A美:22歳 会社員(B男の彼女)
B男:23歳 A美の彼で同じ会社勤務
H子:22歳 A美の友人(私)
I子:20歳 A美の友人(J男の現彼女)
J男:20歳 A美の元彼(I子の現彼)
当時、A美はB男の家にころがりこんだ形で同棲生活を始めていた。
よく電話で彼の話を聞かされていた。
家に帰って昼ごはん食べるんだけど、その時に1回。帰宅して1回。
寝る前に1回。考えられないよね?」なんて事を言っていた。
B男はとにかくやりたくてしょうがない男だったらしい。
「そんな生活が毎日毎日繰り返されてて、するのは私も好きなんだけど、
さすがにちょっと疲れるんだよね…。」
A美からの相談は常に彼のセイ欲旺盛な話がメインで、B男の行動もどんどんエスカレートしていった。
「最近、B男が尿道をイジルようになって困ってる…。ヤメテ!痛い!って言っても
『イヤだっていっても気持ちいいくせに!』と言って解ってもらえない…。このあいだ血尿がでた…。
他にも、眠っている間にヤラれたんだよね…。しかも生で…。もう限界、別れたい…。」
「そんな事されて、なんで一緒に暮らしてるの?実家に帰ったら?近いんだからさ。別れ話はしてないの?」
「何度も別れ話はしてる。その時は『解った…』とか言っても次の日には何もなかったように接してくる。
別れられないんだよ…」
私はとりあえず相手が何を言っても別れたいと言い張れば、大丈夫なんだから!と励ましていたが
「絶対別れるのは無理!何度も何度も頑張ったんだもん!もう遠くに逃げるしかないかも…」
A美はそんなことを言っていた。
とはいえ、結局なにも変わらずいつまでも一緒に暮らし、私はその愚痴を聞かされるという日々が続いていた。
家に電話がかかってきた。「H子さんいますか?」と。
電話にでると、それはB男だった。
「A美がどこにいったか知りませんか?」
ついにA美は家を出たようだった。しかし実家にもいない。どこにもいない。行く先もわからない。
たくさんあった荷物も全て無くなっているという。一人で運べる量ではない、だれか協力者がいるはずだ。
B男はそう訴えかけてきた。彼曰く、怪しいのはA美の元彼J男。
私に協力を要請してきた。たしかに私はJ男とも友達だった。
「B男さん、悪いけど、私連絡先知らないんだよねぇ。いつもA美を仲介して遊んでたし。」
「じゃあ、I子ちゃんの電話番号教えてよ!」
「はぁ?なんで彼女の電話聞くの?」
「J男の彼女なんでしょ?J男がいまどこにいるか聞きたいんだよ」
「…悪いけど、I子の連絡先知らないんで。」
「なんで!友達なんでしょ!」
「知らないものは知りませーん。だいたいA美探し出してどうすんの?」
「とにかく謝りたい。ヨリを戻して欲しいなんて言わないよ!ただ謝りたいんだ!」
「悪いけど、謝って欲しいなんてA美も思ってないと思うよ?そんな夜逃げみたいなことするなんて
よっぽど会いたくないんだと思うし。放っておいたら?」
そう言って電話を切った。
I子から電話が来て解ったのだが、B男は苗字だけは知っているA美の友人を
電話帳を使って、手当たり次第探し出したのだ。
I子は正直、自分の彼氏とA美が逃避行してると言われてかなり憤慨していた。
さらに、親にもかかわりあいになるんじゃない!と叱られたという。
たしかに、この男に関わって言いことは無さそうだ…と思った。そんな矢先、チャイムがなった。
玄関に、一人に男が立っている。B男だ。
どうやらA美がドライブしてる時に、「ここがね~H子の家~」なんて言ったようだ。余計なことを。
B男は電話の様子から私がA美を隠していると思い込んでいる様だった。
でもA美からは連絡もこないし、家にもいない。どこでどうしてるかなんか知らなかった。
B男は玄関から家のなかをジロジロ見回して、A美がいないか探した。
家族がいたので中に踏み込まれることはなかったが。
「何の用ですか?」
「A美をさぁ、隠してない?」
「隠してませんよ。」
「本当に?嘘ついてるでしょ?」
「ついてません。いません。行き先もしりません。」
「…そう。まぁいいや。いまさ、俺のダチがバイクと車で何十人って市内中を
探し回ってくれてんだよねー。凄いでしょ?音とか聞こえるっしょ?」
「へーー。そうですか。大変デスネ。」
「ま、連絡あったら教えてよ。」
「連絡あったとしても、あなたには教えませんよ。」
「えぇー、つめてぇなぁ。H子ちゃん~」なんて事いってB男は帰っていきました。
今度は家にA美の母親から電話がかかって来たのです。
B男がA美を私がかくまってると嘘を教えたようです。
母親の話を聞くと、どうやら近々、家の立替のお金を借りるために
母と姉とA美、3人の書類提出をしなければならない。
A美からの提出がなければ、契約が出来なくて正直困っているという。
どこにもいないし、会社に連絡してもいない。このままでは大変なことになると泣きつかれた。
確かに大変ではあるが、行方を知らない私は
「おかあさん、落ち着いてください。私も彼女の行方を知らないのです。でも私も探しますし
彼女から連絡があった時は、お母さんの話もします。そして連絡しますから。」
それで納得してくれたようで、お願いします。お願いしますと言って電話を切った。
私はA美にもB男にもかなり頭に来ていた。
なんでこいつらの恋愛沙汰になんで巻き込まれなければならないのだ。
周りばかりが被害者じゃないか。
この後わかったことなのだが、J男も行方不明になっていた。
元彼に泣きついて、それなら二人で遠くへ逃げよう~ってなったらしい。
行方不明になってから数日後、A美の勤めていた会社に退職届が届いた。
それから何年もたった。
結局、私のところには連絡はこなかった。
A美の家族がどうなったかもわからなかった。
そんなある日、高校時代の友人にバッタリと再会した。
彼女はA美から連絡があったという。どうやらA美は最初札幌に逃走し、その後東京へ。
しばらく居たけど、最近もどってきたんだとか。
友人が連絡先をくれた。
聞こうと思えば、当時の逃走劇が聞けるのかもしれないが
無駄に迷惑を掛けられただけの彼女ともう関わる気にはなれず連絡先も捨てた。
修羅場というか、B男が気持ち悪いという話ですね。長文失礼しました。
そして同じくI子カワイソス。
気持ち悪いと言うか・・・ 異常だねB男
怖いよ
>探し回ってくれてんだよねー。凄いでしょ?音とか聞こえるっしょ?」
ワロスwww
23歳にもなってそんなんがかっこいいと思ってる人いるんだwww
>>188巻き込まれ乙
箇条書きでいきます。
・毎日彼女の私物チェック。(不振なものを没収するため。全身チェック)
・嫉妬ぶかく自分以外の人間と会話することを許可しない。(同姓の友人も不可)
・彼女が少しでも反抗すると罵詈雑言で非難。泣くまで怒鳴りつける。従っていれば凄く優しい。
・耐えられなくなって別れ話。
・よりを戻してほしいと、いたるところで土下座はじまる。
・毎日死ぬ死ぬ電話をする。(一日何度も)
・長文の手紙を何度もおくる。内容はお前のせいで人生メチャクチャ。でもよりさえもどしてくれれば(ry
・血文字の手紙(怖すぎ)
これ以上の事がかなりあった。私は一部の話を聞いたのみ。
一度、私が一緒の時に彼の死ぬ死ぬ電話に遭遇しました。
当人と知り合いだったので、説得しようと話をしたが号泣して愛してるからを繰り返すのみ。会話にならない。
結局、周囲で彼女を守って、彼との接点を断ち、そのうち彼が遠くの実家に帰らなければならなくなったため、
完全に逃げ切ることが出来た。
風の噂でその後、彼は入院したと聞いた。
ありがとう。
32歳(?)ともなると、修羅場話の1つや2つは持っているもんなんだな。
>>201
そうですね。いつも人の話をみてwktkばかりでしたので
ちょっと昔昔を思い出してみると、色々思い出しまして。
ではでは。
よほどのソーローか、かなりの早起きだな