夕飯を食べてくつろいでいた日。
玄関でチャイムの音がしたから、10歳くらいだった自分は率先して出た。
両親共働きで祖父母と小さな弟しかいなかったから。
すでに鍵を掛けてしまっていたが、玄関ドアと磨りガラスごしに女性だとわかった。
近所の人かと思い、何も考えずに開けてしまった。
入ってきたのは初老の女性で見たことも無い人だった。
夕飯を食べてくつろいでいた日。
玄関でチャイムの音がしたから、10歳くらいだった自分は率先して出た。
両親共働きで祖父母と小さな弟しかいなかったから。
すでに鍵を掛けてしまっていたが、玄関ドアと磨りガラスごしに女性だとわかった。
近所の人かと思い、何も考えずに開けてしまった。
入ってきたのは初老の女性で見たことも無い人だった。
都内で一人暮らししてるんだけど、
夜中3時半頃、ベットでスマホいじってたら「ピンポーン」てチャイムが鳴った。
私には夜中に尋ねてくる友人などいない。
というかどの時間帯にも遊びに来る友人なんていない。
シーンとした夜中だから
インターホンの音が際立って聞こえて、ビビり半分「誰?」って疑問半分。
仲間の中で一番気の強い子が
「うちらが結婚できる頃はお墓に入ってるんじゃないか」みたいなことを言った。
そしたら男性がその子を思いっきりグーパン。
殴られた子は文字通り吹っ飛んでいった。
上記のやりとりは後から聞かされた情報で補完されているけど、
その子が吹っ飛んでいった光景は今も鮮明に覚えている。ものすごく怖かった。
夕方、Aがまだ帰らないって電話来たけどお前知らないか?と母に言われたけど
先に帰ってきたから知らないと答えた。
Bに電話してAちゃんの事聞いてみたら、動揺してて、
あんたのせいだしって意味不明な事言われて切られた。
店長に訴えてその場にいた全員で女の子のトイレに行って開けたら
やっぱり苦しそうな声が聞こえて、ドア開いてるから当然個室は空っぽ
うちでここ20年ほど売りに出してる買い手のつかない島には
バブル最後の頃の遺産の別荘があるんだが
何棟か廃屋があるせいで廃墟サイトに掲載されてしまった
大抵のは廃屋をちょいちょいイジる(事務所の隠語では壊すの意味)だけ
解体費用を惜しんでそのままにしてあるものだからこういうのは気にしないんだが