トラブルに発展する可能性大だろうから、まあ常識的な反応だと思った。
取り敢えず、車の中から様子を伺うので同行させて欲しい、とは言ったよ。一応な・・・


























私は中学に入る前まで、ある島で母と暮らしていた。
幼稚園や保育園はなく、小学校には舟で通った(渡し舟)。
母は昼だけ仕事の時と、夜出て朝まで帰らない事があり
夜に母親が不在の時は母の彼氏らしき人が家に来てくれた。
宿題したり、本でわからない漢字を教えてくれた。
島の外では全然友達が出来ず、遠足とかは参加しなかった。
とにかく調理がガサツで火の通りも確認しなければ味見もしない
指摘されても言い訳のオンパレードで終いにゃとんでもなく逆ギレする
パーフェクトなメシマズ母に育てられた
結婚した嫁さんも俺の母親とほぼ同じタイプだったが
そのおかげか結婚してから今まで同居してるけど
嫁姑の仲は良好で俺と親父と子供達の食事は地獄だ
一ヶ月後、なんとそこには後遺症もなく元気な母が
事故で大きな傷を負って、移植手術とか受けたけどこれ以上は無理だった。
お化粧しても、そこに傷痕があるな〜ぐらいに薄っすら見えるから隠しようがなく
でも母もそれほど気にしてない様子で、昔のままの明るい性格だ。
そんな母を尊敬している。
私の高校の合唱コンは高校の近くにある市の施設を使って行われる。
基本的に現地集合現地解散。
友人母も来ていて友人母は友人と一緒に歩いて会場に向かっていた。
最寄り駅から会場までの道には各所に先生が立っていて生徒は挨拶しながら歩いて行く。
その途中に学年の若い女の先生(教科担任でもある)を見つけて友人は
「あ、まりな先生(仮名)、おはようございます」と挨拶した。
母に「おじーちゃんじゃないのに杖を持ってるよ」と言うと、
「目の不自由な人なんだ」、「変だって言っちゃダメだ」と耳打ちされた
そうかと思い、あとは外の景色を見たり、吊革の揺れ方を見ていた
母は居眠りを始めてしまったので、自分は
「早く降りる駅が来ないか」と静かに座っていた
ある日大学から帰宅したら台所に大きなケージがあって、そこから異臭が漂ってて、
小動物の腐乱氏体のようなものがタオルにくるまれてそこにいた
よく見るとそれは毛がぬ.けて皮膚が膿み、顔も目ヤニや膿だらけで
がりがりに痩せこけたゾンビじみた子猫だった
唖然としてたらそばにいた母が「可愛いでしょ?」とニコニコしながら言ってきた