彼氏「だから無理だって言ってんだろ!」
彼氏「お前のバッグなんだからお前が取れよ!」
そんな押し問答が延々と続いていたので、見かねた私はスタスタとそのバッグのもとへ。
そしてバッグにへばりついていたカナブンを手で掴み、そのまま遠くへ放り投げた。
その様子を見ていたカップル呆然。私はバッグを持って彼女の所へ行き、「もう大丈夫だと思いますよ」と言ってバッグを渡した。
カップルはペコペコと頭を下げ、お礼を言って来た。だけど何故かまた言い合いが始まる。
彼女「男のくせに虫も触れないなんて最悪!超ヘタレじゃん!」
彼氏「気持ち悪いんだからしょうがないだろ!」
結局またケンカするんかい!と思いながら、帰ろうとした私。だけど彼女が引き止めて来た。
彼女「ねぇ!虫も触れない男ってどう思います!?情けないですよね!?」
私「あぁ、うん…まぁ、最近の男性はそういう人多いですよ」
彼女「私は情けないと思う!こんなんじゃ結婚とかしても不安!」
そのセリフを聞いて彼氏キレる。
彼氏「じゃあ虫も平気で触れる男と結婚しろよ!!」
彼女、号泣。「私の為に虫を克服しようと思わないの!?最低!」
それから5分ぐらいまたカップル言い合い。私は帰るタイミングを失ってしまい、ずっと突っ立っていた。
途中からだとよく分からないので、最初の書き込みの内容を、ざっと説明しときます。
先日私は、夜中にアイスを買いにコンビニへ。
すると店の外で大声でモメているカップルと遭遇。どうやら、彼女のバッグにカナブンが引っ付いていて、お互いに虫嫌いだから騒いでいた。
という感じです。
では続きを。
カップルの言い合いに無関係の私が下手に口を挟んだらややこしくなるので、私はずっと黙っていた。
時折、彼女の方が私にも話をふって来るので、その度に適当な返事をしておいた。
アイス溶けそうだしとにかく早く帰りたい。
そう思って、二人の口論がちょっと落ち着いた頃を見計らって、「すみませんが私帰りますね。冷静になってから、もう一度よく話し合った方がいいですよ」とだけ言ってマッハで帰宅。
こんな時に限って、アイスの種類が多いからといって自宅からちょっと離れたコンビニまで来てしまっていた。
自宅に戻って時計を見ていると、コンビニへ行ってアイスを買って帰って来るまで40分も経っていた。
買ったアイスは、アイスの実二つ、棒アイスも二つ。袋を軽く振ってみると、チャプチャプと音が鳴る。
結果、全部溶けてた。アイス代無駄になった。もう何もかもが嫌になった。疲労だけが残った。
あのカップルの事は一生忘れない。
それカップルにアイス代貰っていいレベルなんじゃないのかw
おつでした
会話から始めるなんて、すげぇ斬新だと思って読んでたけど違うのかw
乙です
ちなみにあの時、コンビニの前で修羅場っていたので腕と掌に8箇所も蚊に刺されてしまい、寝ている間に掻きむしってしまったらしく、腕が悲惨な事になりました。
その場で適当に返事しながら
アイスを食べればよかったのに
その場で4個も食えるわけないだろ
仲直りのきっかけにもなったかもしれん・・・なギリないな!