辛くなってしまった。
俺は自分の身しか考えられなかった。
俺まだ24だぞ?24で会社の居場所なくすのか?
まだ告白されたわけでもないし、付き合うと決まったわけでもないのに、
俺はマイナス思考でしか考えられなくなっていった。というか、自分のことしか考えられなくなっていった。
俺は自分の身しか考えられなかった。
俺まだ24だぞ?24で会社の居場所なくすのか?
まだ告白されたわけでもないし、付き合うと決まったわけでもないのに、
俺はマイナス思考でしか考えられなくなっていった。というか、自分のことしか考えられなくなっていった。
ある日の授業でたまたま隣に座ったのが全ての始まりだったようだ (あの時オレ目当てで近寄ってきたんだ、とヤツはA君に話していた)。
もちろん、ヤツとは喋ったこともなく、名前も顔も知らなかった。
その数週間後、とあるz授業で見知らぬ男が私の隣に座ってきた。それがヤツだった。
「ここ、座るよ」と妙に無表情で視線が泳いでいたので、顔を憶えてしまった。
授業中、雨が降り出したら「傘、貸そうか」と突然話し掛けてきた(当然、聞こえない振りをしたが)。
ロ調が妙に馴れ馴れしく、まるで既に知り合いのような「当然」といった態度が無気味で 「浪人中に精神を病んだ人かな」と印象に残ったのだ。
しかし、その後しばらくは何ごともなく過ごしていた。
もちろん、やつとは話すことはおろか、見かけた覚えさえなかった。
そんなある日。