おねーが帰ってきた
彼氏を連れて
長男だから家族を守ってね、がんばってねって言われた。
でちょっとしたら母親が知らないおっさんと結婚して自分の存在が分からなくなって引きこもったの思い出した
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
俺「おかえり、昨日はごめn・・・ん?」
男「〇〇くんこんばんわ」
俺「・・・」
おいおねー!誰だよそいつは!!!
かなりの鬱になりそう
男「はじめまして、◯?です」
俺「・・・・おねー、ちょっと」
姉「ちょっと何?あっ◯?くんちょっとまっtくぁwせdrfじこlp;」
姉を別の部屋に連れてきて聞いた
「どういうこと?なんで家に連れてきたのさ!」
これは耐えられんわ
「昨日、◯◯くんの気持ちを知ってこのままではダメだと思った」
「ダメってどういうことだよ?」
俺はまた泣きそうになっていた
姉は俺を諭すようにやさしくこう言った
「わたしも〇〇くんが好きだよ、でもそれはわたしの弟としてだから」
俺は立ち直れないかもしれない・・・
そこへ姉の彼氏が心配そうに顔を出してきた
男「ごめん〇〇くん、少し話しできるかな?」
姉は心配そうに見ていたけど俺にこう言った
「落ち着いて話できる?」
俺はほんと顔面にパンチ食らったくらいの衝撃の中静かに頷いた
>>1を潰す気か・・・
「事情はおねーさん(名前でよんでる)から聞いてるよ」
「おねーさんのことがほんとに好きなんだね」
「実はさ・・・僕はおねーさんの『まだ』彼氏じゃないんだ」
そこで姉がびっくりして割って入った
「ちょっと◯×さん・・・話が・・・」
俺は二人が何を話してるのか全く理解できてない
でも姉を好きになる気がわからん
「実はさ、おねーさんに彼氏の振りして君にあってほしいって言って頼まれた」
「おねーさんは君を心配しててこのままだとダメになっちゃうって思ったって」
なんて説明したらいいかわかんないけど要するに俺が姉に恋愛感情を含めて依存して
自立できないんじゃないかってことが言いたかったみたい
男に彼氏のフリをして俺と話して説得させようとしたわけです ハイ
その男の話を…ってとこだが。
でも冷静になって話を聞くうちになんとなく納得してしまったw
姉が休みの日に『ひとりで』出かけたのはその男のことが気になってたのはあるが、
俺の気持ちをわかっていてどうしていいかわからないから相談していた
そして昨晩あった出来事で姉はどうしていいかわからなくなって彼氏のフリをして
俺と話して欲しいとお願いした
こういうことだったらしい
でも最終的に付き合うっておいおい
「あとは二人で話しなよ、じゃあまた」
どさくさにまぎれてなんか言いやがったw
俺はまだ気持ちの整理がつかなかった
二人になってしばらく沈黙が続いたけど姉が先に口を開いた
男 空気嫁なさ過ぎワロタ
わさび食べすぎ
俺「・・・」
姉「◯◯くんはやっぱり弟として大好きだよ」
俺「うん、俺フラレたんだな」
姉「ごめんね」
姉はそう言うと俺を抱きしめてくれた
何日間だったかは姉とまともに話もできなかったけど
姉ともう一度ちゃんと話をしようと思った
何がきっかけかわからないけど気持ちがフッと切り替わった瞬間をいまでも憶えている