A男:29歳。会社では切れ者として重宝がられている。
A子:27歳。A男の彼女でこちらは人当たりが良く人気者。
B子:36歳。A子の先輩。よく言えば姐御肌、悪く言えば我がまま&キツイ。
C介:42歳。B子の同期。係長。
(※ 登場人物は全員同じ会社に勤めています)
3年の交際を経て婚約。式が2ヶ月後に迫るころ、会社の上司や役員に結婚報告を行う。
報告する人皆に祝福され、披露宴への参加も快諾。
専務にいたっては「この二人はわしが育てた」と言ったた感じでおおはしゃぎ。
一定レベルの職長と、自分が所属する課の人を呼ぶことにしていたA男とA子。
A子の課の朝礼で結婚の報告がなされたとき、事件は起こった。
B子「どーいうこと!しんじられない!」
朝礼は水を打ったように静かになった。
B子「A男は私のことが好きだったのに!なんでA子と!おかしいよ!」
B子「ねえ!そうなんだよねえC介!」
C介「お前…それ7年位前の話のうえに、A男の新人歓迎のときに
”どんなのが好みなのや?””え、えーと、B子さん…ですかねえ”
っていうレベルの話だぞ?」
A子「布団で…だと…?」
一瞬で気温が2~3度下がったような気がすると言うのを現実で味わうとは
思わなかったとはC介係長の談。
課長「あれだ、えーと、とりあえず、朝礼を終えてだな、話し合いと言うか、な?」
A子「課長、申し訳ありませんが、A男を呼んでもかまいませんか。」
課長「え、あ、うん、そ、そうだな!はっきりさせなくちゃかーそうだよなーアハハー」
内線電話で呼ばれたA男登場。
A子「A男、B子さんと寝たってのは本当…なの…?浮気は許さないって…」
A男「ハァ?」
B子「A男は私の部屋にまd」
A子「黙れ。」
B子「ハイ」
A男「…普段、俺がB子さんのことどう思ってるか知ってるよね?」
A子「あ、うん…」
A男「ありえると思う?」
B子「だから、布団って、その」
A男「布団?」
A子「布団の上だと膝が痛くなるからヤダって…言ってたくせに!」
課内別な意味で騒然。
A子「馬鹿…結婚…幸せにって…ひっく…ぅぇぇ」
A男「ほら、A子の家で不要になった布団があるって話したの覚えてる?」
A子「(コクコク」
A男「はい、それをB子さんのうちに運んだのは誰だっけ?」
A子「え、…A男。」
A男「つまり、B子さんは”A男が布団をうちに運んでくれた”ことを言おうと
したんじゃないの?」
A子「…へ?」
B子「そ、そうよ、布団まで運んでくれたA男君は私に好意があるの!」
A男「ありません。」
B子「手料理だって…」
A男「ええ、味はまぁまぁでしたが、賞味期限切れの卵は勘弁してください。どれだけ苦しかったか。」
B子「いつも目が合って笑ってくれたのは…」
A男「…いやそれは、えーと」
A子「あー…」
A男「ごめんなさい、この際なので言っちゃいますが…その。」
A男「あまりにも若作りで凄いなぁ…って、あ、言い過ぎというか、その、えーと」
課内が大爆笑。
B子「くぁwせdrftgyふじこlp;」
その後B子は課長や役員等々に散々説教こかれたものの、今でも働いてます。
当然のようにまだ未婚。そろそろ40に手が届くそうな。
A男とA子はその後無事ゴールイン。
今でもA子の恐ろしさとA男の冷静さはネタとして語り継がれており、社内恋愛は
かくあるべし、社長が新人に指導するくらいになっているとのこと。
というわけで、一応修羅場がありましたとさ、と言うくらいのお話。
婚約期間中の浮気ってすごく多いんだけど、修羅場を迎えつつもきっちりカタが
ついたのは珍しいよねえ、と取引先であるA男達の会社の方が、感情豊かに話してくれました。
笑い話に近い形ではあるものの、結婚間近の皆様はお気をつけくださいね。
以上です。
こう言っちゃなんだが
さわやかな修羅場だったw
なんという…
受けてみたい。
それを勘違い。
B子哀れ。
人前でこんな事言うのが下品というか馬鹿でA子の好感度が落ちた。
大人しく立ちバックとか駅弁にすれば無問題なのに、A男も馬鹿すぐる
でも結婚間近の彼氏がそんなババアと浮気したと思ったら、
理性なんて吹っ飛んじゃうだろ