ちょっくら会社の同期が修羅場った時の話をさせてくれ
その同期というのが、よくもまあうちみたいな小さい会社にって学歴で、なぜかなと思っていたものの半年もせず勉強「だけ」異様にできるタイプと発覚
例えば仕事に関係する展示会で勉強する事になった時はブースの内容を予習するが、列車の乗り継ぎで迷いかけたり、昼食をとる店を探せなかったりして右往左往する子
仕事上のホウレンソウは怒鳴られた後でも決して怠らないのに物音にはビビりまくる
がしかし、外に出さずデスクに座らせておけば非常に使い勝手の良いことと、調べ物など他から頼まれると嫌な顔一つせず迅速にこなしてくれる性格で、上から可愛がられ、とうとう偉いさんが姪っ子さんを紹介してくるまでになった
自分含め他の同期は早くに結婚してしまって、一人残っていた彼は大喜び
こっちは、こう言っちゃ失礼なんだけれど野豚をプロデュースみたな悪乗りをして私服の選び方だとか彼女のエスコートの仕方だとか、あれこれ教えてやった
幾多のプロデュースの末、彼は姪っ子さんとゴールイン
もう保護者みたいな心境になっていた自分たちも大いに祝福した
当時は良い事してやったなーなんて内心思っていたんだけれど、今となっては背中を押してしまった事を申し訳なく思ってる