626:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/06/25(水) 11:25:10.40 ID:utupAIVE.net
実家にある一部屋が実は座敷牢で、一般的な家庭にはこの部屋がないと知った時が衝撃的だった。

三方を山に囲まれて自販機や公衆電話もないような集落で、うちに限らずたいていの家には形は違っても座敷牢があった。
実家の地域では「座敷牢」とは言わず、「奥座敷」「奥隠居」とみんな呼んでた。
うちは座敷から数部屋行った突き当りに「奥座敷」があり、物心ついた頃にはその部屋は精米する前のお米や樽につけた味噌などが置いてあった部屋だったので違和感など覚えずに過ごしてきた。

結婚相手を実家に連れてきたとき、奥座敷から米俵持ってきてと頼まれて相手といっしょに奥座敷に行ったら、びっくりするくらい相手がドン引きしてた。
マンションや新しい戸建てには奥座敷はないとわかってたけど、古い家ならどこでもあるとそれまでずっと信じてたのでただただ衝撃的だった。

628:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/06/25(水) 11:35:36.96 ID:g3m5qAAC.net
こえぇ物置になる前は使っていたのか
犬神家かなんかで、座敷牢に監禁された女性を思い出してしまった
婚約者もいたのに可哀そうだったなー

630:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/06/25(水) 11:52:59.95 ID:y87dydFO.net
障害者とか痴呆老人とか肺病患者の隔離用ですわ
昔は福祉という感覚が無かったからね
どんな名家にも10人近く子供が出来れば1人ぐらいは障害児も居る
日に当てない不健康な生活させてれば何十年も生きない

627:おさかなくわえた名無しさん2014/06/25(水) 11:37:22.03 ID:h9Tot9Owj
ただの納戸のような部屋ではなくて、格子戸があるあのいかにもなの?

647:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/06/25(水) 20:37:10.38 ID:utupAIVE.net
622です。
うちの「奥座敷」は座敷と2つの部屋を通った先の突き当りにあって三方は壁で一辺だけが木で出来た格子状になってます。
そこに出入口があってものすごく思い鉄製のかんぬき錠だと思うのですがそれがついてます。
出入口の下側にもう1つ開く高さ5cmくらいの小さいドアがあって、こちらは木製の簡易的な鍵です。
中は10畳くらいの広さで入ってすぐの所に畳が1枚ありました。
それ以外の場所は板張りで、奥の隅にトイレがありました。
トイレと言ってもそこだけ板が外れるようになってて、板の下に大きな壺が置いてあるだけです。
子供の頃に祖母にこれは何かと聞いたら、奥座敷から家のトイレまでは距離があるから昔はどうしてもって時はここで用を足してた・・・みたいな説明だったと記憶してます。
しばらくしてそこは子供が落ちたら危ないとかで開かないようにされました。
「奥座敷」はいつもは奥座敷→木の引き戸→綺麗な絵が書かれた襖の順で仕切られてたことと既に私が子供の頃にはお米やら味噌やらが置いてある物置状態だったこともあり座敷牢とは違うと思ってました。

隣の友達の家には「奥隠居」があって、こちらは家族が住む家から渡り廊下のような足場を通って離れた所に部屋がありました。
入り口が1つで外から錠がかかる造りでしたが、中は小さい窓が1つあってその窓は開け閉め出来ないようになってて鉄の格子がついてましたが明るかったです。
同じ集落の親戚の家も「奥隠居」でしたが、こっちは母屋と離れた納戸の2階にあって上に登る時に梯子を立てかけて2階に行き、入り口で鍵を開けて入るタイプでした。
そこら中の家にあったので、座敷牢とかではなく倉庫的な物でうちと同じように古い家屋にはついているのだと思ってただけに衝撃でした。

649:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/06/25(水) 20:46:57.13 ID:gis+6lDW.net
詳しくありがとうございました 横溝文学の世界が目に浮かぶようです

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