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:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/06/14(火) 22:36:54.77 ID:i3QEdobO0.net事実を知って頂いて感想をお聞きしたいので長文をご容赦下さい。
だいたい昼の12時過ぎ真昼間、
窓の外は天気で明るく綺麗な自然が見える中、
話をしているリビングは、
この家の入口→玄関→廊下→リビング→キッチン
てな感じの場所にあり、
あとは廊下の途中に2部屋、2階への階段も見えたので
2階にも部屋があるようでした。
そのリビングのフローリングの床が、
突然、誰かが手のひらで思いっきり叩いたかの様に
「バァン」と大きな音が鳴り足に振動が伝わりました。
僧侶なのでいわゆるラップ音的なものや
無人の場所で人の声的なもの薄っすら影的なものなどを
見たり聞いたりしたことは正直ありましたが、
こんなにハッキリした音(しかも大きい)と振動を感じたのは初めてだったので
「うわっ」と声が出てしまいました。
Tさんは、無言だったと思いますが、奥様は同じく「ぎゃっ」と悲鳴をあげました。
で、間髪入れずにキッチンの奥にある窓がガタガタと音をして揺れました。
私が座ったソファーの真正面だったのでハッキリ見えたのです。
また、うわっと思っていると、
その窓のガタガタが大きくなって
最早、見間違えとかのレベルは大きく超えて
誰かが外から思いっきり掴んで揺らしているかに思えました。
こう書きながら今でもゾクっとして鳥肌が立ちます。
恥ずかしげもなく私は口にしました。
Tさんは目を逸らしながら「これも1つなんです」
「え?1つ」
Tさん「お坊さん、すいません、これだけじゃないんです。どうか助けて下さい」
「え?」
奥様「本当に助けてほしいんです、お願いします」
「え?」
そのうち、窓のガタガタはおさまりました。
もう完全にビビった状態でしたが、
それよりもこんなハッキリした不思議な現象が起きるものなのか、
そっちに考えが移っていました。
馬鹿げてますが、
某TV番組「なんとかリング」のドッキリなのかとも考えました。
「Tさん、奥さん、分かってること全部話して下さい。
私に何ができるか分かりませんが
今の状態だとまったく理解することが出来ません」
Tさん「そうですよね、すいません。
この家は一昨年から建築が始まって去年の春に完成して
去年の夏過ぎまでこんなことは何もなかったんです」
そのゴミ、土に還る様な生ゴミを堆肥にしようと思って
畑にする予定だった場所を耕した時からなんです」
「さっきみたいなのが始まったんですか?」
Tさん「はい、というか、最初はその畑の予定地を耕そうと掘り起こしたら、
牡蠣殻が大量に出てきたんです。
困ったと思いながら少し別の場所を掘り起こしたら
小動物というか鳥の骨が出てきてしまって、
だったら最初の牡蠣殻の場所を深く掘ってそっちに移そうと深く掘ったら
今度は中型の動物、まぁそうです豚です、豚の骨が大量に出て来たんです」
「ここがさっきお話してた屠サツ場のタヒ骸埋葬地だったってことでしょうか?」
Tさん「私も最初はそう思って役場に駆け込んだんです。
でもそういう記録はないと一点張りで
だから写真も撮ったりしてそれを持ち込んだんです。
でやっと見るだけ見るってことになって、だけど、あ、写真がこれです」
「うわ・・・」
大量の骨、しかも尋常じゃない程の骨、
Tさんの言うとおり牡蠣殻も混じっていました。
骨も大小、あと何となく新しいものと古いものが混じってるかの様な写真でした。
「これは酷いですね、で対応してくれたんでしょ?」
Tさん「それが・・・こうやって写真もあるからお坊さんには信じて欲しいんですが、
こんなにあった骨が役場の担当者が来る日になったら綺麗に消えていたんです・・・」
「え?」
Tさん「え?って思うでしょ、でもなくなってたんです全部。
だから役場は対応できないってことになって」
「え?この証拠写真は?」
Tさん「信じてもらえませんでした、
実際役場の人間は見れなかったんですから・・・で、その数日後からなんです」
「町ぐるみの嫌がらせとか、そういうのは?」
Tさん「それも考えました、でも、さっきの音とガタガタ、お坊さんも見たでしょ?
あれ、誰かが嫌がらせでやってる感じしましたか?」
「・・・いえ、でも写真が」
「写真があっても駄目なんですよ。
そのものがないと・・・で、役場の人間が来た次の日、やっぱりあるんです」
「え?骨?」
Tさん「はい、今日もあると思います、見ていただきたいんです、お願いします」
私は携帯を持ってTさんと奥様と一緒に庭に向かいました。
骨があるなら私の携帯で撮影しようと思ったからです。
玄関で下履きを履いている最中にも「バン!」と音がして
どこかの窓がガタガタと揺れる音もしました。
奥様「私達も馬鹿じゃないからこの音も録音したりしたんですよ、
でも骨との関連はないと言われるし
そもそもこれは何だって逆に聞かれて、こちらが困っているんです」
慌ててムービー機能で録画しようとしましたが、
既に現象はおさまっていました。
で、三人で庭に出ました。
入口から右周りに歩いていくと海の見渡せる景色の良い庭に出ました。
敷地の一番端っぽいところに不似合いなブルーシートが広げられていました。
もう僧侶という立場ではない感覚でした。
何か不思議なことが起こっているらしいし、
実際に音と振動は聞いて見た、それは間違いない。
ビビリの私なのに
このあまりにもハッキリした不可思議な現象の興味が強まる一方でした。
雰囲気は十二分でした。
Tさんにブルーシートをめくって頂く前から
念珠を握り口にしなかったですが経を唱えていました。
ブルーシートがめくられると、Tさんの言うとおり、
不快になる程大量の骨と牡蠣殻などがありました。
Tさん「ほら、あるでしょ、この通り、お坊さん、見えるでしょ?これ、ここ、これ」
ん?この嫌な光景を目にしながらまた不思議な違和感を覚えました。
臭いがしない・・・
「Tさん、これだけ骨やらゴミ、というか色々なものがありながら臭いしませんよね?」
Tさん「ずっと土に埋まっていたからじゃないですかね?
それよりもお坊さん見えますよね?」
「はい、見えますよ。私の携帯で写真撮って良いですか?」
Tさん「はい、どうぞどうぞ、お願いします」
ひょっとして撮影出来ないっていうよく聞くパターンか?
と思いながら撮影ボタンを押すと
カシャッ
無事に撮影出来ました。
「Tさん、ちょっと触っても良いですか?」
Tさん「もちろんです、どうぞどうぞ」
私は素手では流石に触る気がしなかったので、
近くにあった小さなスコップで一番手前にあった骨を触ってみました。
コツン、感覚はありました。実在している物体でした。
その後、他の骨を触ってみましたがやはり感覚はありました。
その時、奥様が「あっ!」と小さく叫びました。
声の方を見ると奥様が自宅の窓
(後で確認したらキッチンの窓でした)、を指差して
「あれ、あれ」と私に見るようにという仕草をしました。
続けてください
昨日書いている最中に普段から懇意にして頂いているところから
急な助勤(仏事のヘルプ)を要請されたので、
取り急ぎ、「また離れます明日になるかもです」と書いたつもりが
上手く書けてなかったようです。大変申し訳ありませんでした。
また途中で離れることもありますが、
出来るだけ早く書き終えるように書いて行きますので
もう少しお付き合い下さい。
それを見たときには驚くことも声が出ることもなかったです。
そこにはTさんのお宅の窓枠を両腕で握って振っているような動作をする
灰色の作業服を着た男性がいました。
この世のものではないというのは
流れでも雰囲気でも充分理解出来ていたのですが、
何というか、真昼間の大都市の上空に
細部までハッキリ見えるUFO(私は信じてます)が
現れたというような感じで、
あまりにもハッキリ見えすぎて、驚いたり出来なかったんです。
多分数秒だったと思いますが、フリーズしていたと思います。
その私にTさんが「お坊さん、あれです、あのシャツの男、あれもなんです」
と慌てながらでも小さな声で話されました。
「え?シャツ?」
私にはハッキリと灰色の作業服の男性が見えていますが、
Tさんは「シャツの男」と仰いました。
「Tさん、シャツの男ですか?」
Tさん「え?お坊さん見えてないんですか?あれが」
「いえ、男性は私にも見えているんです」
Tさん「え?」
「でもシャツじゃなくて灰色の作業服なんです」
Tさん「え?汚れたTシャツじゃないですか・・・泥まみれの」
こんな短時間しかも立て続けに不可思議なことが起きて、
加えて、これまでこんなに、
恐らくこの世のものでないかたがハッキリ見えたことはありませんでした。
作業服のしわまで、
窓枠を掴んでいる腕の手の甲の汚れまでハッキリ見えていました。
でもTさんは汚れたTシャツと言う・・・
一気に色々なことが起き過ぎて頭が上手く働きませんでした。
先に書いた通り、
私達の教義では加持祈祷や呪(まじな)いの類は一切禁止されています。
漫画の孔雀王みたいな退魔師みたいなことは勿論出来ません・・・
Tさんも、奥様もきっとそういうことを望まれているんだろうとは瞬時に感じました。
どうしよう・・・と思ったときに独鈷杵を思い出しました。
袖から慌てて取り出して、
そのまま作業服の男性に念珠と一緒(本当は駄目なんですが)に向けて、
名号を唱え、更に加えてご本尊の梵字の音読みを口にしてみました。
(これは正しい作法ではありません、咄嗟にやってしまった滅茶苦茶な自己流です)
どうかお浄土に・・・と必タヒに願いました。
((((;゜Д゜)))
コワイ…けど気になる!!
お忙しい中とは思いますが、続きはよ
白髪なのか乾いた泥なのか白髪交じりに見える頭部、
やや日焼けしていると感じる腕と首周りなど今でも思い出せます。
でも、顔がよく見えません。
少し、半歩移動すれば普通なら横顔くらい見えそうな距離感、位置だったのですが、
何故か顔がよく見えません。作業服のしわまで見えているのにです。
何となく、ですが、もっと強く念じた方が良いんではないかと思い、
ほんの少しだけ、目を閉じて
それまで以上に強く名号を念じてみました。これもほんの数秒です。
するとTさんの「きえた」という声が耳に入りました。
奥様の「あぁ・・・」という声も聞こえました。
目を開くと作業服の男性はいなくなっていました。
前に突き出した両手を下ろすと、Tさんと奥様から次々に
「ありがとうございます」と言って頂きました。
何が上手く行ったのか全く分かりませんでしたが、
とりあえず窓枠を掴む作業服の男性はその場からいなくなりました。
その時、不謹慎ながら「あ、携帯で画像か映像を撮ればよかった」と思いました。
Tさんと奥様にお聞きしましたが、やはり撮影などはされていませんでした。
男性が掴んでいた窓枠に近付きました。
ひょっとしたら掴んだ形跡が残っているかもと思ったからです。
勿論、何もありませんでした。あんな泥だらけの腕で掴んだのに。
ということは、矢張り実体のあるものではない、ということになります。
そこからまた急に怖くなって来ました。
どうすればキチンと対応出来るものか、必タヒで考えました。
すいません、少し離れます。
wktk(*°▽°)
続き気になるぅー
どうすれば良いかを考えている時に
ふと、ブルーシートの中が気になりました。
作業服の男性が消えたってことは、
もしかしたら、骨が消えているんじゃないか?
それをTさんに伝えてシートをめくって頂きました・・・骨はありました。
じゃあ、作業服の男性と関連はないのか?また分からなくなってしまいました。
奥様にも促され、一旦リビングに戻ることにしました。
その場で丁寧に合掌をして室内に戻りました。
Tさんも奥様も先程の偶然を想像以上に勘違いされ、
私の事を漫画の退魔師みたいな風に
思っている期待感みたいなものがひしひしと伝わって来ました。
私はそういう事が出来る僧侶ではないこと、
先程のことは単なる偶然であることを正直に言いましたが、
これまでのストレスもあったのでしょう、
それでもさっき目の前で出来たから的な解釈をされた様でした。
お茶を頂、改めて整理をしようと提案しました。
まず、去年の夏か秋に骨がみつかり、
それから不可思議な音や窓の揺れ、先程の男性が現れる様になった。
しかも、骨は写真に写り、
触れる実体物なのに役場の職員が来た時に限って消えていた。
「他にはありますか?」
Tさん「あの・・・誰もいない場所から人の声が聞こえることもあります」
「どんな風に、何を言ってるかわかる感じでしょうか?」
Tさん「あー、とか、うーん、とかそんな感じの男性の声だよなぁ」
と奥様に同意を求めました。
奥様「ハッキリした人の会話みたいなのは聞いたことないんですけど
動物の泣き声とも違うんです。
主人の言うような人だって思えるような、人の声に聞こえる声なんです」
「で、先程のお庭での件ですが、私には作業服を着ている様にみえたんです。
様にというか、灰色の作業服がハッキリみえました」
Tさん「私がこれまでみてきたのは、
さっき言った通りいつも汚れたTシャツ着てます、なぁ」
何で見え方に違いがあるんだろう?
そういえば、この部屋で最初に窓が揺れているのを見たとき、
ガラスの向こうには何も見えなかった、
これも何か矛盾してる・・・
庭で見たあんな風な掴み方してたらこちらから丸見えのハズなのに・・・
しかし、まさか人が揺らしてる感じで揺れていたのが
本当に揺らす様なことしてたとは・・・
「この土地って元々はどういう土地だったんですか?」
Tさん「私も気になって調べたんですけど、
記録が残っている分ではもともと耕作地で
バブルの時期あたりに宅地に転用したみたいなんです。
元の所有者に聞いても書類維持に必要で
小屋みたいなものは建てた事はあるが、
ウチみたいな本格的な建て屋は初めてとのことでした。
何か因縁や怨念、事件があったとかは無い感じなんです。」
「でもこの付近、他に人家が少ないですよね?」
これまでは全く気にしてませんでした」
「近所、っておかしいですが、近くに住んでる人達に何か聞いたりはしましたか?」
何だか僧侶というかもう警察か探偵みたいな感じになってます。
Tさん「ええ、変な噂が立つのは困るし、
こういう田舎だし、私たちはいわゆるよそ者なんで
遠まわしにしか聞けてませんが、聞きました。
でも何かこういうことの原因になる様な話は今まで出てきたことはありません」
奥様「もともと、何だかここの人達はあまり、
親切ではない感じはしてましたけど、
住んでこんな事が起きるまでは、
綺麗な自然と風景をすごく気に入って気にならなかったんです。
主人が言った通り、田舎に来たよそ者だから仕方ないけど、
何か干渉してくるわけではないから
こちらからも積極的に交わる様なことはしてませんでしたし・・・
だから近くのお寺と神社から断られたと最初は思ってました」
「あの、では、私に見えた作業服の男性に何か覚えとか、何か心当たりみたいな・・・」
Tさん「最初に車の中でお話した通りで、
私たちには覚えの無い関係ない人間だと思います」
「私、あの男性のお顔を拝見しようとして最後まで見えなかったんですが
Tさん、奥さん、顔は見たことありますか?」
Tさん「お坊さんも見えなかったですか、
私たちも男の人というのは確実に分かるのに
顔は一度も見えたことないんですよ・・・
でも作業服ということも一度もないと思いますが」
奥様「そうですね、いつもTシャツの姿なんですけど」
お二人の会話に少々気になる箇所があることには気が付いていたのですが、
今はそれよりも、一刻も早く何か対策をして、治められるものなら治めて、
移設するなら移設を完了させて、早く帰宅したいと思っていました。
そう考えて行くうちに、ふと嫌なことを思い付いてしまいました。
ビビリのくせに、不思議な話、怖い話、UFO、UMAなどに興味がある私は、
Tさんたちと私では、男性の服装が同じに見えないこと、
でも、その顔はお互いハッキリ見えない・・・
もしかしたら、例のブルーシートの下の穴にある骨に
人骨が含まれているのではないだろうか?
それで供養を望まれていて、
それを伝えるために不可思議な現象を起こしているのではないだろうか?
通常の供養みたいなことをすれば、ひょっとしたら全ておさまるのではないだろうか?
という風に推理を展開しました。
が、もし推理通り人骨があったとしたら、
事件、警察沙汰になるなぁ、とも思いました。
Tさん「もし、お坊さんが仰る様に人骨が見付かったら、事件ですよね・・・」
奥様「え?サツ人事件とか、そういうのですか?」
「いや、そう決まったわけではなくて、サツ人とかは違うと思いますが、
何かそういう弔われていないかたの意志みたいな現象に思えたので・・・」
Tさん「あれだけ沢山骨があったら確かにわからんかもしれん」
奥様「え?」
Tさん「お坊さん、具体的にどうしたら良いですか?」
「えーっと、私も確信ないですし、どうなるか正直分からないんですが、
先ずは、ブルーシートの下から出来るだけ全部、掘り起こしてみませんか?」
奥様「出てきたら、どうするんですか?本当に人の骨が・・・」
Tさん「でも、そうしないと何もかわらないから、やるしかないかもしれん」
私は法衣を着ていたので申し訳なかったのですが、
直接お手伝い出来ませんでしたが、
ブルーシートの下を掘り起こして、
大きさ、種類別に出てくるものを分ける作業が始まりました。
お二人は休むことなく1時間くらいは掘り続けたと思います。
最終的には多分、
畳4枚(4畳)分くらいのスペースにみっちりと敷き詰められました。
不謹慎な言い方ですが、頭蓋骨が出て来てたら確定だったんですが、
その頭蓋骨らしきものが出て来なかったのと、
人の生タヒに関わる立場ながらお医者さんでもないので、
どれが人骨なのか、そもそも人骨があるのかどうか、
掘り起こした状態の骨ではさっぱり分かりませんでした。
そこで、私がお二人に
「正直この中に人骨があるかどうか分かりません、
でも、これだけの骨が出てくるというのは
矢張り普通ではないと思います。
なので、この骨を全部まとめて今日これから弔って、
例えば、敷地の端っこにでも丁寧に埋葬しなおして、
気に掛けてあげたら如何でしょうか?」
と提案しました。
Tさん「まさか、ここまで出てくるとは思ってなかったし、
不思議とこれだけのものが出てきても私、
ここから引っ越したくないというか、引っ越そうという気持ちにはなれないんです。
勿論、引っ越すお金もないですし、なんか、これだけのものを見てしまったら、
なんか可哀想になってきてしまって・・・
牡蠣殻は別にしても動物の骨は仰る通りお弔いしないといけない気がします」
奥様
「私も不思議なんですが、あれだけ嫌だった気持ちがなんか、
主人と同じで急に可哀想な感じに
可哀想じゃなくて、哀れに思えて来ました」
段々和んでいく方向に変わって行くのを感じていました。
Tさんは、敷地の端、広葉樹(すいません名前がわかりません)のあるところの
近くまで行って私に「ここで良いでしょうか?」と尋ねられました。
「良いと思いますよ、その樹が墓標にもなるでしょうし」
Tさんと奥様は、大きさ別に丁寧に骨を運び、
その後一緒に牡蠣殻もすべて運ばれました。
そして改めて、その樹の下を掘り始められました。
私は何かほっとした感じになって、気を緩めていました。
その時でした。穴を掘っているTさんが
「あっ!」と大き目の声を上げました。
「どうしました?」と私が近付こうとTさんに向かい始めた時、
穴を掘って出る土を運んでいて
私の後方にいた奥様が「あっ!」と大きな声をあげました。
え?何?なにがおこったの?
どちらの方向も見ましたが、咄嗟にどっちに動いたら良いのか分からず
またフリーズ状態になってしまいました。
申し訳ありません、また少し離れます。
うわー
いいところで!!
骨が埋葬されてるとこってことじゃないかな?
これを見るのが今一番の楽しみです