子供(3〜7歳3人)とばあさんが
閉め出されて玄関前で長時間待っているので
その家の人が帰ってくるまでウチに入れてやったということが
数週間前にあったのだが
昨夜そのばあさんがあらためてお礼に来た。
数年前、不況で俺の勤める会社がヤバくなり、リストラされた。
すぐに再就職できると思っていたが、なかなか見つからず
仕方なく親戚が支配人をやっているファミレスに三ヶ月ほどバイトすることになった。
その時、たくさんの家族連れやカップルを見てきたが
子供の世話ってどの家族連れも母親がするもんなんだな。
暖かい食事を持っていっても、嫁さんは子供に食べさせたりして
暖かかった皿はどんどん冷めていく。
今も昔もイジメは無くならない。子供だけではなく大人の社会でも。
イジメの形は時代と共にかわり、わかりやすい被害
(無視や陰ロ、器物破損/暴力)にSNSでの誹謗中傷/晒し)も加わった。
その中で事あるごとに思い出し身を正す出来事を書く。
中学校の同級生にT君という同級生がいた。
T君とは小学校が同じだったが、第二次ベビーブーム世代でマンモス中学、
一学年(一クラス35〜40人)が9クラスあったため、他クラスだった。
中学に入って体が小さく人付き合いの苦手な私は直ぐにイジメの対象になった。
正直に言うけど、義母の介護をすることになった時、嫌だなと思ったの。
実は私の実家、高校生の時に母方の祖母を引き取って同居介護が始まって結構な修羅場を見てきたのね。
本人から聞いたのか、共通の友人から聞いたのかあやふやだけど、その子は物心つく前にお母さんが亡くなっていて、
父親に育てられたみたいな話は耳にした事があった。
式後に聞いた話だけど、何かの映画か小説かであった、余命を知った母親がまだ小さい子供のためにビデオメッセージを残すみたいな事を
その子の母親もやってたそうだ。
と言っても何百本もって訳じゃなく、絵本を読み聞かせるビデオや、小学校卒業ぐらいまでの毎年の誕生日メッセージぐらいだったらしい。