ある年の夏から秋にかけて、郵便受けに変な写真入りの封筒がたびたび投かんされるようになった。
明らかに隠し撮りとわかるような女性の写真で、1回当たり10枚くらいは入ってたかな。
こっちで保管するわけにはいかず、毎回管理会社に連絡して持って行ってもらってた。
『8月25日』糞女から再びTEL・メール攻撃。内容は
・何故何も連絡をくれないのか?
・これだけ尽くそうとしているのにまだ許してくれないのか?(玄関先に置いた腐ったおかずの事と
思われます)
・貴方も『反省している』だろうし復縁して『あげても良い』と思っている。
・一度きちんと話し合いたい。
メールも留守電もこの内容のループでした。
私の何を反省するのだ?と聞きたい衝動に駆られましたが携帯の電源を落として放置。
夜7時頃、姉が突然私の部屋に入ってきて「今悲鳴聴こえなかった!?」と
私は一切聴こえなかったけど一応外を観にいったら手前の家の娘さんが泣き叫んでて、敷地内にある木に首を吊ってる仏
近所の人も見に来て、娘さんは「なんでこんなことするのよっ!」って吊られたままの氏体叩いてた
どうも男はストーカーだったらしい。多分元彼?
自分的には非日常な感じで面白くて、「わざわざ白い服着るもんなんだなぁ」ってぼんやり思ったのを覚えてる
そんなもんで言うほど修羅場でもなかったけど久々にあの家の前を通ったので思い出して書きこ
私の知り合い(友達レベルではない)の、不幸だったらしい結婚式。
新郎ウッキウキな表情、新婦はどよーん。
新婦の仲のいい友達から事情を聞けば、新郎は新婦のものすごいストーカー。
挙式当時新婦は29歳だったのだけど、新婦が17歳のころからストーキングされ、もうとにかく地獄の果てまでついてくる状態だったらしい。
それにとうとう耐えられなくなった新婦が新郎との結婚を決意。
「結婚すればストーキングされなくなるかもしれない」という理由だった。
周りはそんな理由で自分の戸籍を汚すなんてと反対したけど、新婦はもう、そんなことはどうでもいいくらい疲れ果てた様子だったそうで。
私にも結婚しましたハガキが来たけど、一枚のハガキに何種類もの写真(どれも新郎ごきげん、新婦不機嫌)が散りばめられ、気の毒に・・・と思っていたけど、4年後くらいに離婚した。
一緒に住んだらストーカー新郎が新婦に飽きたらしい。
新婦の離婚の申し出を普通に受け入れ、離婚。
子供もおらず。
「もっと早くにこうしておけば良かったーー!」と新婦の表情は見たことのない晴れ晴れとしたものだった。
私が新婦と出会ったのは新婦が20歳超えてからのことだったので彼女の本当の笑顔というものを初めて見た気がしたよ。