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:名も無き被検体774号+2011/11/21(月) 14:25:36.61 ID:gy9D94rPi
洗脳
不幸
おばあちゃん
では続きを載せますね
家に戻った時、私はまた自分の殻に閉じこもっていた。
お互い特に会話もなく、居間でそれぞれのパソコンを見ている日が続いていた。
まく吉は相変わらず、パソコン上でシューキョーの論争に明け暮れているみたいだった。
そうして結婚して1周年を迎えたけれど、そこに喜びはなかった。
乗り切った・・・そんな印象。
私はもう限界だったのだと思う。
ささいなケンカが発端だった。
私は、いつもなら「死なないで」と懇願して止めたものだが、その時、魔が差した。
「じゃあ、私も死ぬよ」
そう口にしていた。
それまで、決して言わなかったその一言が、ぽろっと出たのだ。
うわあああああ
ただただ、私は疲れ果てていて、眠るように死にたかった。
誰も私がずっと苦しんでいることに気づいていなかった。
この3年に渡って周りの人も家族も友人も、誰も・・・誰も・・・。
私が死んでも、誰も悲しまないんじゃないか・・・
もう、いいや。
私は人生を投げた。
当時はっきりとは知らなかったけれど、数十錠で致死量に達するものだったらしい。
私とまく吉は、それと他の薬をあるだけ服用した。
彼は、病院に行って薬をもらっては、飲まずに置いておくことが多かったから。
意識が遠ざかる中で、「ごめんなさい・・・」そう思った。
私とまく吉は、心中ジサツを図ったのだ。
目が覚めたとき、私は病室にいた。救命器具が頭の上あたりにぼんやりと見えたのを覚えている。
どうやら胃洗浄というのをされたらしい。
あとで聞いた話によると、まく吉は薬を飲む直前に、友達に電話をしていた。
その友達が、どうも様子がおかしいというので、救急車を私達の住所まで呼んだのだという。
病院の人の話が、薄れていた意識の中で聞こえてきた。
遅ければ命はなかったと。
まだ薬が効きすぎていて、その時の記憶はほとんどない。
霞がかった意識の中で、私は実家に戻っていた。まく吉も一緒に、引き取られていた。
ようやく意識がはっきりしてきた私は、今度はパニック発作を起こしていた。
なんとか体を起こしたいのに、硬直してしまっている。
手に力を入れようとしても、指ひとつ動かない。
声が出ない。
目が開けられない。
私は自分の身に起こっている得体の知れぬ恐怖に怯えた。
私は発作中、死ぬのではないかという気持ちに駆られていたため、最後に会えて嬉しいような申し訳ないような、複雑な気持ちでいた。
でも、きっと本当はほっとしていたのだと思う。
終わったんだ、って。
生きてるんだな、って。
肌着までも。
肌着ひとつ変えることすら出来なくなった自分が、情けなくて、涙が溢れた。
でも同じくらい、久しぶりに誰かに大切にされて、その温かさに胸がいっぱいになった。
私、ちゃんと必要とされてたんだなって。
大事に思ってくれてたんだなって。
ありがとうございます
このスレみんな優しいな
そういうのはいらないだろ…
見てるよー
みなさま、ありがとうございます
励まされました
>>323
うpは身バレが怖いので出来ません、ごめんなさい
父は、ものすごく怒っていた。それで、私達には、出来るだけ優しく接してくれた。
また行動が早くて、とりあえず借金を肩代わりしてくれた。
まく吉が結婚前に抱えた負債は、400万円程に達していた。
住んでいた、ごみだめのようなアパートも引越しの準備を進めて、実家に私達二人を住まわせた。
当時の病んでいた私にとっては、それは返しきれない絶望的な金額に思えた。
その後、親に連れられて、人生初めての心療内科を経験し、
初めて自分のために出た向精神薬を服用した。
(私は、その頃完全に子供返りをしていたので、文章が子供っぽいですが、温かい目で見ていただけたら幸いです)
まく吉は隣で寝ているよ。たくさん私のためにお祈りしてくれて、寝不足なんだよ。
私はぼーっとしてるよ。頭の中で考えてることが全部言葉に出ちゃうから、困っちゃう。でも、気にしてないよ。
笑顔を見ると、安心するよ。
緑がキラキラして綺麗だよ。とっても優しい緑色だよ。
目がうるうるしちゃうの。
私、田舎が好きみたい。
私、今新幹線で**に行ける気がしないの。
考えただけで、涙が出るの。
家からも、一歩も外に出られないからね。
たくさんの人混みに入るの、やなんだ。
心療内科の待合室だけでも、嫌だったもん。
だからね、許してね。
でもね、神様はいいって言ってるからね。
まく吉も、治ったらでいいよって言ってるからね。
そうしたら、まく吉のお母さんとまく吉の妹さんと妹さんの旦那さんとまーちゃんにも会いたいな。
まーちゃん、すごく可愛いもんね。
一緒に遊べたらいいな。
いつかお兄ちゃんの子どものくーちゃんとも遊びたいなあ。
電話には出れないけど、嬉しいんだよ。
まく吉の妹さんも、お兄ちゃん思いの優しい人なんだよ。
いつも、まく吉を助けてくれてるんだよ。
私を笑わせようとしてくれたよ。だからね、嬉しかったよ。
心配してくれて嬉しかったよ。
なにも出来なかったけど、お兄ちゃんが帰るときに、手を振ったよ。
そしたら、バイバイって手を振りかえしてくれたよ。
そんなことが、嬉しいんだよ。
涙が出ちゃうんだよ。
お父さんとお母さんは、何から何まで、世話をしてくれているよ。
まく吉は、いつも一緒にいてくれるよ。
「笑って?」っていうと笑顔を見せてくれるよ。安心するよ。
何もしてあげてないのに、みんな親切にしてくれるんだよ。
私、役立たずなのに、みんな私を愛してくれるよ。
だからね、嬉しいんだよ。とても嬉しいんだよ。
ありがとうね。いつも、ありがとうね。
私は、死にたくて死んじゃったけど、神様は私を見捨てなかったもんね。
みんなへ。
ありがとうね。
大好きだよ。
夕子
私は、孤独から解放されて。みんなに良くしてもらって、感激していた。
嬉しかった。みんなが、ちゃんと私を見てくれる。
何も出来なくなった自分に、手を差し伸べてくれる。
それが何より嬉しくて、しかたなかった。
父は、私を「頭がパーになった」と表現したこともあって、泣いてしまったり。
まく吉といる時にパニック発作をよく起こしたので、同じ部屋にはいられなかった。
父とまく吉の折り合いが悪かったのも、私の精神をより不安定にさせているようだった。
当時を思い出して自分自身が泣いてしまっています 汗
3ヵ月後、私がまく吉本人に、初めて本気で「キレた」。
ある意味、洗脳からの初めての覚醒だったともいえる。
その時の書きなぐりも残っていたので、ここに載せようと思う。
(今度は、幼児返りを通り越して、なぜか男口調になっています。
精神分裂症ではないですが、そう見えても仕方ないかも、、本当に病んでいたのだと思います・・・ちょっと口調が恐いかも、ごめんなさい)
マジもーふざけんな。
これ以上、どんだけ苦しめれば気が済むんだよ。
ふざけんなよ、あんな男いらねーよ。
返す。
返却、返品だ。
がんばれ!
何が「夕子のためを思って別れた」だよ。
ふざけんじゃねーっつんだよ!!!
おめーが鬱になったのは、48年生きててそうなったんだろ?
人のせいにすんじゃねーよ。
「リーダーから夕子をかばったから、鬱になったんだよ!!」
ふざけんな、マジ。
死ねよ。
あ、言ってみろよ、コラ?
おめーは見捨てたじゃねーか。
「別れよう」ってさ。
何がかばっただ?
ふざけんじゃねーよ。
「一生、あなたを愛します」とかぬかしやがって。
おめーは結局自分が一番大事なんだろ!!!
ふざけんな、何が「夕子が一番大事なんだよ」だ。
あの時、「別れよう」っつって、リサちゃんとこいったの、誰だよ?!
リサちゃんに告白したんだろ?
ばーか、あほ、死ねよ、マジで。
私のとこに「やっぱり、別れるのやめよう」とかふざけたこと言いやがって。
あとでそのこと聞いたらさ、
「リサちゃんが、別れろ別れろって言ったんだよ!!私が悪いんじゃないんだよ!!リサちゃんが何度も何度も別れろっていうから別れたんだよ!!夕子のためを思って言ったんだよ!!」
ばーか。おまえ、ほんとバカじゃない?
その言葉、鵜呑みにしやがって。
本当に自分のために、アイツがそうしたと信じこみやがって。
ふざけんじゃねーよ、マジで。
いっぺん、死ねよ。
本当は一番愛してんのは、自分だけだろ!!!!!!!!!!!
この5年間、どんだけ泣かされたと思ってるんだよ。
どんだけ、ジサツ未遂に脅されて、嗚咽して、懇願して、
「お願いだから死なないで」って言ったと思ってるんだよ。
ばーか。
ほんとにばーか。
結婚して、一緒に頑張ろうっつったじゃねーかよ。
結局クビになったら、私に怒鳴り散らして
ジサツ未遂を繰り返して
いつもしかめっ面。
そんなのずっと見てたら、こっちまで鬱になるっつーんだよ。
それでも、離婚しなかったのは、おめーのこと愛してたからだよ。
ギリギリだったんだよ!!!!!!!!!!!
アンタのこと、誰にも悪く言われたくなかったんだよ。
アンタのこと、好きだったから、誰にも相談しなかったんだよ。。
んで、壊れたじゃねーかよ。
実家に帰るくらいなら、二人でジサツした方がマシだって
薬飲んだじゃねーかよ
分かってるの?
あんたのこと、死ぬほど好きだったつーんだよ。
5年間、必死で耐えて耐えて耐えて
アンタの分まで、侮辱受けてやったよ。
アンタのお母さんからも、妹さん夫婦からも、うちの両親からも。
病気で、それでも、アンタのために一生懸命尽くしてきたじゃねーかよ。介護してきただろ?
なのに、なんで気づかないんだよ。
まるで自分だけが人生の終わりみたいな顔ひっさげやがって。
あんたと私はふたりで、一人になったんだろ?!
違うか?!
言ったら壊れちまうもんな。
「どうせ俺が悪いんだろ!!!!!!!」
常套句。
「死ねばいいんだろ!!!!!!!!!」
はいはい。
「もういいよ、俺がいなくなればいいんだから・・・」
はいはい。
うちの親は、アンタのこと悪く言うし。
アンタは、うちの親のこと悪く言うし。
ふざけんなよ。こっちの身にもなってみろっつーんだよ。
疲れ果てて、ちょっとPCに向かってるぐらいで、
「夕子は私のこと、愛してないの?!」ってヒステリックに怒鳴りやがって。
今日は最高に最悪な爆弾まで投げつけてきやがったな。
マジで、これが最後だろーな?
アンタ、自分のために私を見捨ててリサちゃんとこ行って。
リサちゃんにフラれて私のとこのこのこ帰って来たくせに。
てめー・・・・
「夕子をかばったから、鬱になったんだよ!!」
は、ねーだろうがよ!!!!!!!!!!
ずっと、黙って、誰にも言わなかったじゃねーか。
いっつもいっつも、我慢してたじゃねーか。
愛してたから、我慢してたんだろ?違うか?
ふざけるな。
誰のせいで、鬱になったって?
夕子をかばったから、鬱になった?
はーん?
どんだけ、アンタのために、アンタだけのために、心砕いたと思ってるんだよ。
もー、疲れた。縁きりてーんだよ。
なのに、結婚指輪、左手から外せねーじゃねーか、ちくしょう。
くっそー、ふざけんなよ、マジで。
おめーが好きだっつってんだろ!!!!!!
そろそろ、気づけ!!!!!!!!
どんだけ、ジサツするまで、夫婦で服毒ジサツするまで、
そこまで、愛したのに。
「夕子をかばって鬱になったんだよ!!!」
は、ねーだろうがよ!!!!バカ言ってんじゃねーよ。
死ねよ
ほんと、一度死ねよ。
離婚状の代わりに精神病院行くだけっつってんだから、
有難く思っとけよ。
分かったか?
わかんねーだろうな・・・
鬱だもんな・・・
分かるよ、分かる。
分かる、22年生きてて私だって辛かったさ。
でもさ、一つ言わせてもらっていい?
あんたさ・・・・
当たり前だと思ってるだろ・・・
とりあえず、生きてることすら・・・
私に愛されてることすら・・・
うちの両親に借金肩代わりされたことすら・・・・
疲れたんだよ、ほんとに。
「夕子、夕子」ってうぜーんだよ。
幼児か、てめーは。
一人じゃ生きられないとかなんとかさ、いいやがって。
私が冷たい態度とったら、薬大量に飲もうとしやがって。
「お願い、お願いだから死なないで」
って嗚咽して、抱きしめて、必死にこらえて。
外面ばっかり、よくってさ。
私には甘えてばっかりでさ。
全部、何かあったら、最後は「夕子のせい」。
あっそう、そうですか。
はいはい。
もう、いいですよ。
この5年間はなんだったんでしょうね?
あなたと過ごした月日は、なんだったんでしょうね?
誰が、私をかばったんだって??
んで、鬱になったんだって?????????
そう、そうですか。
分かりました。
私のせいで鬱になったんですね~はい、了解です。
はいはい、そして私が鬱になったのも、自業自得ですもんねー
はいはい。
鬱の原因、いなくなっただろ?
一人で枕濡らして、泣いてやがれ、バカ野郎。
はい、終わり。
夕子
(当時、私はまく吉を「旦那さま」と呼んでいたらしい・・・もう忘れていました)
まず、私が両親と旦那さまの間で板ばさみになっていたことで、非常に苦しみを覚え、そしてイライラして、そして友達二人に泣きついた。
そしたら、チャットをして遅くなった私に、旦那さまが激怒。
そうしてなぜ、板ばさみになっていたのかと問いただしてきた。
私は、そんなこと口が裂けても言えないと思った。
そしたら私の両親に直接聞くと言い出したので、父を呼び出し。
「私が悪いんですか?!そうなんですか?!なら出て行きますよ!私のせいで夕子が調子悪くなるなら、出て行きますよ!!」
そんなことを言っていたような。
それで、その後私が泣き出して嗚咽してしまった。
「もうやめて、お願いだから。私が悪いんだから、もうやめて」
だけど、私は女性に全く心が開けないから、、その人達しか友達いないから、、誰も傷つけたくなかったから、、」
父「女性に心が開けんとはどういうことや?!」
「おまえはなんで俺たち(親)に何にも言わんのや?!」
激しく責められた。
そしてそのことを親に相談することも出来ず、それが原因で、私の中ではもう親というものは存在していなかったことを話した。
父親は更に激怒、その幼稚園のことについてもものすごく怒っていた。
そうして私は連れられるがままに、実家に帰って寝た。
(5年前)「リーダーから夕子をかばったせいで鬱になったんだ!!」が、彼の本音だということを、知ってしまった。
私はあの時取り乱していて忘れていたのに。
そうして、何かがキレた。
私の中で激しくキレた。
台風が来るとかゆってたのになんでこんなに空は青いんだ、
田んぼを流れる風は綺麗なんだと思い、そうして気づいたら嗚咽して泣いていた。
泣きながら走り、そうして、木陰に来たとき、私はずっとそこで泣いていた。
どぶ川に、光が弾けて、異様に綺麗でキラキラしていて、なんだかそんなものをぼーっと見ながら泣いていた。
そして、神様に文句を言った。
それが、上記の「ふざけんな、神様へ」。
しかし父は、「これで、4度目くらいか?
こんなんじゃ、二人とも良くならん。
夕子は精神病院か・・・まく吉さんは妹さんに引き取ってもらうからな」
といった。私は、放心、しかし身が裂かれる思いでもあった。
私は、旦那さまを愛しているのだから。
当時の私は、まく吉に完全に依存していたのだな、と思う。
ここから、まく吉との別離を経て、私の自立への道が始まった。
急に口調変わって不気味かもしれませんが、当時のものをそのまま載せました
切なくなったけど次楽しみにしてる
お返事ありがとうございます
引かれるかなってちょっと心配だったので
レスがついて安心しました
今日はここまでです
何か質問あったら答えますね
この時点ではまだ離婚してないよね?
結婚生活はトータルどれくらいでしたか?
信仰は⁇
ありがとうございます
この時点では離婚していません
私の病状がかなり重かったので、
判断力が正常になるまでは離婚できない、という医師の判断がありました
結婚生活は、実質、暮らしたのは1年ちょっとですが、
離婚するまでの期間でいえば、ざっと3年ですね
ようやく自立がはじまるんだね
わくてか
今の私の夢は、いつか平凡で幸せな家庭を築くことです
カウンセラーになって大勢の方のために働くことは、到底かなわなくなってしまいましたが、
私自身がちゃんと自分の足で立って将来できるだろう、自分の家族を守ってあげたい
子供を健やかに育ててあげたい、そう思っています
あ、信仰ですが、今はよく分かりません
特に強い思い入れは何もないです
でも、どこかに神様はいるんじゃないかなってなんとなく思ってます
>>395
読んでくださってありがとうございます
ほんと、ようやく~です!
まだまだこの後も転んだり転んだりryですがw
今日は睡魔がひどいので、そろそろ眠りたいと思います
また、明日来る予定ですので、お願いします~
おやすみなさい
みんな大好きw
つか、洗脳と言うより依存な気もします
まぁクソ吉がう〇こなのは間違いないですがw
すまん夕子
当時の夕子は愛してるから好きだから尽くしたように書いてたけど、
今でも本当におっさんのことを愛していたと思ってんのかな?
今幸せな恋愛してるなら話の最後に聞かせてくれないか。救われんから
今はいい恋愛してることを願ってます。
ここで泣けるとか言ってる皆も信じられない。
ちょっと考えただけでも、手遅れにならないうちに気づくはず。
16とかってそれほど子供じゃないでしょ。馬鹿としか言いようがない。
釣りだといいね。あなたも十分メンヘラだと思うし、結婚するのには精神が幼すぎる。まだ子供だったんだろうね。夫婦なのに支えあえてないじゃん。
まぁまぁ落ち着いて、どう感じるかは人それぞれなんだし。
人の人生もそれぞれだと思うよ。釣りでもリアルでも、楽しいからよい!
ぬくぬくと育ってきたんだろうなぁと思う