親戚一同とくに揉めることもなく受け継いだ
ところが、従姉旦那が納得いかず「俺らの取り分が減るじゃねぇか」と大反対
反対されたところで公式な遺書があるんでどうもならないんだが、吠える吠える
特に伯父が住んでいたアトリエを取り壊して家を建てて両親を呼んで同居計画をたてていたのに
俺がアトリエを継ぐのが我慢ならなかったらしい
だが、このアトリエ元々が俺と伯父の共有資産で俺のほうが出資額も権利も多いのを名義を全部俺にしただけ
遺書がなくたって元々自分達の物にはならなかったと説明されても
「俺達の物にはなるはずだったのに奪われた!」とか言うのよね
しかも伯父の作品を売り飛ばす約束をあちこちと勝手にしてて手に入らないと知って暴れる暴れる
作品の寄付先や販売先はほとんど決まってて、さらに幾つかが従姉に遺されて残りは俺にとなってた
これは、どちらかというと実験作や習作、未完成品を人に渡さないための処置だけど理解されなかった
で、こともあろうにアトリエから作品を盗みやがった
従姉が持ってた鍵を勝手に使って侵入して目についた作品をごっそりトラックに積んで行きやがった
それを売ろうとして持っていったら「これは、俺さんの作品ですね」と言われて発狂
持ち出したのはほとんど俺の作品だった訳だが、そのまま売りつけようとしたが
当然のごとく俺に確認の電話がかかってきて「盗品です 警察呼んでください」と答えた
警察登場でぱにくった従姉旦那、俺の作品を床に叩き付けて壊す
何故壊す 訳が解らない
ちなみに伯父に較べるとはるかに安いが、それでも壊された3つで100万超えですよ
従姉とは離婚、従姉旦那とその両親は逮捕、器物損壊、窃盗、公務執行妨害その他色々あったらしい
ちなみに従姉が言うには一番ショックだったのが俺に譲渡し忘れてたらしいアトリエの固定電話の権利を
俺に高く売り着けてやろうと言われたことらしく、あまりのミミッチサに泥棒したことよりも
「これはダメだ」と思ったらしい
俺的には売れ残って場所を取ってた作品を「この値段では売れませんでした」な値段で弁償させれたのは救いだった
従姉はよくそんな男と一緒にいたな
前から愛想尽かしてたのか、DQN同士だけど方向性が違ったので別れただけなのか
遺産の話が出るまでは普通の人だったよ
10回も会ってないぐらいだったけどおかしさは感じなかった
一家揃って金にがめつくて失礼な人達だったけど
普通程度の失礼さというか、5人ぐらい集まったら1人はいるよねこういう奴って程度だった
全部自分達のものって思ってたのが寄贈されるわ、売り先決まってるわ
俺に持っていかれるわで我慢できなかったみたい
金額が予想より少なかったことも原因だと思うけど
作品が数百万で売れても原価も高いし工作機械とか高いし道具も買い替えるしでそんなに大金持ちでもないんだよね
普通の人に見えたのは、いずれ遺産が手に入るから…って皮算用で余裕が出てたんだろうね
もしかしたらそれを当てにして借金とかしてたのかな
遺留分があっても借金で全部消えて、やばいと慌ててファビョったような感じだ
>作品が数百万で売れても
芸術作品とか、大量生産できないからこその値段でもあるしね
お疲れ様でした
妻が相続した財産って夫には分与の権利無いんじゃなかった?
法律には素人だけど確かそうだったと思う
しかしそこまで亡者になるとは
従姉、大変だっただろうな
配偶者が犯罪者になるってメンタルのダメージがでかそうだ
しかし作品に値段ついて売れる芸術家って凄いわ
まず感心したのはそこ
だから妻(従姉)に相続させろ!ってことだろうね…
従姉もそのあたり代理人として夫にまかせてたんだろうなー