。
少し経つとピンポンがやたら鳴る。
宗教や新聞の勧誘かとも思ったけれど、しつこいので玄関に出てみた。
10年間会うことはおろか連絡のやり取りもしていなかった小中の同級生から披露宴の招待状が届いた。
事前に共通の友人を介したメールをもらっていたのもあり、参加に丸を打ち返信ハガキを出した。
正直、私は人数合わせか祝儀要員なんだろうなぁと思っていた。
というのも、彼女は団体行動が苦手で勉強も運動もソコソコ、太っていたり毛ジラミがあったり宿題もやらずによく先生に怒られていたり母子家庭で色々と複雑だったりと、学年で悪い意味で目立っていて友達があまりいなかったから。
私は偶然クラスが9年間一緒で、一緒に遊んだり勉強をみたりしたから、呼びやすかったんだと思う。
その後あったことを全部書いたら超長文になるから割愛するが、要は嫁が俺に隠れて借金作っててさ、ホームにいる親父が氏んだら一人息子の俺が全部相続するわけで、それが欲しかったらしい。
それまでごく普通に仲の良い夫婦だと思ってたが、崩れるときはアッと言う間だ。
借金を肩代わりする代わりに離婚した。見苦しいぐらい泣いて泣いてすがってきたけど、あんな声聞かされたら愛情なんか無くなる。
結婚して丁度1年くらいたった頃、妊娠が発覚した。
義実家とはスープが冷める程度の近距離別居だったけど、
それまでは程良い距離をおいてのお付き合いだったのが、
そこから義実家、特にトメコトメの過干渉が始まった。
私は割とダラだったので家事とかやってもらえるのは有難かったんだが、
義実家はデリカシーないところがあって、あんまりプライベートなとこまで
踏み込まれるのはやっぱり嬉しくない。トメには色々嫌味も言われてたし。