安価のレスが無かったので、
Tさん 修造さん
は、どうでしょうか。松岡修造がイメージ。
5時くらいに少しだけ時間が出来るのでその時出来たら少しだけ投下したいと思います
私はむしろBさんを米倉涼子に、と思ったけれど、芸能人詳しくないので、よりよい人選があればそちらで。
「三文字しりとりするよ」
三文字しりとりとは、単純にリズムに合わせながら、三文字の単語のみでやるしりとり。
みんな知ってると思うけど。
で、罰ゲームを決めてやる事になったんだが、その罰ゲームが恐ろしかった。
枝豆の皮(皮のみ豆無し)に大量の辛子を付けて、更にそれに超大量の唐辛子をまぶして作った擬似エビフライを食べる
という死を覚悟しなければいけない物だった
みんなやりたくない!とマキコさんを説得した
でもマキコさんはやるといったら絶対やる!ときかないので仕方なしに腹を括った
もちろん全員絶対食べたくない、かなり真剣だった。酔いも一気に冷めた。
始まる前は全員ドキドキでだったが始まって五秒後に事件は起こった
藤井さん「こいぬ」
マキコさん「ぬるく」
始まって五秒くらいだったが全員が動揺したので試合中断した。
そして必死に問いた
マキコさん!ぬるくってなんですか!?
マキコさんは「そういう区がある!!」と言い張って聞かなかったので腑に落ちなかったけどノーカンにして再開した
二回目(ぬるくから始まる)
翔「くじら」
藤井さん「らー油」
マキコさん「ゆりご」
また開始五秒で会議が始まった!
マキコさん!!ゆりごってなんですか!?
今度ばかりはスルー出来ないと思ったが、またマキコさんは「赤ちゃんを揺らす事よ!!」と言ってきかない
修三さんもマキコ史上主義なので「そうだよ〜」としか言わない
不条理だったけど仕方なしに三回目を始めた。
翔「ごっど(神)」
藤井さん「ドール(人形)」
三回目の翔と藤井さんは疲れたのか英語になっていた
マキコさん「るっこ」
私達はもう騒がなかった。疲れてしまったのだ。
でも一応静かに尋ねた
マキコさん…るっこって何ですか…
マキコさん「水族館で浮かんでるじゃん…」
マキコさん…それはラッコです
マキコさんは自分で言い出したくせに三文字しりとりが有り得ないくらい下手だった。
結局枝豆の皮は食べなかった。
居酒屋の定休日にマキコさんからの着信が入った。
この当時、バイトに入ってる時はほぼ毎日マキコさん達と飲みに行っていたので、定休日だけは各々過ごしていたのだが、この日は珍しく休日にマキコさんから連絡が来た
「修三が友達からいい肉貰ったから一緒にすき焼きしよう!」
修三さん宅にての、すき焼きパーティーの誘いだった。
私はビールを買って修三さんの家に向かった。
何か手伝おうと思ったけど、「座ってなさい!」という二人に甘えてすき焼きが煮えるのを待っていた。
すき焼きは本当においしくて、修三さん宅に来たのは初めてだったが、まるでいつも来てるみたいにくつろげた。
食べながら修三さんが言った。
「オレ、将来は店を出したいんだ。人間関係はもう面倒くさいからマキコと二人でやるんだ」
そんな修三さんにマキコさんは、あんたはまだまだよ、と言いながらも
「その時は、1だけは雇ってあげるよ!マキコが他の店に移るなら1も移るでしょ」
と当たり前のように言った。
相変わらず強引なマキコさんだ。
酔っ払ってたせいかもしれないが、なんだか家族みたいだな、と。
マキコさんがお母さんで修三さんがお父さん。
年の近い二人をそう思うのはおかしいのに、お姉さん、お兄さん、というより本当にお母さんお父さん、みたいに思えた。
修三さんの部屋はまるで実家みたいに落ち着けたのはそのせいかもしれない
初めての感覚だった。
その日は遅くまで、もし店をだしたら、どんな店にするかで盛り上がった。
まるで本当に三人でやるみたいに、はしゃいで話した。
居酒屋に急展開が起きた。
修三さんが料亭に引き抜きされたのである。
今の居酒屋ではまだフリーターの扱い。
料亭では社員とし雇ってくれるしい。またとないチャンスだった。
私はビックリしたが、マキコさんは喜んでいたので、すぐに驚きは喜びに変わった。
一月後に、修三さんの送別会があった。
最後の方は普通の飲み会みたいな雰囲気だったけど、送別会らしく
最後の最後に店長に言われ、修三さんは一言挨拶をする事になった。
各々話していたみんなも静まり、修三さんに注目する。
そして、修三さんが発した言葉に九割が固まった。
「僕はマキコさんを愛してます!マキコさんの為に次の店で頑張ります」
私とNさん以外は皆、目を白黒させていた。
マキコさんもだった。漫画みたいに吸っていた煙草をポロっと落とした。
マキコさんはこの修三さんの企みを知らなかったらしい。
挨拶が終わった後、修三さんは皆から質問責にあっていた。
私はなんだかニヤニヤしていた。
私は今更聞く事も無かったので、トイレに立ったら、数分遅れで修三さんも出てきた。
修三さんもニヤニヤしていた。
1「マキコさんww」
修三「後で怖いよww」
1「マキコさんは知らなかったんですよねw」
修三「うん、絶対にやめろって言われるからね。でも、オレ、マキコが彼氏いないと思われて涼子さん(Bさん)に馬廘にされてるのがいつも嫌だったんだよ」
涼子さんも、同じ居酒屋の厨房に居た人と付き合っていた。
それはみんな知っていた。
修三「マキコが馬廘にされないように、ずっとこうしたかったんだ」
そう言って修三さんはトイレに言った。
私は自分がトイレに立った事も忘れて、部屋に戻りマキコさんにニヤニヤしたら
「1飲んでないじゃん」
と照れたマキコさんに焼酎をドバドバ注がれた。
今日も待ってる
昨日から忙しくてあまり時間がとれません
続きは少しづつ書き溜めておきます
その間にマキコさんのゴーイングマイウェイなエピソードをいくつか
※微妙な下ネタ入るので苦手な方注意
とある日の居酒屋の休憩中マキコさんと私は一緒に休憩していた。
その時、マキコさんの手には何かたくさんの絵が書いてある布が
それは厨房にいるSさん(堂本剛に似ていたので以外堂本さん)という人が誕生日プレゼントに貰った「四十八手てぬぐい」という物だった。
一見普通のてぬぐいだが、良く見ると浮世絵風の男女が四十八手ありとあらゆる体制で致している破廉恥なてぬぐいだった。
興味津々なマキコさんは隙を狙って堂本さんから奪ってきたらしい
マキコさんが私に尋ねた。
「1、この中で何個やった事ある?」
真剣なマキコさんの顔を見ながら私は考えていた。
これマキコさんが男だったら完全にセク八ラだよな、とw
問われたので、私もてぬぐいをよく見てみれば、明らかにギャグだろ!というものばかりで、一般人にも通用するのは精々4個くらい
私は、いや〜有り得ないやつばっかじゃないですかw
と返したらマキコさんは
「いやーマキコも頑張って思い返したけど、11個しか無かったよ」
と言った
よく見たら、11個の浮世絵男女が意味深にマジックで囲んであった
11もあれば十分凄いんじゃないかと思った事は数分後くらいに突っ込んだ。
その日の帰り際「落書きされてる!!」と叫んでいた堂本さんの声は聞こえない振りをした。
修三さんが居酒屋を辞め、やっぱり少し寂しくなった。
いつも居たメンバーが一人欠ける。
それでも日常は何も変わらず過ぎていく。
私が居酒屋で働き始めて半年以上が経ってて、仕事にも慣れた。
この半年の間、修三さんの他にも何人かが辞めていった。
就職であったり、転職であったり。
それでも変わらず過ぎていく毎日の中、私の中で
「自分の生活も変化させていかなければいけないかもしれない」
と思うようになった。
「やめてまともに働いてる人はいない」
と言われた事が何だかんだ自分の中で引っかかっていたせいだと思う。
私は学校を辞めた分人よりもっと頑張らなければいけないのかもしれない
そう思い、昼間も働く事を決めた。
ここからが、私の、この土地での生活の大きな分かれ道だったと、今思うww
元々その雑貨屋のファンだったので、好きだからという理由で受けたが、その仕事は自分の想像を遥かに上回るキツさだった。
まず夜動く生活をずっと続けていたため、朝がキツい。
最初の頃は散々遅刻して、無茶苦茶店長に怒られまくった。
もう、人生の中で身内以外の人にここまで怒らた事が果たしてあったか!?というくらい怒られた。
店長は仕事に対して、もの凄くストイックな人で、私みたいな奴は多分無茶苦茶嫌いだったと思う。
実際に最初1ヶ月くらいはおはようございます、とお疲れです以外一切言葉を交わさなかったww
店長以外の人はみんな優しかったが、遅刻癖のせいで信用は完全に無かったと思う。
居酒屋では新しい人に教える立場になってて、自分は出来ると自惚れたりもしていたが
こっちではズタボロ
作業も遅いし、レジも間違える。
早くも辞めたい、という気持ちと、このまま絶対辞める訳にはいけない、という気持ちが常に同時にある時期だった。
遊びに行く事はもちろん、朝早く起きる為にマキコさん達と飲みに行く事も格段に減った。
唯一の自由な時間は雑貨屋が終わって居酒屋が始まる間の30分くらい
夜は疲れきって食事すら取らずに寝てた。
地元の友達は皆まだ学生だったので、休みを合わせて久々に再会したらしいが、それも断った。
皆が久々の再会を果たしている頃、私は雑貨屋の店長に怒られていた。
落ち込んで帰ってる時にみんなの楽しそうな写メが届いていたから。
浮かない気持ちのまま、居酒屋に出勤するとマキコさんが話掛けてきた
「ねえねえ!1!この間のあれさ〜」
マキコさんは楽しそうに話してくるが、私は言ってる内容が分からず、「??」としていると、横に居た翔が
「あ!マキコさん1はこの間居なかったから分からないですよ、仕事で来れなかったから」
と言って、マキコさんは「あ〜そうだったか」と言いながら翔と話し始めた。
別に誰も悪くない、何か問題があるわけではない
マキコさんや翔、地元の友達との仲が悪くなったわけではない。
みんな私が忙しい事を理解してくれている、応援してくれている
けど私はこの土地に来て、初めて孤独という物を感じ、現状に物凄く寂しくなった。
休めない事は分かっているでも、年明けて少しは休みが貰えるという事は聞いていたので私はそれを糧にして頑張っていた。
その日雑貨屋に居たら、店長が話し掛けてきた
この頃は好かれてはいなかったが少し話すくらいにはなっていた
店長「1さん、クリスマスとか何かするの?」
1「いやクリスマスは別に」
店長「あそう、良かったクリスマスは当日はもちろん前後三日は休みあげられないから」
だったら聞くなよ、とカチンとしながらも、そうですか、と言いながら私は作業を続けた。
すると、店長は更に話し始める
店長「まークリスマス過ぎても、年末と正月、うーん最低四日までは毎日出てもらうからね。一番忙しいから」
私は固まった。
私の地元は新幹線1時間も掛からない所だから、正月の間いつでもいいから一日だけでも帰ろうと。
近いうちに地元の友達と会える最後のチャンスだったから。
しかし居酒屋の休みは三日まで、四日まで休みが取れないなら私は帰る事が出来ない。
十日以上過ぎたら居酒屋と雑貨屋合わせた休みが取れるかもしれないが、その頃には友達はもう地元から帰ってしまっている
今考えたら、働いてる人には普通の事だが、まだ高校出たばっかの甘ちゃんだった私にはショックがデカかった
追い打ちを掛けるように流れてくるBGMはユーミン
「もう二度と〜会えなく〜ても友達と呼ばせて〜♪」
私の孤独は限界に達した
1「〜〜〜〜(大号泣)」
店長「!!?(かなりギョっとしてたww)」
断っておいたら、私は滅多に滅多に泣かない。
卒業式で泣かないなんて冷たい人ね、と言われたくらいだ。
自分でもわけが分からなくなったし、店長の前で号泣するなんて恥ずかしくて死にそうだったが、どうしても涙が止まらなかった。
店長「……おれのせい?」
1「じがい、ば、ず(違います)」
もう恥ずかしくて恥ずかしくて心臓発作になりそうだった
困り果てた店長も黙る。
BGMだけ店内に響く。
ユーミン「か〜な〜しくて〜か〜な〜しくて〜♪」
店長がCDを変えた、次は小沢健二だった
いつも鬼のような店長が初めて私に気をつかってくれた事がかなりおかしくて、私は泣きやんだ。
そして色々とヤケになった笑