一年前からカーチャンがスーパーのパートに行き始めたんだけど、そこの古参おばちゃんが凄いんだって
何が凄いってロが氏ぬほど回るびっくりするほど回る
ドラマの話から近所の犬の話から親戚の誰かの十三回忌の話までもろもろ喋る
ただそれと一緒に猛スピードでおぬしもしや産業ロボットか!ってくらいに正確に手が動くから
バックヤードだけの話で客前では静かだし、たぶんあれが動力源なんだろうな…ってことで誰も何も言わないらしい
私の家族は両親と、兄私弟妹。
当時私は小学二年。母と妹は近所のスーパーに買い物に行っていて、不在。兄は部活で不在。
弟と私が家に残っていた。
集合住宅の一階だったので、家のすぐ前は広場のようになっていて、行けば大概誰かが遊んでいる感じ。
小学生になれば近所の公園に行くんだけど、未修学児はその広場で適当に遊んでる。
そこにはいつも大人や、ちょっと大きいお兄さんお姉さんがいて、小さい子たちを見ててくれている。
弟は当時四歳。
三輪車を引いて、うちの目の前の広場に行った。
私はトイレにいって家に鍵をかけてから弟を追いかけようと思っていたのだけど、私がトイレを出て鍵を首から下げたら、「ごめんね!」という声とともに玄関が開いた。
そこには血まみれの弟と近所のおばちゃんたち。
弟は頭から血を流しながらギャアギャア泣いている。顔はなんか紫っぽい。
私の家族は両親と、兄私弟妹。
当時私は小学二年。母と妹は近所のスーパーに買い物に行っていて、不在。兄は部活で不在。
弟と私が家に残っていた。
集合住宅の一階だったので、家のすぐ前は広場のようになっていて、行けば大概誰かが遊んでいる感じ。
小学生になれば近所の公園に行くんだけど、未修学児はその広場で適当に遊んでる。
そこにはいつも大人や、ちょっと大きいお兄さんお姉さんがいて、小さい子たちを見ててくれている。
弟は当時四歳。
三輪車を引いて、うちの目の前の広場に行った。
私はトイレにいって家に鍵をかけてから弟を追いかけようと思っていたのだけど、私がトイレを出て鍵を首から下げたら、「ごめんね!」という声とともに玄関が開いた。
そこには血まみれの弟と近所のおばちゃんたち。
弟は頭から血を流しながらギャアギャア泣いている。顔はなんか紫っぽい。