196: 名無しの心子知らず 2010/12/01(水) 22:15:05 ID:DayflOG1
いつのころからか忘れたけど、サンタが親だということには気付いていた。
でもそれを言ったらいけないんだと、なんとなく思っていて
サンタがいるかどうかという話はしたことがなかった。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/baby/1290998013/
196: 名無しの心子知らず 2010/12/01(水) 22:15:05 ID:DayflOG1
小学4年の頃だった。相変わらずクリスマス前に親はプレゼントの探りを入れてきた。
当時私が欲しかったのは、アコーディオン。
それがどのくらい高価なものかとか、親がどの程度のものなら買ってくれるとか
そんなことは考えたこともない能天気娘だった。
25日、目が覚めると、枕元にアコーディオンはなかった。
吊り下げていた靴下の中には手紙が入っていた。
『メリークリスマス。今年も良い子でしたね。
あなたはもうずいぶん大きくなりました。そろそろプレゼントは卒業です。
これからも元気いっぱいな良い子のあなたでいてください。
サンタさんはいつまでも、空からあなたを見ています。サンタより』
読んだ瞬間、涙が溢れた。
両親や弟は、プレゼントが貰えなくて泣いたと思ったようだが
本当は、嬉しくて涙が止まらなかったんだ。
サンタクロースについて、どう決着をつけるか考えてくれた両親に感動して。
ただ「サンタは親だから」と突き放すだけじゃなく
ちゃんと考えてくれたことが、嬉しかった。
思いっきり父の字の手紙も、丁寧に書こうと震えた字も、嬉しかった。
サンタさんの手紙は、今でも実家の机の引き出しに眠っている。

今、自分の子供は1歳。
我が家のサンタさんは空気が読めないから、あまり気の利いたことはできないだろう。
去年は私もいっぱいいっぱいで、気が付いたら年末だったけど
今年はちゃんとするからね。
とりあえず、プレゼント何にしようかな。

200: 名無しの心子知らず 2010/12/01(水) 22:52:43 ID:IF6rnNs8
>>196
不覚にも泣いた。
いいご両親だね。うちは上の子が三年生だから、
そろそろそう言う話も考える年頃だから参考になったよ。

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