同じ学部のAは教員志望の大学生なのに、いつも泣いていて、正直病院にかかった方が良いんじゃないかという子だった。
心理学部では自分が救われたくて心理学部を選ぶ子は珍しくないが、ここまで酷い子は彼女くらいだった。
私もAも中高一貫の私立校で、中学までAの成績は普通だった。
でも高校に進学した途端Aの成績はうなぎ上りにあがっていった。
理由は、Aが英語の先生に恋をしたということ。
Aは授業のない日も質問するため必氏に英語を勉強して、テストも学年1位とか珍しくなかった。
先生も裏で「あの子はすごいんだよ」と嬉しそうに褒めていたという。
息子が小1だった時の授業参観でのこと。
多少の緊張感がありながらもいつも通りに授業が始まって10分ぐらい経ってただろうか、
先生が質問して生徒たちが元気よく「ハイハイハイハイ!!!」って手を挙げ
その中のひとりの男の子を指して立ち上がらせたところで
突然教室の前の扉がガラッ!!!って開いて40代ぐらいの女性がプロレスの入場みたいな足取りで入ってきた。
先生(若い女性教師だった)はオロオロしてて制止することもなかった。
先生が小学生のころ、隣家の友人が砲弾らしきもの(笑)を持ってきた。
近所の土の中に半分埋まってたのを発見したらしい。
小学生が運べるくらいだから、そんなにデカくはなかったのだろう。
「カッケーな、本物かな」とか言いながら、二人でいじくり回してた。
石で叩くとコンコンといい音がする。たまたま底の部分を叩いたら火花が散るのに気づいた。
それが面白くてゴンゴンやってるうちに、バカ友人がひらめいた。
「高いとこから石の上に落としたら、もっといっぱい火花が出るんじゃネ?」
最初はじゃれあってる風にも見えてイジメって断定できない様な感じであったが、日に日に金を取ったり万引きさせたり洒落にならんことをし始める。
ある日の放課後にモップもったそいつらにケツバットをやられていたので止めた。
「冷める事してんじゃねー」と、突っかかってきたのでやり返したら少し小競り合いになった。
その場は教室の前を通りかかった先生に止められて終息したが、帰り道そいつに「何で余計なことをしたんだ。明日からもっと酷くなる!」とキレられた。
次の日からそいつは登校拒否になり標的は自分になった。
ガタイは良いので打撃的なことはないけど、教科書や体育着を捨てられたり、文具や弁当箱を壊されたりした。
先生が小学生のころ、隣家の友人が砲弾らしきもの(笑)を持ってきた。
近所の土の中に半分埋まってたのを発見したらしい。
小学生が運べるくらいだから、そんなにデカくはなかったのだろう。
「カッケーな、本物かな」とか言いながら、二人でいじくり回してた。
石で叩くとコンコンといい音がする。たまたま底の部分を叩いたら火花が散るのに気づいた。
それが面白くてゴンゴンやってるうちに、バカ友人がひらめいた。
「高いとこから石の上に落としたら、もっといっぱい火花が出るんじゃネ?」