仕事柄そいつと組むことが多いので、そいつが「メスがナマイキな」だの「メスの縄張り争いは醜い」だのと大声で言うたび、横の俺まで同類のように冷たい目で見られて大変に迷惑だった。
義兄が結婚したからと義実家に連れて来たときに私達はまだ同居してなかったから、私達家族は会って無い。
その後義兄達は結婚式も挙げなかったし、義兄嫁が義実家にそれ以来やってくることも無く会う機会も無し。
それから義母が倒れて要介護になり、義父がまだ現役だったので、助けるために誰か同居するか、施設に居れるかという話し合いになった時も、義兄のみ参加で義兄嫁の「面倒見て貰ってないから面倒見る義務も無い。旦那(義兄)が何らかの金銭補助するのだったら離婚する。」という表明があり、恥ずかしげもなく義兄は「嫁がそう言ってるから、俺んちは何にもできん。父さんまだ現役だし金には困ってないだろ?」と言い切りさっさと帰って行った。
「ごめんね。別の人好きになっちゃって…バイバイ」
「わるいなw」
と手をつないで自由行動を共にしていた同じクラスのイケメンと元彼女
唖然とした。
なぜならうちの母(典型的エネme)も、いつもこれを言っていたからだ。
避妊嫌いな父の望むままに応じ、11回妊娠し5回流産し2回堕胎し1回氏産し、われわれ3人兄弟を産んだ母。
周囲に愚痴っては「涙が止まりません」「パパ大好きな子供たちからパパを奪っていいのかと…」。
中学卒業後、全員が実家から瞬時に逃走。
「パ.チ.カ.ス.サイマーDV梅毒持ちの親父が好きなわけねーだろ!」
「生まれてこのかた親父が好きだった瞬間なんかねーわ!全員ボッコボコに殴られてただろうが!」
「オカンが親父に未練があっただけだろ!子供のせいにすんな!」
と全員に2時間にわたってなじられ、ようやく「子供はパパ大好きではなかった」と知る阿呆な母。