って理由で高校になっても門限が5時だった姉
他にも色々と制限されてたけど割愛
そんなんじゃ友達も趣味もできる訳なくていつも一人でボーッとしてつまらなさそうに過ごしてた
でも絵を描く時だけは楽しそうだったかな
子供の時の姉の顔はうんざりした表情しか覚えてない
もともと、私と旦那の結婚が正式に決まった直後に弟から
「彼女からいつプロポーズしてくれるのって催促されてるんだけど…」と相談を受けて
「まだ1年ちょいだし、もうちょっと後でもいいんじゃないの?」なんて話をしたんだけど、
私と彼が結婚式の相談だの、親同士の顔合わせだの、新居の相談だの家具をみにいったりだのしてるのを
弟を通じて聞いてイラだったのか「今結婚しないなら別れる」とキレだして、仕方なく弟がプロポーズしたらしい。
数年前、激怒しながら爆笑した。それから、涙を流しながらガッツポーズをした。
大昔、高校を卒業する時、毒父が「働け、女は学問不要」と言って進学が出来なくなりそうになった。
父に言いなりの母は「ごめんねえ」と言うだけだった。
その時、母方の祖母が学費を出してくれた。「これで、手に職をつけえ。いつでもどこでも働き口が見つかるようにせえ。
そうしたら、女でも世の中渡っていける。嫌な男の元で嫌々暮らして我慢して生きていかんでもようなる。」そう言って、
少ない老後の蓄えから学費を出してくれた。そうして、私は看護師になれた。