職場内サークル仲間でハイキングに行こうぜ!という話になり
4人車出してくれて乗り合わせていった(ガソリン代はサークル経費持ち)
うち1台の内訳 私助手席、Aさん運転、BさんCさんDさん後部座席
車内はなごやかで話も弾み、Bさんは口数少なめだったけど
特に気にしてなかった、その時までは
職場内サークル仲間でハイキングに行こうぜ!という話になり
4人車出してくれて乗り合わせていった(ガソリン代はサークル経費持ち)
うち1台の内訳 私助手席、Aさん運転、BさんCさんDさん後部座席
車内はなごやかで話も弾み、Bさんは口数少なめだったけど
特に気にしてなかった、その時までは
「子供はしらせてるから悪いんですよ
昨日転んで泣いてたでしょ」 って書いてある
確かに昨日あった出来事だけどなんか覗き見されてるみたいで恐い
一ヶ月くらい前に夕方ピンポンされて出たら
「子供を走らせるのをやめてください」って言われたんだよね
下の階の人も子蟻なのに、神経質すぎるよ
うちは1歳児と5歳児だから仕方ないのにな
嫁がたこ焼きを買うために、俺は息子と席で待ってた。
そして念願のたこ焼きを買えてホクホクと嬉しそうな顔した嫁が
こちらに向かってくる途中、嫁の背後から男が嫁をガッ!!と抱きしめた。
俺、訳が分からず声も出なかったんだけど、嫁が慌てて
「た、たたたた太郎さーーーん!!太郎さーーーん!!??」
と俺の名前呼んだから正気に戻った。(太郎は仮名)
刻々と時間は過ぎ、面会時間終了のチャイムが鳴ると同時に
『ガラガラガラ・・・』
廊下の奥の方からゴミ運搬台車の音が聞こえてきた。
『。。来たな。。。』
淳がボソッと呟いた。
俺は固唾を飲んで部屋の扉へ視線を送った。
『ガラガラガラ、』
台車の音が部屋の前で止まった。
部屋の扉が開いた。
作業服の『中年女』が会釈しながら入室してきた。俺と淳はその姿を目で追った。
『中年女』は奥のベットから順にゴミ箱のゴミを回収し始めた。
『ごくろうさん。』
と患者から声を掛けられ、笑顔で会釈をする中年女。。。とても昔の『中年女』と同一人物とは思えない。
そして、ついに淳のベットのゴミ回収に中年女がやってきた。
俺はしばらくの間、母親と居間にいたが、
少ししてから警官が居間に来て『あの夜』の事を聞いてきた。
ハッピーとタッチの事、木に釘で刺された少女の写真の事、淳の名前が秘密基地に彫られていたこと・・・
その後、放課後に出会った事など、
『中年女』に係わる全ての事を話した。そして『さっき』の出来事も。。。
鑑識らしき人も来ていて、俺が話している間に窓の指紋を採取していた。
俺が話した内容で警官がもっとも詳しく聞いてきたことが『少女の写真』の事だった。