141:2012/10/16(火) 11:59:07.67 ID:0FPwm60r0
すみません、手元にPCの無い生活だったので更新できませんでした(´・ω・`) 
こんなにレスを頂いててビックリしましま 
本当にありがとうございます 
御期待に添えられるかは解りませんが続き書いていきます(´・ω・`) 

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1350147528/
142:2012/10/16(火) 12:02:57.09 ID:0FPwm60r0
「解った、いいよ」と返事をした時の彼のリアクションは可笑しかったです 
え!!!!!!!とロビー全体に響き渡る大声を発し、 
鳩が豆鉄砲喰らったような顔をしていました 
そしてよく解らないけど何度も両手で顔をゴシゴシしていました 
「まじかーまじかー」と呟きながらw 
「受験がんばりなよ」と声をかけると、頭が取れそうになるくらい何度も頷く彼 
「しばらく勉強に専念するから連絡できないけど元気でね」と彼からメールが入ったのは、その晩のうちでした 
どれもこれもが、素直に可愛いと思いました 
彼の良くも悪くも正直過ぎるリアクションに、昔から好感を持っていたのは事実です 
だから彼の気持ちがダダ漏れの時も、戸惑うことはあっても悪い気はしませんでした 

143:2012/10/16(火) 12:09:59.92 ID:0FPwm60r0
そして本当に連絡は試験当日までありませんでした 
当日の朝、「いってきます(絵文字)」とだけメールが入ってきました 
そのとき私はマンションのロビーで既に待機していたので、 
エレベーターから降りてきた彼に直接「行ってらっしゃい」と声をかけました 
相変わらずの鳩豆顔でしたw 
「待っててくれたの?」と彼が聞くので「たまたま」と答えておきました 
期待を持たしてはいけないので・・・ 

すると彼は「朝から会えるなんて今日はツイてるみたいだから 
試験も上手くいく気がする」 
そう言って意気揚々と会場へ向かって行きました 

144:2012/10/16(火) 12:11:43.35 ID:0FPwm60r0
合格発表の日、彼からのメールで私は目を覚ましました 
「今日会える?」 
合否結果は直接伝えたいようだったので、 
私はドキドキしながら約束の時間を待ちました 
「抱きしめたい」云々よりも、 
彼が無事に合格できたのか、それだけが本当に気掛かりでした 

145:2012/10/16(火) 12:15:20.86 ID:0FPwm60r0
そして待ち合わせの時間、マンションのロビーで私は彼を待ちました 
とてもドキドキしていました 
でもエレベーターから彼が降りてきた瞬間、すぐに合否結果が解りました 
彼から放出されているオーラが全てを物語っていたから 

私は心からの「おめでとう」を彼に伝えることができました 
彼は涙目の私を見て、はにかみながら 
「よっしゃー」とガッツポーズしてました 
「あ、ギューしてくるかな」と一瞬緊張しましたが、 
その日彼が私に触れることはありませんでした 
話題にも出てこなかったので、忘れたのかな?と思っていました 

146:2012/10/16(火) 12:20:02.37 ID:0FPwm60r0
そして私は無事に高校を卒業し、彼も中学を卒業しました 
三人目の彼氏とは三学期が始まってすぐの頃に別れていました 
でも私の青春時代を捧げた(大袈裟ですかねw)その人のことを、 
私はしばらく引きずっていました 
初めて本気で人を好きになったような気がしてたから 

その人と別れたこと、今までで一番その人が好きだったこと、 
けんごには伝えてはいませんでした 

147:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:21:18.95 ID:sXJI9AOK0
ちょと待て! 
もう鳥をつけるべきだと思うんだ 
わかりません、とか言うなよww

148:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 12:25:54.89 ID:0FPwm60r0
鳥できてますか? 

そして少し長めの春休み 
私はけんごの部屋に呼び出されました 
ついにこの日がきた、と少し怖い気持ちになっていました 
「もう無理やりチューしたりしないよ」その彼の言葉を信じていなかったのかもしれません 
そしてどのように拒めばいいのかも解らなかった 
けれど約束は約束です 
私は彼の部屋に訪れました 
玄関先に出てきた彼も緊張しているようでした 
お互い意識してギクシャクしていたように思います 
彼の部屋に通され、しばらくは談笑していました 
昔から沈黙は苦手だったけれど、この日の沈黙の間が一番私を焦らせました 
話がとぎれる度にキョドキョドしていました 

150:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:30:22.97 ID:sXJI9AOK0
鳥おk 

20年後には3つの歳の差なんて無いも同然になるけど、10代の3年はデカいな

151:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 12:31:44.37 ID:0FPwm60r0
そして「約束さ、覚えてくれてる?」と、彼が少し声を震わせて問いかけてきました 
勇気を出して言葉にしたのだろうから、真摯に向き合わなければ 
そう思いました 
「うん、大丈夫、任せろ」私がそう答えると、 
彼は一つ大きく深呼吸をし、ゆっくり立ち上がりました 
私も釣られて立ち上がります 
彼が照れ臭そうに「では」と言い、控え目に両腕を広げました 
私は「では」が少し可笑しくて、不思議と落ち着いて彼の胸へ歩み寄ることができました 
彼に近付きながら、こんなに胸が広かったんだと 
不思議な気持ちになったのを覚えています 
彼に招かれた両手の中で、私は直立不動で彼の一挙一動を待っていました 

154:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:35:59.65 ID:M2ucd+cP0
なんか涙出そう

155:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:38:25.37 ID:pybWOK7B0
いい男だなぁ 
一途だなぁ

156:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 12:38:52.65 ID:0FPwm60r0
しかし何のアクションもありません 
ん?と彼を見上げると、ビクッと震えた彼と目が合いました 
至近距離でこんな風に見上げるのは初めてで、彼の顔が羞恥の色に染まっていた事よりも 
「大きな男の人になったんだなぁ」という事に気を取られました 
何気なしに「しないの?」と聞くと同時に、 
ゆるりと彼の両腕で体を締め付けられました 
「ごめんね、心臓の音まじうるさいけど、ごめんね」 
私の耳元でそう言った彼の心音は、確かに大きく動いていました 
それはもう私に伝染する程 
ちょうど彼の左胸に頬を寄せる感じで抱きしめられていたので、彼の胸の音がダイレクトに伝わります 
なんだかとても大変なことをしているような錯覚に陥って、 
もはやこの心音が私のものなのか彼のものなのか解らなくなっていました 

158:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:41:12.68 ID:Azn7zeRm0
あーもーだめだ 
何このキュンキュンする感じは 
なつかしすぎるよ 

俺ちょっと図書館行って来る

160:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 12:47:15.42 ID:0FPwm60r0
ゆるめに抱きしめられていたけれど、 
最後にぎゅーーーーーって強く抱きしめられ、彼は私を離しました 
そして私に背を向けると、大きな深呼吸を何度も繰り返していました 
あの時と同じだ、と思いました 
幼い彼が私にキスをしたあの時 
その時も彼は何度も大きな深呼吸をしてた 
今も昔も私に触れる時は息を止めてしまう彼に、私は胸が弾むような感情を抱きました 

初めて、彼を「愛しい」と思いました 

161:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:50:27.98 ID:6RP5tBEpO
緊急警報! 
緊急警報! 

これは訓練ではない。 
繰り返す 
これは訓練ではない。 

全員伏せろwwwww 

162:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 12:54:30.87 ID:0FPwm60r0
書いてて恥ずかしいです 
羞恥プレイのよう 
まだこんなんが続きますが大丈夫ですかすみません 

164:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 12:59:08.49 ID:Azn7zeRm0
かまわない。つづけてください

167:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 13:02:02.99 ID:0FPwm60r0
「どどどどどうでした?大丈夫でした?満足ですか?あはははは」 
どうも私は焦ると喋り倒す習性があるようでw、つい雰囲気をぶち壊しにかかりました
彼は両手で顔を覆い、「ウン、イヤ、ウン、ウン、えっと、うん」と繰り返しました 
「なに」と焦って聞き返すと、 
「ゆうちゃん小さいね」と相変わらず両手で顔を覆いながら答えました 
「やかましい!けんごが大きくなったんだよ!ばか」と、つい喧嘩腰になってしまう私に 
「可愛くてやばい」 
彼がそんな反則的な言葉を呟いた時、 
なんだかいてもたってもいられなくて彼に背を向けてしまいました 
だってどんな顔すればいいのか解らない 
もう何がなんだか解らない 
ただただ、震えるほどにドキドキしていました 

169:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 13:11:54.69 ID:0FPwm60r0
一瞬衣擦れの音が聞こえ、咄嗟に後方を意識した時には、再び私は彼の胸の中に収まっていました 
後ろから私の肩を両腕で抱きかかえて、私の髪に顔を埋める彼 
彼の呼吸が私の髪を通り抜け、私の首に触れました 
初めての息遣いにゾクゾクしました 
でも不愉快なそれではなかった 
嫌でも彼を意識してしまうそれでした 

そして彼は何度も何度も繰り返しました 
「好き」と 
言葉の回数の分だけ、彼の腕の力も強くなります 
もう泣きそうになるくらい、どうすればいいか解らなかった 
でも息が上がるほどドキドキしていました 

170:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 13:14:08.79 ID:0FPwm60r0
「ゆうちゃん好きだよ」「ゆうちゃん好きだよ」「ゆうちゃんごめんね」「ゆうちゃん好き」 
何度も何度も、絞り出すように吐き出す彼に、私は逃げ出したくなりました 
と言うか逃げました 
「任務完了!」とかなんとか可愛げのない事を言って彼を振り解き、 
「じゃあね!また!」と顔も見ずに走って帰りました 

171:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 13:15:33.96 ID:Aa1izWr80
おい…誰か早く…俺を回復させろ… 

このままじゃタヒんじまう…

174:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 13:35:01.41 ID:0FPwm60r0
恥ずかしいので一旦逃げます 
じゃあね!また!///// 

175:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 13:36:10.03 ID:SSg8ufQZ0
なにーーーーーーーー 
早く書けーーーーーー!!!!

177:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 13:39:52.56 ID:Azn7zeRm0
>>174 
うぉぉぉぉぉぉおおい!!

178:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 13:40:34.12 ID:6RP5tBEpO
>>174 
コラw

186:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 17:53:16.65 ID:GRFVnz6k0
仕事中ににやにやしてしまったわww

187:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 18:56:42.87 ID:OMSVd8V70
続き!続きを早く!!オナシャス!

190:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:04:28.82 ID:0FPwm60r0
震えるほどにドキドキしたのは初めてで、家に帰ってもしばらく動揺し続けていました
あんな去り方をしてしまったことを彼に詫びなければならないのに 
一人置いてきぼりにされて、彼はきっと不安でしょうがないだろうから 
でもメールの一つさえ私はできなかった 
なんて送ればいいか解らなかったし、今は自分の気持ちを整理したかった 
少し時間が欲しかった 
でも、その日の夜更け、彼からメールがきました 

192:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:06:58.10 ID:0FPwm60r0
そのメールを開くのすら躊躇してしまった私 
しばらくしてやっと開いたメールには、こう綴ってありました 

キモかったよねごめんね 
ゆうちゃんの彼氏にも悪いことした 
本当にごめん 
もう俺ゆうちゃんのことちゃんと諦めるから大丈夫だよ 
今までごめんね 

絵文字の一つもないそのメールに、彼を深く深く傷つけてしまった事、 
いえ、何年もかけて傷つけ抜いていた事を改めて実感しました 

193:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:09:08.61 ID:0FPwm60r0
諦めるから 
彼のその言葉に当時ひどく動揺したのを覚えています 
確かに私は自分の気持ちが解らなかった 
けれど今日あんなにドキドキした 
今日初めて彼を愛しいと思った 
そんな感情を知った矢先に、彼から離れていってしまうなんて 
私は、傷ついていました 
こんな自分勝手なことあってはならないけれど、 
今まで彼をずっと傷つけていたのは私だけど、 
ひどい喪失感に打ちのめされていました 
考えるのを放棄するように、私は彼のメールを無視しました 
これでまた一つ新たに傷つけてしまったと、初めて彼を思って泣きました 

195:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:11:43.54 ID:0FPwm60r0
春休み中に彼とバッタリ会うことはありませんでした 
勿論連絡も取っていませんでした 
けれど、あの日から一度も彼を意識しない日はありませんでした 
寝ても覚めても彼のことばかりでした 
けれどそれは傷つけた罪悪感に過ぎないと、結論付けることしかできませんでした 
今更彼に好意を持つなんて、そんなのあってはならないことだと思っていたから 

196:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 21:12:14.35 ID:FOgtT/Uq0
それが若さということだな

197:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:16:25.87 ID:0FPwm60r0
新学期が始まりました 
私は元彼とまた連絡を取り始めていました 
きっかけは元彼からのメールだったけれど、私にはありがたかった 
早くけんごのことを頭の中から排除したかったからです 
元彼は、昔のような誠実な人ではなくなっていました 
私が元彼を引きずっていた期間があると知ると、体を求めてくるようになりました 
一度本気で好きになった人だし、振られた事でずっと心の中で引っ掛かっていた人だから、 
私は元彼を受け入れました 
あわよくばまたこの人と復縁できないだろうか、とも考えていました 
全ては、けんごのことを考えたくないからです 
元彼と会う度に感じる虚無感には気付いてない振りをしていました 
最悪です

199:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:19:57.20 ID:0FPwm60r0
そんな中身のない日々が初夏まで続きました 
学校生活や、元彼との不誠実な関係には慣れました 
けれどけんごがいない生活にはいつまでも慣れませんでした 
会いたい、と思うことすらありました 
もはや元彼の存在理由が何だったのか、自分でも忘れていました 

パソコンの設定に手間取っています 
だから今日はここまでかもしれないです 
長引きすぎて早くこれ終わらせたいので明日頑張ります 
読んでくださってありがとうございました 

198:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 21:18:37.40 ID:GRFVnz6k0
おう…軽い女になっちまったる…

200:◆DuoCt8/SKk 2012/10/16(火) 21:23:14.84 ID:0FPwm60r0
>>198 
本当ですね・・・

204:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 22:06:20.13 ID:6RP5tBEpO
ゆうちゃん 

ドンマイ

205:名も無き被検体774号+2012/10/16(火) 22:13:56.62 ID:nLKyyGBR0
続いてほしい、終わってほしくない 
。・゜・(ノД`)・゜・。

218:名も無き被検体774号+2012/10/17(水) 14:16:27.21 ID:FOE3ovRZO
なにこのきゅんきゅんスレ 
あすなろ抱きの威力ってやばいよね〜

221:名も無き被検体774号+2012/10/17(水) 15:33:44.65 ID:Cq8XIWxi0
>>218 
あすなろ抱きって…、おばちゃん同年?

222:名も無き被検体774号+2012/10/17(水) 15:37:59.05 ID:FOE3ovRZO
>>221 
年齢のツッコミ入るかなと思ってたらほんとに入ったw 
ギリギリ20代です

223:◆DuoCt8/SKk 2012/10/17(水) 16:07:02.07 ID:sTv0KB2U0
こんにちわー 
続き書いても書いても長くなる・・・ 
要領が悪い私です 
できるだけ早く書き終えたいんだけど 
思い出しながら書いてるとアレもコレもと出てきて省略できない・・・ 
苛々させてしまったら申し訳ないです 
そろそろお出かけの準備をしなくちゃなので更新できる分だけ置いていきます

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