コミックスのカバー折り畳み部分に作者が色々軽い文章書くところに
手塚先生がこんなようなことを書いてあった
医学生の集まりと飲み会の機会があった。一人の学生が手を挙げて僕に質問してきた。
「あなたの漫画に出てくる病気は実在するのですか」と。僕は「えっ、実在しませんよ」と正直に答えた。
するとその学生が突然怒って「それは何だ!存在しない病気を描くな!」と非難してきた。
僕はといえば、大学生にもなるのに、こんなことを言う彼の幼稚さにびっくりした。僕は漫画家ですよ(笑)
子供の頃:学生さんは真面目だ!立派。手塚先生ってひどい。存在しない病気を描きすぎ!
大人の今:学生、バカだな
BJ読んで医学部目指す子がたくさんいる現代とは時代が違うのかもね
ガチで「ゴルフの起源はイギリスだ」ってクレーム入った話思い出したw
昔は何書いても許される女性週刊誌みたいな出版社かと思ってたよorz
手塚先生、かっこいいなw
そうでなきゃスポーツ漫画等がヒットした時に
それを始める人が出てきたりしない
それで夢中になってサッカープロになっちゃう人とか
そもそも環境が整えられたりしたりする
漫画ですよ(妄想ですよw)とか作者に言われるの
冷や水を浴びせかけられるみたいでなんだかなあ
漫画家相手には嫉妬したりと幼稚な先生も、医学生相手には冷静なんだなあと感心したw
ブラックジャックや他の漫画でも、いろんな奇病があったけど
架空でオリジナルな病を考えるというのはある意味すごい。
>>17
ぼくの地球を守ってでもそういう欄外のやりとりがあったけど
作者もできたら言いたくないよねえ
ファンレターとかで私の前世はどうたらこうたらって手紙が大量に来たらそりゃ「妄想ですよ作り話ですよ」って書きたくもなるわな
厨房の頃読んでたけど、なにこの作者当り前のこと書いてんの?って思ってたから
前世話マジになってる人いるんだって驚いた
その学生が怒って非難してきたりしなければ、
手塚先生もそんな返しはしなかっただろうと思うなあ。
「えっ、実在しませんよ」
「あ、そうなんですか!てっきり本当かと思ってしまいましたw
それにしてもどういうことから思いつかれたのですか?」
とでも言っていれば、先生と話もはずんだだろうに。
キャプテン翼読んでサッカー選手になったってプロは沢山いるけど、
高橋先生に
「スカイラブハリケーンなんて実際にできるわけないし、やる意味ない」
と非難する人はいないと思うんだよね。
医大に入って作中にある病気が本当にあると思って調べたらなかった
子供のころは本気で信じてましたw
とかなら笑えるけど
その道に進んでまだその段階じゃしっかりしろと言いたくなるかも
雷獣シュート真似して骨折したトッティさんとかなw
「漫画の内容をそのまま鵜呑みにする読者が多いので
ルールや技術等はきっちり調べて、間違いのないようにしてる」
と書いてたのを思い出した。
まあ当時の別マは、読者の年齢層が低めだったせいもあるんだろうけど。
テレビでやってたからとか、本に書いてあったからとか、
ネットで出てたからとか、簡単に鵜呑みにしちゃ駄目だ。
情報リテラシーの第一歩だ。
フィクションがきっかけで実際取り組む人ならフィクションであることは承知で
その作品の思想や姿勢にひかれるんだと思う
それは妄想とかそういう問題じゃない部分だよ
BJなら難病に対する姿勢や治癒の喜びや協力者たちへの感謝とか
「医者は手助けするだけ、治すのは患者自身だ」とかさ
スポーツなら努力の大切さとかライバルとして敵視してても気持ちは誰よりわかるとかさ
宇宙飛行士の若田さんはウルトラセブンに憧れてたわけだけど
こんくらいの作品だと最初からフィクションだとわかってるだろうけど
それは問題にはならなかっただろうと思うのよ
昔はねーよw無茶だよwと思いながら見てたけど
今は細けえことはいいんだよ!になったわ
サッカーって楽しいよ!のみで変に人間関係でドラマを盛り上げようとしてないのがいいのかな
トッティかわいすぎるw
賢いネズミが出てきて「チューいせよ」と言うあれ。
学習マンガだから箔をつけるために名前の通った大学教授の先生に必ず監修をお願いしたらしいんだけど、
ある先生が原稿に目を通した後、開口一番「ネズミは人の言葉を喋りません」と大真面目な顔で言ったらしい。
なんかもう、どうしようもない話だと思った。
>でもフィクションを本気にしてそれに取り組むってあるよね
漫画やアニメで未来の機械やひみつ道具を見て目をキラキラさせてた子供たちが成長して
日本の科学や技術の発達に貢献するような人材になるかもしれないし。
子供の時に夢中になったものって馬鹿にできない。
かつて「サイボーグ009」に胸躍らせてた少年が、今はサイボーグの研究をしているという実話があるよ。
テレビで若田さんとセブンの森次晃次が対談してて、森次が苦笑気味で
「本物の宇宙ってのは、セブンに出てくるのなんかとは全っ然違うんでしょ?」
って聞いたら
「いやっ!結構!ホントだったとこも多いんですよ!」とか
一生懸命フォローしてていい人だなあと思った
円谷宇宙のどこがホントだったかは言ってなかったけどw
調べたり、詳しくなると、いかに事実や原典を基に
上手い捻りをしてるかが分かって唸る。
娯楽作品としても一級品、基を活かす作家性も凄い、
そういうものが長く愛され、研究者や仕事に就く人も
生んでるんでしょうね。
それって「できる・できないのひみつ」とか「発明・発見のひみつ」あたりかな?
あの先生ならすごい好きだったんだよね~。
ブタとかお決まりのキャラがいたような。
もう一度読みたいなあ。
それにしても大学教授、漫画にそのツッコミはないわww
偉い先生だろうに、頭良いくせにバカだねw