1:名も無き被検体774号+ 2011/12/24(土) 21:20:26.22 ID:V1RSgKj30
数年前の話。
誰かに話したかったんだ。
気持ちの整理がどうしてもつかなくて。
誰かに話したかったんだ。
気持ちの整理がどうしてもつかなくて。
多少、脚色してるところもあるかもしれないが聞いてくれないか。
多少、脚色してるところもあるかもしれないが聞いてくれないか。
俺はこの短い期間にいろいろあったよ。
仕事も、まぁまぁ忙しかった。
その話はおいおい報告しようと思ってます。
今日は、ちょっとお話ができそうにありませんが…
どうしても顔が出したくて、来てしまいました。
みんなのレスを読みます。
本当に、ありがとう。
カーチャンに叩き起された俺は、めちゃくちゃ眠い目をこすりながら、
現状確認した。
6時だった。
眠かった…。大学生の俺には、つらかった。
カーチャンは鼻唄混じりにおべんとうを作っていた。
カーチャンは、イベントごとに、朝からおべんとうを作ってくれる。
俺は子どもの頃から、この”カーチャンのおべんとう”が
嬉しかった。子どもの頃から、ずっと感謝してた。
今思うと、ずっと子どもの頃から感謝できたのが、すっごく嬉しい。
タコさんウインナー
たまご焼き
そぼろごはん
ミートボール
からあげ
キュウリ
プチトマト
カーチャンのおべんとうは、いつだって変わらないおいしさだった。
カーチャンの病状が少し良くなった記念に飼ったハムスターが、
徐々に弱ってきてしまった。
俺含む家族全員、ハムスターを溺愛していたため、
みんなかなり心配していた。
寿命が近いとはいえ、もう見ていられなかった。
弱っていくのを見て、俺は涙が止まらなかった。
カーチャンは、すごかった。
もう必タヒでお世話をしていた。
ハムちゃんも、カーチャンにすごいなついていた。
それは老衰しても、何も変わらなかった。
俺は、カーチャンとハムちゃんが一緒にいるところを、直視できなかった。