何度も言った。最初は私も返事しないで聞こえないふりしていたけど、
何度もしつこく言うし、息子も「?」って顔している。ウトメは既に他界。
だんだんイライラしてきて
「親の私達も老後子供に経済的負担かけないようにって共働きで節約して
準備しているんです。お姉さんの老後は、息子とは無関係ですからそのつもりで」
って言ってやりました。
「子供に頼ろうとか、冗談でも言う人とお付き合いはできません」
と追い討ちもかけておきました。
入社したての頃、職場先輩(新郎)の式に招かれた。
新郎は若手ながら大きな仕事を任される、将来の幹部候補。
披露宴も盛大で、順調に成功の階段を登っているなあという感じだった。
それが、式をひと月後に控えた日曜日のこと。不意に新郎弟から電話が入った。
実は新郎弟とは高校・大学の同級生、卒業後も偶に飲む仲(今は疎遠)。
だから気にせず電話を取ったのだが、様子がおかしい。
今こそその離婚届の使い時だったりして…。
最初に結婚した子は京都で式と披露宴をしたんだと。
その際「交通費、宿泊費合わせて一人一万円しか負担できないの。
そのかわり披露宴は手ぶらで来てね。絶対に絶対に絶対に祝儀は受け取らないからね。
受付にも受け取らないように強く念押ししてるからね」と言うのでその言葉に甘えたらしい。
しかしその好意が次に金沢で結婚した子の不幸を招いた。
3歳の子供が親を選べるかよ。幼い子に選択を迫るほど迷っちゃいない。
>「片親でも絶対子供を幸せにする」という意気込みがより強いほうが育てれば
>それはそれで子供も幸せだと思うんだがなあ
子供を思う気持ちはお互いに一致してる(と、信じてる)。子供を取り合うつもりは無いんだ。
父と母、どちらかと言えば、母だという結論に達した。「託す」って深い言葉だなぁと実感したよ。
>おまえのためにお父さんは我慢してお母さんにおまえを託したんだ
なんて言うつもりは毛頭無いよ。そこまで迷走しちゃいないよ。