でもSさんは子供できてからもずーっと飲み会皆勤の人で、「今日子供の誕生日でダリーから」と用もないのに遅くまで残業したり、子供との約束をドタキャンしたのを武勇伝のように語る父親だったから、そりゃ親権とれなくて当然でしょと思っていた。
でも一部の同僚がSさんの味方をして「女親に親権がいくのは男親差別」「司法の怠慢」とギャースカ盛り上がっている。
例によってその一派が用もないのに会社に残って「差別差別」とうるさくして、多忙な班が真面目に残業しているのに迷惑になっていた。
でもSさんは子供できてからもずーっと飲み会皆勤の人で、「今日子供の誕生日でダリーから」と用もないのに遅くまで残業したり、子供との約束をドタキャンしたのを武勇伝のように語る父親だったから、そりゃ親権とれなくて当然でしょと思っていた。
でも一部の同僚がSさんの味方をして「女親に親権がいくのは男親差別」「司法の怠慢」とギャースカ盛り上がっている。
例によってその一派が用もないのに会社に残って「差別差別」とうるさくして、多忙な班が真面目に残業しているのに迷惑になっていた。
メールの内容は「Bと離婚します」
なんで親しくもない私にこんなメールを?と思いつつ休憩時間に一応読んだ。
要約は以下。
あなたからBを奪い、略奪に酔いしれて結婚したもののすぐうまくいかなくなった。
ずっと離婚すべきか悩みながら、「でもこんな生活でも私さんより不幸じゃない」と自分に言い聞かせてがんばってきた。
あなたが二年前結婚したと聞き、Bをあきらめて好きでもない男と結婚したあなたの惨めさに
「私より下がいるんだ。もっとがんばろう」と思えたが限界が来た。
我慢しすぎて病気にまでなった。きっとあなたを見下していた私にバチがあたったんでしょうね。
要約以上。
とりあえずBさんは私の元カレではない。一秒たりと付きあったことはない。
というかABが結婚した時、私はすでに今の夫と付きあっていた。
誰かと間違ってるんじゃ?と思い何度か宛名を確認したけど、文中に出てくる名前は私の名だしメアドも私のもの。
誰か私と一字違いの社員でもいるのかと思い、総務にそれとなく聞いたがいないと言う。
全部Aさんの妄想なのか、ずっと勘違いされていたのか、人間違いなのか謎。
深入りしたくなくて返事はせずスルー。
でも何か問題あった時のために一応メールは保存しといた。
しかし私がもし本当にBさんと付きあっていて、略奪されて
数年後にこんなメールが来たら呆れるどころの騒ぎじゃないと思う。
Aさん性格悪すぎ。
酔っぱらった同僚が終電を逃し仕方なくうちに泊めた時、妹にヘルプを頼んだ。